ごあいさつ

東京都現代美術館は、現代美術の振興を図り芸術文化の基盤を充実させることを目的として1995年3月18日江東区木場に開館いたしました。皆さまに支えられ来年2015年には20周年を迎えることになります。

当館は、上野・東京都美術館の収蔵作品約3,000点を引継ぎ出発いたしました。開館記念展は「日本の現代美術1989-1995」と題し、美術館開館までの10年間の美術状況を18作家の作品により紹介するものでした。現在の収蔵作品は約4,700点となり、戦後美術を様々なテーマで紹介する常設展示とともに、大規模な国際展をはじめとする特色ある企画展示として絵画、彫刻、ファッション、建築、デザイン等幅広く現代美術に関する展覧会を開催してまいりました。また、美術関係図書約100,000冊を揃えた美術図書室を備え、美術に関する情報提供を行うとともに、教育普及を目的としたワークショップや各種講座や講演会等の活動を続けております。

開館20周年を記念する今年度は、2014年4月から15年3月までの1年間で「MOTコレクション展」での記念展やシンポジウム、アーティストによるトーク、プロジェクションマッピングなどさまざまな展示やイベントを開催いたします。これらを通して、これまで美術館を支えて下さった来館者の方々に感謝の意を表するとともに、未だ来館されたことがないお客様にも当館の活動に改めて興味を抱いていただき、美術に親しむことの楽しさにふれるきっかけとなれば幸いです。

そしてこの20周年という節目の年にあたり、当館の目指す「現代」と「美術」を結ぶ「開かれた美術館」の実現、「現代」と「美術」を結ぶメッセージを内外に発信するという目標への思いを新たにするとともに、更なる一歩をたゆむことなく進めるために、これまで以上に魅力的なプログラムを今後も積極的に提供するよう励んでまいります。

最後となりましたが、当館の開館から現在にいたるまで大変多くの方々のご理解とご協力を賜りました。ここにお名前を記すことはできませんが、全てのみなさまに衷心より感謝申し上げます。

東京都現代美術館
館長 髙嶋 達佳

東京都現代美術館で開催された過去の展覧会情報はこちらから検索できます。

ラインナップ

フルクサス・イン・ジャパン 2014
2014年4月13日(日)-4月20日(日)

東京都現代美術館20周年記念 
チームラボによるプロジェクションマッピング作品「憑依する滝、人工衛星の重力」特別バージョン公開

2014年8月9日(土)/8月10日(日) 
追加開催日決定:2014年8月15日(金)/8月22日(金)/8月29日(金)/8月30日(土)/8月31日(日)

シンポジウム
開館20周年記念シンポジウム
歴史の配合
2014年11月1日(土)

野村萬斎×高谷史郎 「三番叟/エクリプス(日蝕)」、「MANSAIボレロ/転生」
2014年12月3日(水)「三番叟/エクリプス(日蝕)」/12月17日(水)「MANSAIボレロ/転生」

東京都現代美術館開館20周年記念事業
ガブリエル・オロスコ による講演会
2015年1月24日(土) 

「未見の星座〈コンステレーション〉-つながり/発見のプラクティス」
サテライト・プロジェクト

2015年1月24日(土)-3月22日(日)
・太田三郎による「太田散歩」(事前申込制) 
2月28日(土)13:00~15:30 3月1日(日)13:00~15:30

・伊藤久也による「みせ派」プロジェクト
1月24日~3月22日 深川資料館通り商店街にて展示

・淺井裕介による「こびとみち」プロジェクト
1月24日~3月22日 深川資料館通り商店街にて展示

・北川貴好プレゼンツみっける!アーティストと子供フェスティバル
「アーティストのアトリエに行ってみよう!」
(事前申込制)
3月21日(土) 10:00~17:00、22日(日)12:00~16:00
*3月22日(日)15:00~の映像発表会はどなたでも参加可能です。

トークセッション
ARTISTS' GUILD:生活者としてのアーティストたち
2015年2月21日(土)10:30~20:00* 、22日(日)11:30~17:45
*トークセッション会場以外の、展示室を含む館内施設は18時で閉館します。

