• 教育普及「普及プログラム:MOT美術館講座」

第64回MOT美術館講座

所蔵作家が語るコレクション①

片岡純也+岩竹理恵

本講座では、東京都現代美術館の「コレクション」に焦点を当て、「開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」に展示中の作品、または屋外に設置された作品を手がけた作家たちによるトークを3回シリーズで行います。

1回目は、日常のささやかな現象を取り入れた動きのある作品と、切手や博物図鑑などを組み合わせた繊細なコラージュ作品を手がける2人組のアートユニット、片岡純也+岩竹理恵を迎えます。現在開催中のMOTコレクション展では、片岡純也+岩竹理恵の、電球やファンを用いて物理現象を再現した立体作品《回る電球 #4 霰》や、風景と人体図などの切り抜きから類推や連想を重ねて、50以上のコラージュで組み合わせた平面作品《内包される風景》などを展示しています。「ものごとの原因と結果のおかしみ」というテーマで、2人の作家が制作において大事にしていることや着想の源を伺いながら、これらの所蔵作品を紐解いていきます。

片岡純也+岩竹理恵《回る電球 #4 霰》2019

片岡純也+岩竹理恵《内包される風景》2013-2020 撮影:木奥惠三

基本情報

日時

2025年8月3日(日)14:00~15:30(開場13:45)

場所

東京都現代美術館 エントランスホール(1F コレクション展示室前付近)

講師

片岡純也+岩竹理恵

参加方法

事前予約不要
※椅子席は先着30席程度(予定)

参加費

無料

情報保障

※手話通訳あり。
補聴援助を必要とする方にご参加いただけるよう、テレコイル対応のロジャーネックループを数量限定でご用意いたします。ご希望の方には、会場でお貸出しいたします。テレコイルは、事前にかかりつけのメーカーや病院で設定作業をお願いします。

手話マーク(全日本ろうあ連盟)カラーA2.jpgのサムネイル画像

  • 講師プロフィール

    片岡純也+岩竹理恵(かたおか・じゅんや+いわたけ・りえ)

    ともに1982年生まれ、神奈川県在住。筑波大学大学院芸術専攻を修了後、パリ、横浜、台湾などで滞在制作してきた。日常のささやかな出来事をシンプルな現象で再現するキネティック作品と、写真や図鑑などから類推や想像でイメージを展開させていく平面作品を組み合わせた空間構成が特徴的で、素材や図案の出会いに物語を生み個々の作品の題材がゆるやかに響きあう手法を使う。主な展覧会に「岩竹理恵+片岡純也×コレクション 重力と素材のための図鑑」(神奈川県立近代美術館 鎌倉別館、神奈川、2025)、「瀬戸内国際芸術祭2022」(岡山、2022)、「MOTアニュアル2020 透明な力たち」(東京都現代美術館、東京、2020)、「BankART Under35 2017」(BankART Studio NYK 1F / Mini Gallery、神奈川、2017)などがある。

※講師の作品は開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」展でご覧いただけます。

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