2017年08月22日(火)

全国盲学校図工・美術研究会に参加(1日目)

その他
ブログ盲学校 001 (300x198).jpg

この日(8月9日)東京は37℃の猛暑日!!
そんな中、全国の盲学校の図工・美術の教員のみなさんが集まり、
8月9日と10日の2日間、研究会が開催されました。
北は山形県、南は熊本県から19名の参加がありました。
場所は、都立文京盲学校。

東京都現代美術館では、スクールプログラムの一環で、
学校にアーティストが出向いて授業を行う、
「アーティストの一日学校訪問」を実施しています。
昨年は、美術家の淺井裕介さんを講師に土を使った泥絵制作や
マスキングテープを用いて絵を描く授業を展開しました。
訪問した学校のひとつに都立八王子盲学校があり、
視覚に障害のある中高生にマスキングテープを使って
いろいろな「感情」をテーマに絵を描いてもらう授業を行いました。
そうした経緯から、今回この研究会で実践事例報告を
させていただきました。

授業の流れや当日の様子、参加した生徒や教員の感想などを紹介した後、
研究会の教員の方々にも実際にマスキングテープを使用して授業でやったのと
同じ要領で絵を描いてもらう体験をしてもらいました。

ブログ盲学校教員研修会 002 (300x225).jpg

体験した教員の皆さんからは、

「小さい頃の落書きを思い出した」
「いろんな視点が広がった」
「夢中になることを実感できた」
「何をやっても正解。素材のゆるさが良い」
「全盲の子への声がけの工夫や、発達段階に応じたテーマ設定が必要」
「自分だけでやるのではなく、他の先生も巻き込んでやってもいい」
「大人数でできるのが良い」

などの感想や意見がでました。

ちなみに、授業でマスキングテープを使用する場合の
利点として次のようなことがあげられます。

1)汚れない
2)やり直しが可能
3)色に左右されない
4)はみだしても気にならない
5)線だけでなく、まるめたりすることで立体にもなる
6)一方を持ってのばすことで、つながっている安心感を生む

こうしたことなども実感していただけたようです。

この日は、他校での実践事例も紹介され、
外の暑さと同じくらい熱気に満ちた研究会となりました。(G)

教育普及ブログ