東京都現代美術館
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グローバル・ヴィジョン-1980年以降の美術  展覧会概要


インターネットを用いれば、今や世界中どこにいても、世界の最新情報を瞬時に手にすることができます。そればかりか、思い立てばすぐに、世界中のほとんどの場所に実際に出かけて行くこともできます。こうして、地理的な距離の遠さや、文化・感覚の隔たりなどを飛び越えて、情報や人間が行き交うようになっています。誰もが地球規模の広がりをもつアプローチを気軽に実践できるような世界を、私たちは、人類の歴史の中で初めて手に入れたのです。

このような新しい状況の中で、特に1980年代以降、美術作品の制作や享受のあり方も急激に変化しています。地域制の限定を超えて、共時的に生み出され、享受されていく作品は新しい世界のありようを反映しています。この展覧会は、当館の収蔵作品を中心に1980年代以降の作品を二部構成で展示し、このような「グローバル」な状況を複眼的にとらえようとするものです。第一部として、単純な形態への還元、自然の諸要素への着目、物質やイメージの根源への希求など、求心的な方向性をもつ作品群、それに対して、第二部では、物事の関係性、他社とのコミュニケーション、社会的なメッセージなどに連なる特徴をもつ作品群を展示します。
靉嘔 ふたたび虹のかなたに
田中敦子―アート・オブ・コネクティング
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