■開館20周年記念 MOTコレクション特別企画展 
「クロニクル 1995- 」
 2014年6月7日(土)-8月31日(日)
「コンタクツ」 2014年9月27日(土)-2015年1月4日(日)
「コレクション・ビカミング」 2015年1月24日(土)-6月28日(日)

■美術図書室
現代美術館展覧会カタログコーナー

※その他のプログラムは詳細が決まり次第、随時アップします。




開館20周年記念 MOTコレクション特別企画

東京都現代美術館は、2015年3月に開館20周年を迎えます。
2014年度のMOTコレクションは、これを記念して3期にわたって特別企画を行います。

「コレクション・ビカミング」

会期: 2015年1月24日(土)- 6月28日(日) コレクション・ビカミング ポスター画像.jpgのサムネイル画像
場所: 常設展示室 1F/3F
「開館20周年記念MOTコレクション特別企画」第3弾は、美術館のコレクションの成り立ちと変化について、
作品の収集、保存、公開という美術館活動の実際を通して、あらためて考えます。
※「コレクション・ビカミング」展覧会ページはこちら

「クロニクル 1995- 」―終了しました―

会期: 2014年6月7日(土)- 8月31日(日)ch_poster.jpgのサムネイル画像
場所: 常設展示室 1F/3F
東京都現代美術館が開館した1995年は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件などの大きな出来事が起こり、バブル崩壊後の社会不安が蔓延するなか、現在ま で続く日本の文化的な流れの節目をなす年であるとしばしば指摘されてきました。現代美術の分野でも、新しい表現が次々と生まれ、それらを支えるインフラも 少しずつ整備されるなど、ひとつの時代の転換点であるとみなすことができます。2部構成からなる本展示は、第1部で1995年前後に何が起こったかを、開 館展の紹介も含め、収蔵品を中心に分析します。第2部では、1995年以降に活動を開始した作家たちの作品を、当館の若手作家コレクションを総括するもの として紹介していきます。1995年を起点とする歴史的な俯瞰図によって、当館の20年間の歩みを辿るとともに、現在進行形のシーンに対する視座を提示し ます。 
※「クロニクル 1995‐」 展覧会ページはこちら

「コンタクツ」―終了しました―

会期: 2014年9月27日(土)- 2015年1月4日(日)
場所: 常設展示室 1F/3F

「開館20周年記念MOTコレクション特別企画」第2弾は、世代や活動領域、コンタクツ_ポスター画像(リサイズ).jpg
手法の異なる作家・作品同士を組み合わせ、MOTならではの展示空間を実現します。

展覧会のみどころ

1.幅広いジャンルにおよぶコレクションの中から、日本画や建築関係の作品など、これまであまり紹介されることのなかった作品を展示します。MOTの収蔵品は、油彩画や日本画、彫刻など伝統的な分野から、ジャンルを超えた造形表現にまで及んでいるのが特徴です。そのなかからこれまで当館では紹介することの少なかった貴重な日本画作品や、建築模型・写真などを展示します。

2.展示室ごとに異なる多彩な作品の繋がりが楽しめます。 今回の展示では、世代や活動領域、手法の異なる、作家同士を組み合わせています。
展示室ごとに違った表情を見せる、新たな作品同士の出会いが楽しめます。

3.初公開を含む新収蔵作品を紹介、作家による特別展示にもご期待ください。MOTでは、近年若手作家の作品を積極的に収集し、これまでも数々の特集展示を行ってきました。今回は、千葉正也(1980-)、加藤泉(1969-)、
冨井大裕(1973-)、関根直子(1977-)、福田尚代(1967-)といった作家を特別出品や新作を含めて紹介します。
※「コンタクツ」 展覧会ページはこちら

美術図書室
現代美術館展覧会カタログコーナー

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美術図書室では、開館から現在までの東京都現代美術館に関連した資料を、保存・公開してきました。
展覧会カタログコーナーでは、これまで開催された展覧会のカタログをご覧いただけます。



