美術図書室 「こどものにわ」展関連書籍
【 大巻伸嗣 】
『Flowers and landscape 花・風景 モネと現代日本のアーティストたち 大巻伸嗣、蜷川実花、名和聡子. [1][2] 』 [熊本市現代美術館:2009]
当時は前衛と言われた印象派の画家クロード・モネの作品と、日本の現代作家の作品を同時に展示するという大胆な試み。床一面を覆い尽くした花たちが鮮やかな色彩を放ち、その空間を埋め尽くす本展出品作と同シリーズの作品のほか、大巻の別の作品も見ることができる。
『大巻伸嗣個展 Echoes−infinity− 』 [資生堂企業文化部:2005]
資生堂ギャラリーで行われた展覧会。これは2002年に発表した《ECHO》を大幅にバージョンアップしたもの。会場には半透明の布が覆われ、四方から発する蛍光灯の光で観客は自らの影を失い、不思議な空間を体験する。顔料を用いて床に描かれた花は訪れた観客によって踏みしだかれ、再び描き直されるといった消滅と再生を繰り返し姿を変えていく。
【 サキサトム 】
『Saki Satom』 [ガスワークス・ギャラリー:2005]
ロンドンを拠点に映像作品を制作してきたサキサトム。ガスワークス・ギャラリー(ロンドン)で開催された個展に際し制作された作品集。展覧会では今まで制作した作家の映像作品の中から代表作が紹介された。サキは作品を通して都会に住む人間の無意識な行動や存在を顕在化し、われわれに意識させる。
『日常茶飯美−Beautiful Life?』 [水戸芸術館現代美術センター:2002]
10人の作家が参加し、自分たちの周りの環境が持つ意味や情報を認識し、それをどの様な形で表現できるかを試みた展覧会。サキはサラリーマンで溢れる新宿やファーストフードレストランの中へ何か異物を与える事で、都会の人々の自己防衛のための無関心や無意識の心理を顕在化させる。
【 KOSUGE1-16 】
『まいにち、アート!! こども+おとな+夏の美術館 』 [群馬県立近代美術館:2009]
アートと日常のかかわりをテーマとした展覧会。KOSUGE1-16は巨大サッカーボードゲームを出品。彼らは作品を“もちつもたれつ”するための場づくりと考え、アートを通してのコミュニケーションの方法を提案している。
『日常の喜び』 [水戸芸術館現代美術センター:2009]
2008〜09にかけて水戸で開催された展覧会のカタログ。ここでの“日常”とは実社会を指し、その中に入り込み展開されるアートを重要視している。KOSUGE1-16はアートとスポーツの融合を通して、日常におけるある種の生活の豊かさを考えさせる。
【 出田郷 】
『アーカスプロジェクト2006いばらき 活動記録集』 [アーカスプロジェクト実行委員会:2007]
地域づくりの一環として、国内外の若手アーティストを招きその創作活動を支援することを主としたアーカスプロジェクト。出田の手によって空間全体に仕掛けられた装置は、人の動きを感知しモーターが作動し、そこに生まれる光と影は複雑に変化していく。