2025年11月26日(水)

今年はひと味違う!「MOTおもしろプログラム」

ギャラリークルーズ

10月18日(土)、19日(日)に都立木場公園で開催された第43回江東区民まつりに出展し「MOTおもしろプログラム」を実施しました。初めて区民まつりに来たという方や、毎年本プログラムに参加して下さる方、小さなお子さんから大人の方、さらには海外の方まで、両日合わせて1,056人の方々にご来場いただきました。

プログラムでは、毎年恒例となっている「まちがいさがし」と「ぬりえ」を実施しました。今年は開館30周年を記念して、今までご用意していた、難易度の異なる2種類のまちがいさがしに加え、30周年記念キャラクターが登場する新作イラストによるまちがいさがしをご用意しました。また、ぬりえと、景品としてお渡ししている缶バッジも新しいデザインのものを加えました。

さらに今年は、視覚障害のある方にもご参加いただけるように、絵柄を指で触ってまちがいを探す「触察まちがいさがし」と、表面に凹凸加工を施した、絵柄を触って楽しむ「触察缶バッジ」もご用意しました。

  • 触察まちがいさがし

  • 触察缶バッジ

両日ともに待機列ができるほどの盛況ぶりとなり、お待ちいただいている間も「どのくらい難しい?」「上級できるかな?」と話しかけてくださる方もいらっしゃいました。

まちがいさがしを解き始めると「最後の一か所がみつからない!」「ヒントください!」「いや、自力で終わらせる!」という声があちこちから聞こえてきました。例年と同じ絵柄のまちがいさがしも、まちがい箇所を変更したため「去年よりむずかしい!」と頭を抱えるリピーターの方も!

2日目は天気が崩れる時間帯もありましたが、1日目同様、多くの方にご来場いただきました。なかには「昨日とは違う難易度のまちがいさがしに挑戦しに来た」「缶バッジがもうひとつ欲しくて!」と、連日ご参加してくださった方もいらっしゃいました。

こちらは、まちがいさがしを終え、箱の中から缶バッジを引いている場面です。「何が出るかな?」「欲しいバッジが出ますように!」と実はスタッフも毎回ドキドキしています。

箱の中で握りしめたバッジを「せーの!」で手を開いて見せあったり、その場ですぐ胸元につけたり、今までに集めた缶バッジと一緒にお手提げにつけてくださる方もいらっしゃいました。

作品がモチーフになった缶バッジを引いて「美術館で展示されてるやつ!これ好きなの!」と笑顔で教えてくださる方や「いつも現美に行ってるよ」「難しかったけど、すごく楽しかった!」「来年も参加したい!」などのお声をいただき、大変嬉しく思いました。

当館では、本プログラム以外にも、現代美術作家の考え方に触れることのできるワークショップや、鑑賞ツアーなどのイベントも行っていますので、ぜひお気軽に遊びに来てくださいね。(R.T)

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