―下記のプログラムは終了しましたー



フルクサス・イン・ジャパン 2014

2014年4月13日(日)- 4月20日(日)
開館20周年記念事業の第一弾として、フルクサスのオリジナルメンバーによる「フルクサス・イン・ジャパン2014」を開催します。
フ ルクサス(Fluxus)の活動は、音楽、詩、美術、映像、パフォーマンス等、さまざまなジャンルを横断し、ヨーロッパ、アメリカ、日本と世界各地で展開 しました。文字によるインストラクション(指示書)をもとにパフォーマンスをおこなう「イヴェント」の方法や、日常をアートに転換するその考え方は、その 後のアートシーンに大きな影響を与えています。当館ではオノ・ヨーコや靉嘔の個展を開催してきた他、塩見允枝子ら、フルクサスに参加した作家の作品を収集 してきました。作品や資料の展示により前衛的な活動を紹介してきた一方、彼らの活動の中心にあったパフォーマンスに光をあてる機会が待たれていました。こ のたび、1960年代、フルクサスの初期から参加してきた作家を招いた本格的なコンサートを開催します。資料では伝わらないライヴのフルクサスを体験できる貴重な機会となります。#1~5はそれぞれの作家が1~2時間程度、自身の作品やその他のフルクサスの作家の作品をおこないます。プログラム構成を含め、各作家の作品世界とそれぞれのフルクサス観を見ることができるでしょう。 #6「Viva!フルクサス」は複数の作家による共演となります。

#1 小杉武久 Takehisa Kosugi

日時: 2014年4月13日(日) 15:00~
場所: 東京都現代美術館 講堂 テクノロジーをしなやかに使いこなした独自の表現で、コンサート、展覧会と世界各地で活動を展開。近年は現代音楽の分野のみならず、ロック系アーティストとの共演も多数ある小杉武久。今回は、1960年代のイヴェント作品が一部新しいリアリゼーションで演奏されます。
共演|和泉希洋志、高橋悠治、浜崎健、湯浅学

#2 ミラン・ニザック Milan Knížák_スペシャルゲスト ヤン富田

日時: 2014年4月15日(火) 18:30~
場所: 東京都現代美術館 講堂
数種類のレコードを裁断して組み合わせ、異なる音楽をコラージュする「ブロークン・ミュージック」で知られるミラン・ニザック。このたび待望の日本初公演を予定しておりましたが、急病のため来日することができなくなり、急遽、ヤン富田をスペシャル・ゲストとして迎えることになりました。富田には、直感によって選ばれた3枚のレコード盤を三等分し、別々に組み合わせた作品「『必然性のある偶然の音楽』のためのプリペアード・レコード」があります。従来の演奏法を拡張させたレコードのオブジェによる音楽であるという点で両者には関連性があり、外見上は似たものに捉えられるかもしれません。しかし、レコードをオブジェとしてもちいる動機や方法、そこから生まれる音楽はそれぞれ異なります。アクチュアルな行動としての破壊と融合によって覚醒を促すニザックと「必然性のある偶然」を志向する富田。富田のライブは異なる音楽性の違いに耳を傾け、それぞれの本質に近づく良い機会となるでしょう。

#3 ベン・パターソン Ben Patterson

日時: (1) 2014年4月15日(火) 12:00~(20分程度)
会場: 東京都現代美術館 エントランス
日時: (2) 2014年4月16日(水) 18:30~
会場: 東京都現代美術館 講堂
1962 年、ドイツのヴィースバーデンでおこなわれた最初のフルクサスのコンサートに参加したメンバーの一人。以後多くのフルクサスのパフォーマンスに参加してき ました。2004年、70歳の誕生日に富士山に登りますが、頂上までには200メートル足りませんでした。10年後にあたる今回、このエピソードにまつわるパフォーマンスを当館エントランスでおこないます(1)。
翌日のコンサート(2)では、複数のパフォーマーと共に「オペラ」をおこないます。

