「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」展 関連イベント
大久保ありの公開制作「幽霊の仕事」
「美術館では、鑑賞者が訪れる時間帯以外にも様々な役割の人々が、それぞれの理由で行き交っています。しかし、展覧会オープン時間のみを体験している多くの鑑賞者にとって、その時間以外に美術館で何が行われているのかを知る必要はありません。むしろそれを知ることが作品を見る時の妨げになるかもしれません。わたしにとっての『美術館の幽霊』とは、アーティストのみに限らず、鑑賞者の目を避け別の時間に美術館に存在している人々のことです。」(大久保あり)
本展参加アーティストの大久保ありが、展示会場でパフォーマンスを行います。作品内で壁に書かれているテキストのうち和文の難読漢字に、アーティスト自身が手描きでルビ(ふりがな)を振ります。本来は会期の始まる前か閉館後の美術館で行われる活動を、鑑賞者の時間に出没した幽霊の仕事としての公開制作を行います。鑑賞者は仕事中の幽霊(アーティスト)に自由に話しかけることができます。
※途中、休憩などでアーティストが不在の場合があります。
基本情報
- 日時
8月中の毎週木曜日13:30より2時間半程度(16:00頃終了予定)
8月4日(木)13:30~
8月11日(木・祝)13:30~
8月18日(木)13:30~
8月25日(木)13:30~- 会場
東京都現代美術館 企画展示室 3F
- 参加費
無料(展示室入場には「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」展チケットまたはMOTパスポート、身体障害者手帳等のご提示が必要です)
- 参加方法
事前申込不要。当日会場にて自由に参加できます。
※感染状況によっては、中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。