アーティスト

シュビギ・ラオ

Shubigi Rao

1975年ムンバイ(インド)生まれ、シンガポール在住。
映像、書籍、写真、ドローイングなど、シュビギ・ラオの多くの作品は、2014年から継続しているプロジェクト「Pulp」の一環として生み出されてきた。ラオが世界各地で行ってきた書籍やアーカイブ、図書館への攻撃と破壊に関する調査を起点に展開するこのプロジェクトは、暴力に抗い、知の保存と再構築に力を注ぐ人々の存在に光を当て、とりわけ女性による抵抗の身振りに着目する。そのようなラオの実践は、知を破壊しようとする企てが、植民地主義と強権的な政治体制、そして搾取的な資本主義によって引き起こされる環境破壊と密接に結びついていることを示唆する。本展ではラオがフィリピンで出会った研究者、書店経営者、自主出版社とのインタビューがベースとなったラオの最新作《シャドーステッチ》(2025)を展示する。

シュビギ・ラオ《Shadowstitch》(スチル画像)2025年  Courtesy of the artist.