「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」展 関連プログラム

豊嶋康子を詩に翻訳するワークショップ

豊嶋康子展では、「反転」「順番」など作品の特徴を示すいくつかのキーワードが設定されています。これらの特徴をより深く理解することを目指して、「豊嶋康子の作品を鑑賞しながら、短詩(五七五)を作る」というワークショップを開催します。

アートを見ながら五七五を作るというと、やや突飛な印象を与えるかもしれません。しかし、豊嶋康子が作品の中で行っていることをより自分事として理解するには、私たちも同じ方法を追体験してみることが近道です。そのために、私たちにとって最も日常的な「言葉」を素材として使うことを提案します。言葉を用いて実際に詩を作ってみることで、豊嶋作品の新たな一面に気づいたり、ほかの人との感じ方の違いを知ったりすることにつながるでしょう。
ワークショップでは、講師の助けを借りつつ、豊嶋康子作品の特徴を段階的に五七五へ翻訳していきます。作品が完成したら、それぞれの参加者がどの豊嶋作品を翻訳したのかを、クイズ形式で発表します。
詩を作るのがはじめてという方も是非ご参加ください。

講師:pH7(ピーエイチセブン)

pH7(ピーエイチセブン)は、視覚表現と言語表現を架橋する活動を展開するコレクティブです。詩歌とそれを載せる媒体を総体としてデザインした作品を制作し、書店等で販売しています。近作は『pH7.3 字・窓』(2023)。メンバーは伊澤椅子(伊澤拓人)、片田甥夕日、片山嵐大朗の3人。そのうち伊澤は当館インターンでもあり、今回のワークショップを企画しました。(今回のワークショップは伊澤・片田甥の2名が担当します)
Webページ:https://note.com/ph7_collective/

基本情報

日時

3月3日(日)14:0016:30(受付13:50~)

会場

東京都現代美術館 B2F 研修室

定員

10名(高校生以上)
※展覧会をご覧になってから参加されることをお勧めします。(展覧会の入場には別途チケットが必要です。)

申込方法

事前申込制・先着順
申込みフォームよりお申込みください。※定員達したため受付終了
※定員に達し次第、受付を終了します。ただし当日空きがあれば参加可能です。

参加費

無料

講師

伊澤拓人(MOTインターン、pH7)、片田甥夕日(pH7

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