- 教育普及「普及プログラム:MOT美術館講座」
第65回MOT美術館講座
鈴木昭男 “ta do ri” の会
鈴木昭男+宮北裕美 パフォーマンス本講座では、当館の所蔵作家であり、サウンドアートの先駆者として国内外で活躍する鈴木昭男と、即興的なパフォーマンスや視覚芸術の可能性を探求する宮北裕美によるプログラムを全2回にわたって開催します。
9月9日は、1963年に名古屋駅で行った《階段に物を投げる》というパフォーマンス以来、一回限りの出来事の経験を研ぎ澄ますことに焦点を当ててきた鈴木昭男と、近年デュオとしてもともに歩んできた宮北裕美によるパフォーマンス・セッションを行います。本プログラムでは、過去に発表した創作音器の演奏やコンセプチュアル・サウンドワークなどの多様な音の表現に加え、音響設計集団・WHITELIGHTによって、会場全体が特別な響きで包まれます。美術館という場を舞台に、鈴木が手がけた過去の作品の「再演」を試みるとともに、この共演から生まれる新たな表現の場をお楽しみください。
Volume Festival(ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館、シドニー、2023) © Traianos Pakioufakis
基本情報
- 日時
2026年9月9日(水)18:30~20:30(開場 18:00)
※本プログラムは閉館後の開催となります。- 会場
東京都現代美術館 B2F 講堂
- 講師
鈴木昭男+宮北裕美
- 音響設計
WHITELIGHT
- 定員
60名程度
- 申込方法
事前申込制(先着順)
下記の申込フォームより参加者本人のお名前でお申込みください。
申込フォーム
申込締切:当日10:00
※当日16:30から18:00まで、インフォメーションにて、当日参加券を若干数配布します(数に限りがございます)。- 参加費
無料
- 注意事項
・プログラム中およびプログラム終了後に、他の作品や展示はご覧いただけません。
・閉館後18:00以降は美術館駐車場のご利用はできません。本プログラムにご参加の方は、近隣のコインパーキングをご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。
講師プロフィール
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Courtesy of Beethoven Foundation for Art and Culture Bonn / Photo by Meike Boeschemeyer
鈴木昭男(すずき・あきお)
1941年生まれ。1963年、名古屋駅でおこなった《階段に物を投げる》以来、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自修イベント」により、「聴く」ことを探求。1970年代にはエコー楽器《アナラポス》などの創作楽器を制作し、演奏活動を始める。1988年、子午線上の京都府網野町にて、一日自然の音に耳を澄ます《日向ぼっこの空間》を遂行。1996年に街のエコーポイントを探る「点 音」プロジェクトを開始。ドクメンタ8(ドイツ、1987年)、大英博物館(イギリス、2002年)、ザツキン美術館(フランス、2004年)、ボン市立美術館(ドイツ、2018年)、東京都現代美術館(2019)など、世界各地の美術展や音楽祭での展示や演奏多数。

宮北裕美(みやきた・ひろみ)
兵庫県伊丹市出身。イリノイ大学芸術学部ダンス科卒。舞台芸術の出演や振付を経て“立つ、歩く、座る”と言ったシンプルな動作、身の回りのモノや現象にダンスを見出し、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探る。2012年、京都府北部丹後半島に拠点を移し、浜で採集した自然の石を打つダンス「NuTu(ヌトゥ)」を創始、国内外で上演。近年は公共の場や自然環境などで様々なサイト・スペシフィック・パフォーマンスを手がける。ダンサーとして活動してきた固有の時間感覚や空間感覚を美術表現へと持ち込み、3331 アーツ千代田(2019)、Kunsthaus Dresden(2021)、鳥取県立博物館(2023)などで発表している。
