夏休みこどもワークショップ2007 眠りの森 こわくて楽しいヒミツの森をつくろう!
毎年恒例のアーティストと過ごす夏休み企画。
こどもたちは3日間、美術館に通い、初めて出会うアーティストとともにスリリングな創作活動を経験します。
まるでキャンプや合宿のような美術館の夏休み企画です。
今年はアーティストの磯崎道佳さんの企画により、美術館のガラス張りのエントランスホールに、"眠りの森"を出現させようというプロジェクト。
小学生35人が挑戦しました。
<ワークショップのプロセス>
1日目:磯崎道佳さんの自己紹介とイントロダクション。"眠る人"を新聞紙とカラー模造紙でグループ制作。
2日目:カラーポリ袋で"眠りの森"の景色をガラスに装飾。
3日目:眠りの森に住む"フシギな動物"をカラーのスズランテープで各自制作。展示の仕上げ&おひろめ会。
美術館のエントランスホールには、夢のようにキレイで、でも耳を澄ますとフシギな声が聞こえてくるちょっとこわい"眠りの森"が出来上がり、こどもたちも大満足の3日間でした。
この"眠りの森"は、美術館を訪れた多くの方々〜特に小さいお子さんを連れたご家族に大好評でした。
ワークショップに実際に参加した小学生は35人ですが、それを数多くの人が鑑賞してださったことにより、美術館におけるエデュケーション・プログラムを広く知っていただくよい機会にもなりました。
またこのワークショップではボランティアを広く募集し、ワークショップの実施から展示の解説までお手伝いをお願いしました。
時にはプログラムに対しての鋭いアドバイスをいただくこともあり、約50人のボランティアの協力により、ワークショップは好評の内に全工程を終えることができました。
企画・指導:磯崎道佳
日時:2007年8月3日(土)~5日(日)10:00〜15:00
おひろめ会:8月5日(日)14:30〜15:00
対象:小学3〜6年生
参加人数:35名
協力:山高化成商業株式会社
ワークショップ展示:8月7日(火)~19日(日)
総観覧者数:7000名
ボランティア参加人数:50名
