• 教育普及「普及プログラム:MOT美術館講座」

第64回MOT美術館講座

所蔵作家が語るコレクション②

淺井裕介

本講座では、東京都現代美術館の「コレクション」に焦点を当て、「開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」に展示中の作品、または屋外に設置された作品を手がけた作家たちによるトークを3回シリーズで行います。
2回目は、土や水、マスキングテープなどの身近な素材を用いて、動植物や人間などをモティーフに、主に絵画作品や壁画、ドローイングを国内外で発表する淺井裕介を迎えます。
現在開催中のMOTコレクション展では、淺井裕介が木場公園やさまざまな地域で採取した土で描いた巨大な絵画作品《泥絵・素足の大地》と《泥絵・へその木》を展示中です。《泥絵・素足の大地》は、大小複数のパネルを組み合わせた一枚の絵になっており、前会期の展示とはパネルを組み変えています。これらの作品を中心に、「土」という素材や描く場所、モティーフと、作家がこれまでどのように向き合いながら制作してきたのかを伺います。

淺井裕介《泥絵・素足の大地》2011 ©︎ Yusuke Asai, courtesy of ANOMALY

基本情報

日時

2025年8月9日(土)15:00~16:30(開場14:45)

場所

東京都現代美術館 エントランスホール(1F コレクション展示室前付近)

講師

淺井裕介

参加方法

事前予約不要
※椅子席は先着30席程度(予定)

参加費

無料

情報保障

※手話通訳あり。
※補聴援助を必要とする方にご参加いただけるよう、テレコイル対応のロジャーネックループを数量限定でご用意いたします。ご希望の方には、会場でお貸出しいたします。テレコイルは、事前にかかりつけのメーカーや病院で設定作業をお願いします。

手話マーク(全日本ろうあ連盟)カラーA2.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

  • Photo: Yosuke Takeda

  • 講師プロフィール

    淺井裕介(あさい・ゆうすけ)

    1981年東京都生まれ。制作地で採取した土や水を用いて描く「泥絵」、マスキングテープにマーカーで描く「マスキング・プラント」、鹿の血液から精製されたプルシアンブルーによる「青い血の絵」など、様々な素材と手法を駆使して絵を描き続ける。 
    近年の主な個展に、「淺井裕介展 星屑の子どもたち」(金津創作の森美術館、2024年)、「横浜美術館 新収蔵作品特別展示 淺井裕介《八百万の森へ》」(横浜美術館、2024年)など。主なグループ展に、「積層する時間:この世界を描くこと」(金沢21世紀美術館、2025年)、「開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」(東京都現代美術館、2025年)、「A Spirit of Gift, A Place of Sharing」(ハンコック・シェーカー・ビレッジ、マサチューセッツ、2022年)、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年) など。2019年、横浜文化賞 文化・芸術奨励賞受賞。

※講師の作品は開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」展でご覧いただけます。

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