アーティスト

青山悟

Aoyama Satoru

1973年 東京都生まれ 東京都拠点。
青山悟は、産業革命以降、手仕事を代替してきた機械の象徴として工業用ミシンを用い、労働や芸術の価値とその変容、ジェンダーや、時に人種に関わる社会問題などを主題としてきた。資本主義化とグローバル化が加速し、その構造の歪みが浮かび上がる現代社会において、不可視化され、忘れ去られていく存在を、緻密かつ繊細な刺繍によってすくい上げる。

青山悟《Embroiderers (Dedicated to unknown Embroiderers) #7》2015年 撮影:宮島径
©︎AOYAMA Satoru, Courtesy of Mizuma Art Gallery