#4 エリック・アンダーセン Eric Andersen

日時: 2014年4月18日(金) 18:30~
場所: 東京都現代美術館 講堂 アンダーセンは空間に鑑賞者を誘うインタラクティブな作品を早くから手がけてきました。その作品はその場に立ち会う以外に触れることが難しいものです。このたびは音楽的な要素を持つ作品を中心に、ユーモアや簡潔さといったフルクサスの特徴を体現する作品と、冗長さを強調する作品の両方をおこないます。
*一部の映像に裸体が含まれます。ご了承の上、ご参加ください。
共演|会田桃子、かみむら泰一、寒川晶子、高橋保行、北條知子、巻上公一、三浦礼美、森重靖宗

#5 塩見允枝子 Mieko Shiomi

日時: 2014年4月19日(土) 18:30~
場所: 東京都現代美術館 講堂 音楽的コンセプトによる視覚作品やイヴェントをつくっていた塩見はフルクサスに出会い、「インターメディア」と呼ばれるトータルな表現を発展させます。当館 では2012年にトーク&パフォーマンスをおこない作品を紹介しましたが、このたびはピアノ作品を中心に、複数のパフォーマーと共に、新作を含む力作が演じられます。
共演|稲垣聡、柴田暦、福井とも子、村井啓哲、矢野礼子、ヤリタミサコ

#6 Viva ! フルクサス

日時: 2014年4月20日(日) 15:00~
場所: 東京都現代美術館 講堂 様々なフルクサスの作品をおこないます。観客参加型のものも多数あります。
出演|エリック・アンダーセン、ベン・パターソン、塩見允枝子、靉嘔

「東京都現代美術館20周年 ナイトミュージアム」8月9日・10日 夜間開館
チームラボ・猪子寿之氏 ギャラリートーク+サイン会 決定!

降り注ぐ20メートルの滝に何かが起こる!!その瞬間の輝きを見逃すな!

東京都現代美術館20周年を記念して、ミッション[宇宙×芸術]展夜間開館+イベントを開催します。
8 月9日と10日の2日間、チームラボによるプロジェクションマッピング作品「Universe of Water Particles under Satellite's Gravity / 憑依する滝、人工衛星の重力」の特別バージョンを、アトリウムにて公開します。チームラボ・猪子寿之氏をお招きし、特別バージョンが出現する瞬間を体験し ながら、作品についてご紹介いただきます。
また、同会場において、著作と公式カタログ限定のサイン会も開催いたします(8月9日のみ)。
夏の夜、いつもと違う東京都現代美術館の「ナイトミュージアム」をぜひお楽しみください。

日 時=第1回 2014年8月9日(土)/第2回 8月10日(日) 2日間開催
企画展「ミッション[宇宙×芸術]」展への入場券をお買い求めの上、ご参加ください。

■特別バージョン公開+猪子寿之氏トーク
両日とも19:00スタート(開場18:45-)
会 場=企画展示室地下2階 アトリウム
定 員・事前申込=不要 (要ミッション[宇宙×芸術]展チケット)
■サイン会(8月9日のみ開催)
19:30スタート
会 場=地下2階アトリウム内 特設ショップ「宇宙ナディッフ」横 会場
定 員=50名(整理券制)
*整理券は、当日15:00より地下2階アトリウム内特設ショップにてマガジンハウス刊「チームラボって、何者?」/本展公式カタログほか、取扱い中のチームラボ関連の書籍をお買い求めの方にお渡しします。
ご購入者のお客様は、レシートをご呈示の上、整理券をお受け取りください。
*予定枚数に達し次第、整理券の配布を終了いたします。予めご了承ください。

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Universe of Water Particles under Satellite's Gravity
憑依する滝、人工衛星の重力
チームラボ、2014年、デジタルインスタレーション(19000mm)
特別協賛=株式会社DMM.com
協力=ソニー株式会社、株式会社プリズム

もういちど出会える!
チームラボ作品 東京都現代美術館20周年特別バージョン
「憑依する滝、人工衛星の重力」 好評につき追加公開日決定!

東 京都現代美術館20周年を記念して、8月9日(土)・10日(日)の特別夜間開館日に公開された、チームラボによるプロジェクションマッピング作品 「Universe of Water Particles under Satellite's Gravity / 憑依する滝、人工衛星の重力」特別バージョンについて、
ご好評につき追加公開日が決定いたしました!本作品は撮影可能・SNS等での発信も自由となっております。
輝く滝の美しさを記憶にとどめるために、会期終了前にぜひご来館いただき、大迫力のスペクタクル空間・作品の宇宙を全身で感じてみてください!

