MOTサテライト2019 ひろがる地図 ワークショップ

てざわりのカード

自分の生きている世界を、てざわりで表現する

目が見えている人は、視覚を中心に世界を認識しています。目の見えない人は、触覚や対物知覚(天井の低いところに入ると圧迫感を覚えるような感覚)によって空間を感じ取っています。同じ場所にいて同じものに向かっていても、そこで認識されている風景は違うのかもしれません。それは、目が見えているかどうかで二つにきっぱり分かれるものではなく、実は一人一人で異なるものなのではないでしょうか。私の見ているもの感じていることを、他の人が同じように見たり感じたりしているとは限りません。
このワークショップでは、さまざまな素材(布、金属、プラスティックなど)で作った「てざわりのカード」を使って、自分の中にある風景や物語をてざわりに置き換えてみます。自分の感覚を、他の人にも体験できる形に落とし込んでみることで、自分の知覚の偏りや、自他の違い、そして触覚の面白さを発見できるでしょう。
見える人も見えない人も、大人も子どもも、一緒に楽しめるワークショップです。

*このプログラムは文化庁委託事業「障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」として実施します。

講師プロフィール

光島貴之
1954年生まれ、京都府在住。10歳の頃に失明し、鍼灸師としても活動。1995年より製図用テープとカッティングシートを用いる独自のスタイルで「触る絵画」の制作を始める。兵庫県立美術館やサンディエゴ美術館など国内外での展覧会・個展が多数。
https://mitsushima-art.jimdofree.com/

基本情報

日時

2019年9月7日(土)14:00-16:30

場所

どうぶつしょうぎカフェいっぷく(江東区白河3-2-15)
*会場は東京都現代美術館ではないのでご注意ください!美術館からは徒歩10分弱

定員

定員 20名(先着順・事前申込制)

参加費

無料

申込方法

申込フォーム、またはお電話にてお申込みください。

■申込フォームでお申込みの場合
申込フォーム ※定員に達したため、受付を終了しました

■電話でお申込みの場合
TEL: 03-5245-4111「てざわりのカード」担当宛にご連絡ください。 ※定員に達したため、受付を終了しました

*筆談や車椅子介助などサポートが必要な方、清澄白河駅や美術館から会場まで送迎が必要な方はお申込の際にお申し出ください。すべてのご希望には添えない場合がございますが、その際はあらかじめご相談させていただきます。

お問い合わせ

東京都現代美術館 企画係「てざわりのカード」担当
E-mail: satellite-ws@mot-art.jp  TEL: 03-5245-4111(代表)

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