日本美術の20世紀 美術が語るこの100年 展覧会概要
東京都現代美術館では2000年という20世紀最後の年に、この100年の美術の歩みをたどる展覧会を開催することになりました。
20世紀の日本美術は、政治、経済、科学など人間をとりまくあらゆる分野と同様に、変革の道を歩みました。この展覧会は1世紀に及ぶ美術の動向を紹介するという難しい試みですが、逆に長い期間を見通すことで、これまで見えてこなかった姿を明らかにする可能性があると思います。また本展は、出品作を通じそれぞれの時代を見つめることを目的のひとつとしています。美術史に登場する機会の少ないものでも、時代を象徴する作品を付け加えることによって、新しい視点が提供されることを期待しています。
このたびは全国の美術館やご所蔵家の協力により、20世紀美術を代表する70余点が出品されます。それらに当館のコレクションを加え、絵画、彫刻280点(展示替えを含む)によってこの100年の成果を確認し、来るべき21世紀への展望をはかろうとするものです。