吉阪隆正展関連トーク
ヴェネチア・ビエンナーレ日本館とキュレーション
吉阪隆正が設計し、1956年に竣工したヴェネチア・ビエンナーレ日本館。日本の現代美術を世界に発信する展示場として半世紀以上に渡って使用され続けています。一方で、日本館は独特な形状や空間であるため、展示計画の難易度が高いことで知られています。
本トークでは、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館展示のキュレーションした中野仁詞氏、服部浩之氏のお2人をお迎えし、日本館の独特な空間に対してどのように展覧会を作り上げたかなど、そのプロセスを伺います。
1.ヴェネチア・ビエンナーレ日本館について〔建設経緯とヒストリー〕
2.「塩田千春:《掌の鍵》 –The Key in the Hand –」展についての舞台裏
3.「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」展についての舞台裏
休憩
4.クロストーク
5.質疑応答
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撮影:澁谷征司
中野 仁詞(なかの ひとし)
1968年、神奈川県生まれ。公益財団法人神奈川芸術文化財団(神奈川県民ホール/KAAT神奈川芸術劇場)学芸員。
キュレーター/第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2015年)日本館「塩田千春 掌の鍵」、横浜トリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」。
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服部 浩之(はっとり ひろゆき)
1978年、愛知県生まれ。東京藝術大学 大学院映像研究科 准教授。秋田公立美術大学 大学院複合芸術研究科 (兼任:美術学部アーツ&ルーツ専攻) 特任准教授。
キュレーター/あいちトリエンナーレ2016「虹のキャラバンサライ:創造する人間の旅」、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2019年)日本館「宇宙の卵|Cosmo-Eggs」。
基本情報
- 日時
2022年3月21日(月・祝) 18:00~19:30
- 会場
東京都現代美術館 企画展示室1階 展示室内
- 定員
先着40人程度
- 参加費
無料(ただし当日有効の「吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる」展チケットまたはMOTパスポート、身体障害者手帳等のご提示が必要です)
- 参加方法
先着整理券制。当日15時より企画展示室入口付近にて整理券を配布いたします。
※感染状況によっては、中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。