日 時=2014年8月15日(金)/8月22日(金)/8月29日(金)いずれの日程も19:00-21:00
2014年8月30日(土)/8月31日(日)いずれの日程も16:00-18:00
企画展「ミッション[宇宙×芸術]」展への入場券をお買い求めの上、ご参加ください。
会 場=企画展示室地下2階 アトリウム
定 員・事前申込=不要 (要ミッション[宇宙×芸術]展チケット)

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Universe of Water Particles under Satellite's Gravity-Gold
憑依する滝、人工衛星の重力―Gold
チームラボ、2014年、デジタルインスタレーション(19000mm)
特別協賛=株式会社DMM.com
協力=ソニー株式会社、株式会社プリズム

開館20周年記念シンポジウム
歴史の配合

このシンポジウムでは、現在のアジア太平洋地域における美術とその言説を考察するフィールドとして、「歴史」に向き合うアーティストや研究者の実践に焦点を当てます。
発 表では、国家という枠組みを超え、地域的に交差する歴史的文脈を探求するアーティストたちの仕事や、西洋的モダニズムに対抗して形成された美術史を見直す 美術史家の研究や、組織の実践を取り上げます。これらは、知識として体系化された歴史に批評的に対峙し、そこに内在する力学を様々な角度から検証すること で、新たな記憶と知の様相を表出させる、創造的な試みだと言えるでしょう。
発表に続くディスカッションでは、このような知を開いてゆく実践が、この地域における社会文化的状況や芸術生産に対する理解をどのように更新しうるかについて話し合います。

日時: 2014年11月1日(土)11:00 ~17:00
場所: 東京都現代美術館地下2階 講堂
定員:200名(メールまたは電話による事前申込制/先着順)
参加費: 無料
言語: 英語/日本語(同時通訳あり)

スピーカー:
パトリック・D・フローレス 美術史家/フィリピン大学ディリマン校美術学部教授(マニラ)
「東南アジアにおける美術史と現代性について」

堀川理沙 シンガポール国立美術館 シニアキュレーター(シンガポール)
「接続と拮抗の現場-シンガポール国立美術館『東南アジアギャラリー』をつくるなかで

ルーベン・キーハン クイーンズランド州立美術館 アジア現代美術 キュレーター(ブリスベン)
「蓄積された知と共に変容する実践
―アジア・パシフィック・トリエンナーレにおける現代性」

キャロル・インファ・ルー インディペンデント・キュレーター/ライター(北京)
「再訪と厚い記述-中国現代美術における社会主義リアリズムの遺産について」

サイモン・スーン 美術史家/シドニー大学博士課程在籍(シドニー)
「批評的歴史編集としての現代美術-写真という括りを通して」

タイムテーブル

セッション 1 アジア太平洋地域の美術史における力学

11:00-11:05  ご挨拶 | 長谷川祐子 (東京都現代美術館 チーフ・キュレーター)
11:05-11:15  イントロダクション | 崔敬華 (東京都現代美術館 学芸員)
11:15-11:45  ルーベン・キーハン 「蓄積された知と共に変容する実践―アジア・パシフィック・トリエンナーレにおける『現代性』」
11:45-12:15  堀川理沙 「接続と拮抗の現場-シンガポール国立美術館『東南アジアギャラリー』をつくるなかで」
12:15-12:25  コメント|パトリック・フローレス&キャロル・インファ・ルー
12:25-13:00  ディスカッション&質疑応答 | モデレーター:サイモン・スーン

