「開館30周年記念展 日常のコレオ」
檜皮一彦 パフォーマンス
《MOTにおける車いすのコレオグラフィーを実験する。》
日常のコレオ展参加アーティスト・檜皮一彦による、「パフォーマンス」という名の参加型プログラムです。檜皮はこれまで、映像作品やパフォーマンス、自身も移動に用いる車いすを素材としたインスタレーションなどを発表してきました。
本プログラムでは、美術館のパブリックスペースや展示室を舞台に、参加者が実際に車いすを使って(乗る/押すなど)、その空間における移動のしやすさや振る舞いのあり方を体験的に検証します。参加者による身体の動きや集団での移動そのものが、美術館という制度的空間に対する問いとして機能する「パフォーマンス」となるのです。このパフォーマンスとはあらかじめ振付けられた動きを再現するものではなく、参加者の主体的な気づきや観察を重視するもので、体験後には、参加者同士での振り返りやディスカッションも予定しています。
*車いすを利用していない方、車いす利用者、どちらの参加も歓迎です。

檜皮一彦《walkingpractice》(「アブソリュート・チェアーズ」展、埼玉県立近代美術館、2024年)
※参考写真
【タイムテーブル(予定)】
13:00 集合・レクチャー開始
14:00 パブリックスペースでのロールプレイング
15:00 休憩
15:15 展示室内でのロールプレイング
16:15 休憩
16:30 振り返り
17:00 終了
*タイムテーブルは変更になる場合があります。(最終更新 8/15)
*本プログラムでは記録のため、パフォーマンスの様子を撮影し、後日展示室内での映像上映や記録集への掲載を予定しております。撮影された映像・写真にはお客様が写り込む可能性がございますので、あらかじめご了承ください。