「開館30周年記念展 日常のコレオ」関連プログラム
檜皮一彦 アーティスト・トーク
みる人・つくる人から考える、美術館のアクセシビリティ
30周年記念展「日常のコレオ」では展覧会づくりにおける「アクセシビリティ」を考えるため、本展参加アーティスト・檜皮一彦にアクセシビリティ・コンサルタントを務めてもらいました。多くの人が居心地よく過ごせる空間とはどのようなものなのか、通路の幅やキャプションの位置、作品の体験方法などアクセシビリティの視点から見直しました。本トークでは、そのプロセスを振り返りながら、それでもなお残った課題について、美術館を運営する側、利用する側、双方の視点から考え、今後の課題や可能性を本展キュレーターとディスカッションします。
※手話通訳、文字支援付き、テレコイル対応のロジャーネックループ貸出あり
登壇者プロフィール
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《walkingpractice》(「アブソリュート・チェアーズ」展、埼玉県立近代美術館、2024年)
※参考写真 檜皮一彦(ひわ・かずひこ)
大阪府生まれ、同地拠点。
檜皮一彦は自身も移動に使用する車椅子を用いた彫刻、映像作品、インスタレーション、パフォーマンスなどを通して、人々の中にある固定観念や権力勾配を露呈させる。また、近年の実践として道路や文化施設といったパブリックな空間や制度への介入を行い、その構造自体や潜在的に組み込まれている不均衡を問い直す「walkingpractice」プロジェクトがある。
基本情報
- 日時
2025年11月23日(日・祝)15:00~16:30(受付開始14:45)
- 会場
東京都現代美術館 企画展示室B2F コレオのコリドー(「日常のコレオ」展示室内)
- 登壇者
檜皮一彦(本展参加アーティスト)、本展担当キュレーター
- 定員
椅子席(先着20名程度)、途中参加可能です。
事前予約不要。直接会場にお越しください。- 参加費
要当日有効の本展チケット(MOTパスポートの使用も含む)、または身体障害者手帳等のご提示