13:00-14:00 昼食休憩  

セッション2  歴史の(再)配合と新たな様相の創出

14:00-14:10  イントロダクション | 崔敬華 (東京都現代美術館 学芸員)
14:10-14:40  パトリック・フローレス 「東南アジアにおける美術史と現代性について」
14:40-15:10  サイモン・スーン 「批評的歴史編集としての現代美術-写真という括りを通して」
15:10-15:20  質疑応答
15:20-15:30  休憩
15:30-16:00  キャロル・インファ・ルー 「再訪と厚い記述-中国現代美術における社会主義リアリズムの遺産について」
16:00-16:10  コメント|ルーベン・キーハン
16:10-16:40  ディスカッション&質疑応答 | モデレーター:堀川理沙
16:40-17:00  クロージング・ディスカッション | モデレーター:崔敬華(東京都現代美術館 学芸員)

野村萬斎×高谷史郎 
「三番叟/エクリプス(日蝕)」

「三番叟/エクリプス(日蝕)」
狂言の「三番叟」の舞が、現代アートとのコラボレーションで「時代の闇」を払う舞に変容します。10_野村萬斎.jpg
野 村萬斎は五穀豊穣を願うこの舞に「天地人」ー天と地の間の混沌とした人の世界にあって、地の下の荒ぶる神を鎮める舞という現代的な解釈を加えました。メ ディアアーティスト、高谷史郎がこの演出コンセプトのもとに、音、光、映像を駆使した総合的な舞台空間をつくりあげました。前半(揉之段)では力強い足拍 子の音が増幅され、会場をゆるがし、後半(鈴之段)では、舞に魅了され、開かれていく天の岩戸から光が現われるように、日蝕がおわり、まばゆい光が再来し ます。
(演出:野村萬斎、美術:高谷史郎)

2014年12月3日(水)
1) 15:30 開演(15:00 開場)
2) 19:00 開演(18:30 開場)

【参考画像】「狂言劇場その壱 三番叟」2004年(世田谷パブリックシアター)撮影:政川慎治

野村萬斎×高谷史郎 
「三番叟/エクリプス(日蝕)」「MANSAIボレロ/転生」

伝統と最先端のクリエイションの出会い。
「MANSAIボレロ/転生」MANSAIボレロ.jpg
近代音楽であるラベルの「ボレロ」に、2011年、野村萬斎が演出、振付けを行ったMANSAIボレロ。今回の「MANSAIボレロ/転生 」バージョンで は、野村萬斎は、冥界からこの世界に訪れたまれびと(来訪者)が、現世に活力と色彩を与え、四季の変遷ー春夏秋冬を祝福したのち、次なる世界に転生してい くというコンセプトを演出に反映しました。冥界から現世への移行では、モノクロから色彩が次第に現れ、季節の変遷のあと、次なる世界へのワープを高谷史郎 が未来的な視覚効果をつくりだします。
(演出:野村萬斎、美術:高谷史郎)

2014年12月17日(水)
1) 15:00 開演(14:30 開場)
*終演後に野村萬斎氏と高谷史郎氏によるポストパフォーマンストークがあります。
2) 19:00 開演(18:30 開場)
*終演後に野村萬斎氏と真鍋大度氏によるポストパフォーマンストークがあります。

会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2Fアトリウム
料金:各回とも3,000円(税込)
定員:各回とも160名 / 全席自由席

チケット購入方法
1) 当日販売チケット(整理券制) 2)事前予約(要メール申込)

【参考図版】世田谷パブリックシアター『狂言劇場その七』MANSAIボレロ(2011年) 撮影:政川慎治

東京都現代美術館20周年記念事業 
ガブリエル・オロスコによる講演会

日時:2015年1月24日(土)15:00- 
場所:東京都現代美術館 地下2階講堂
参加費:不要(ただし、本展のチケットの提示が必要です。)
定員:200名様(先着順となります)

「ガブリエル・オロスコ展―内なる複数のサイクル」の展覧会情報はこちら

トークセッション
ARTISTS' GUILD:生活者としてのアーティストたち

「ARTISTS' GUILD(アーティスツ・ギルド)」は、アーティストによる、アーティストのための会員制芸術支援システムです。作品制作や展示のために必要な機材を共有するシステムを構築するなど、日本のアーティストが置かれている環境を改善することを目的に2009年より活動しています。
本企画は「アートと生活」をテーマに、二日間にわたる、制度、教育、政治、経済、作品の残し方等さまざまなトピックに焦点を当てた複数のトークや仮設のカフェにおける自由な議論から、日本のアーティストの現状を明らかにし、それに対して提言を試みます。

日時: 2015年2月21日(土)10:30~20:00* 、22日(日)11:30~17:45
*トークセッション会場以外の、展示室を含む館内施設は18時で閉館します。
場所: 東京都現代美術館 講堂、研修室他
入場無料

ARTISTS' GUILD メンバー:
小泉明郎、須田真実、森弘治、池田武史、奥村雄樹、倉重迅、小林耕平、椎木静寧、田中功起、津田道子、橋本聡、藤井光、増本泰斗、森田浩彰
ARISTS' GUILDのホームページはこちら
各セッションの詳細や最新情報はこちら(外部サイトへ移動します)

【タイムテーブル】(敬称略)
*印のついたセッションは20名限定となります。当日整理券を配布します。

2月21日 (土)
10:30〜11:00 企画主旨説明 会場:講堂

11:00〜13:30 「芸術の権利」 会場:講堂
登壇者:相馬千秋(アート・プロデューサー/NPO法人芸術公社代表理事)、藤田直哉(評論家)、山本和弘(栃木県立美術館シニア・キュレーター)、吉澤弥生(社会学者)、小泉明郎(ARTISTS' GUILD)、田中功起(同左)
モデレーター:藤井光(ARTISTS' GUILD)

14:30〜16:00 「学校をつくろう1」 会場:講堂
登壇者:伊藤亜紗(東京工業大学准教授)、小澤慶介(NPO法人AIT/十和田市現代美術館チーフ・キュレーター)、城一裕(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 講師)、平倉圭(横浜国立大学准教授)
モデレーター:森弘治(ARTISTS' GUILD)、森田浩彰(同左)

14:30〜16:00 「芸術の現実」* 会場:第2研修室
登壇者:山本和弘(栃木県立美術館シニア・キュレーター)、吉澤弥生(社会学者)
モデレーター:藤井光、田中功起
※定員20名 当日13:30より受付(講堂前)にて整理券を配布開始します。

16:15〜17:45 「芸術の政治」 会場:講堂
登壇者:遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)、清水知子(筑波大学准教授)、帆足亜紀(アート・コーディネーター/横浜トリエンナーレ組織委員会事務局長)、柳幸典(現代美術家)
モデレーター:田中功起

16:15〜17:45 「学校をつくろう2」* 会場:第2研修室
登壇者:有吉徹(東京造形大学学長)、飯吉透(京都大学高等教育研究開発推進センター長・教授)
モデレーター:森弘治、椎木静寧(ARTISTS' GUILD) 
※定員20名 当日13:30より受付(講堂前)にて整理券を配布開始します。

10:00〜18:00 「ガスヌキカフェ」 会場:第1研修室
ゲスト:杉田敦(美術批評家)、豊嶋康子(アーティスト)、深田晃司(映画監督)

18:00〜20:00 「大討論カフェ」 会場:講堂、第1研修室、第2研修室
誰もが参加できるディスカッションの時間となります。ここではトークで出てきたトピックについて議論を詰めていきます。

◆ライブ・パフォーマンス
core of bells(インビジブルハードコアパンクバンド)


2月22日 (日)
11:30〜13:30 「社会におけるオルタナティブなシステムの事例」会場:講堂 
登壇者:西辻一真(株式会社マイファーム代表取締役)、山下陽光(途中でやめる デザイナー)
モデレーター:小林晴夫(blanClass ディレクター/アーティスト)、須田真実(ARTISTS' GUILD) 

11:30〜13:30 「芸術の提案」* 会場:第2研修室 
パネリスト:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所研究理事)
ファシリテーター:津田道子(ARTISTS' GUILD)、小泉明郎 
※定員20名 当日10:30より受付(講堂前)にて整理券を配布開始します。

14:30〜16:00 「芸術の未来」 会場:講堂
ゲスト:
瑠璃クラークソン(2014年AITのAGゼミ卒)、百瀬文(2013年武蔵野美術大学大学院卒)、藤井龍(2013年東京藝大学彫刻修 士修了)、宮下さゆり(2013年武蔵野美術大学大学院卒)、小林健太(東京造形大学4年)、原田裕規(東京藝術大学大学院修士課程在籍)、冨樫達彦(東 京藝術大学先端学部4年)、武田龍(武蔵野美術大学彫刻4年)、奥誠之(東京芸術大学大学院1年)、うらあやか(武蔵野美術大学油絵4年)、郡司浩希 (2015年青森公立大学 経営経済学部経済学科卒)、野本直輝(2014年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了)、堀内崇志(東京芸術大学彫刻科大学院)、豊島鉄也 (日本大学芸術学部大学院)
モデレーター:藤井光、田中功起 

14:30〜16:00 「作品のマニュアルのマニュアル」* 会場:第2研修室
登壇者:有元利彦(HIGURE17-15cas)、蔵屋美香(東京国立近代美術館美術課長)、中川陽介(映像作家/アーティスト)、眞島竜男(アーティスト)
モデレーター:須田真実 
※定員20名 当日13:30より受付(講堂前)にて整理券を配布開始します。

11:30〜16:15 「ガスヌキカフェ」 会場:第1研修室
ゲスト:杉田敦(美術批評家)、豊嶋康子(アーティスト)、深田晃司(映画監督)

16:15〜17:45 「大討論カフェ」 会場:講堂、第1研修室、第2研修室
誰もが参加できるディスカッションの時間となります。ここではトークで出てきたトピックについて議論を詰めていきます。

◆《ライブ・パフォーマンス》
core of bells(インビジブルハードコアパンクバンド)

《記録撮影について
本イベントは動画と写真による記録撮影を予定しております。
この記録は来年開催予定の展覧会「MOTアニュアル2016」(会期:2016年3月5日-5月29日)において公開させていただく可能性がございます。
ご入場の際、撮影につきましてのご承諾の可否をお伺い致しますので、ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、記録撮影にあたり肖像権等、問題が生じる場合は、カメラに映らないお席もございますので、会場係員までお申し出ください。

MOTコレクション観覧無料&プレゼント

3月18日(水)は開館20周年を記念して、「MOTコレクション『コレクション・ビカミング20周年ボールペン.jpg」展の観覧を無料にいたします。
あわせて、感謝の気持ちをこめて、「MOTコレクション」展ご入場の方へオリジナルボールペンをお一人1本プレゼントいたします。
*プレゼントは予定数量に達し次第配布を終了します。色は選べません。
*展示室ではボールペンをお使いいただけません。筆記用具が必要な方は鉛筆をお使いください。

「未見の星座〈コンステレーション〉
-つながり/発見のプラクティス」
サテライト・プロジェクト

伊藤久也による「みせ派」プロジェクト
1月24日~3月22日 深川資料館通り商店街にて展示

淺井裕介による「こびとみち」プロジェクト
1月24日~3月22日 深川資料館通り商店街にて展示

北川貴好プレゼンツ
みっける!アーティストと子供フェスティバル 「アーティストのアトリエに行ってみよう!」
美術館から飛び出しアーティストのアトリエを訪問します。どんなアーティストなのか、どこに行くのかはお楽しみ。その町、そのアトリエで「30秒に1回」魅力を発見し、写真に収めます。目標1000枚!それを最終日には作家と一緒にアニメーションにして上映会"アーティストと子供フェスティバル"を開催しま す。
3月21日(土)10:00~17:00、3月22日(日)12:00~16:00(*15:00からの上映会はどなたも参加いただけます)
場所:東京都現代美術館、アーティストのアトリエのある地域
対象:2日間とも参加できる小・中学生とその保護者
定員:10組(応募者多数の場合は抽選)*事前申込制
講師:北川貴好(「未見の星座」出品作家)

太田三郎による「太田散歩」 
作家と一緒に「植物の種」を探しながら木場公園へと小さな旅に出かけます。
2月28日(土)13:00~15:30 3月1日(日)13:00~15:30 *荒天中止(小雨決行)
対象:中学生以上 各日12名、無料、事前申込制

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