MOTコレクション特別企画
コレクション・ビカミング

「MOTコレクション特別企画」第3弾は、美術館のコレクションの成り立ちと変化について、作品の収集、保存、公開という美術館活動の実際を通して、あらためて考えます。

展覧会のみどころ

1.美術館活動の実際を紹介

収蔵作品約4700点のうち常設展示室に展示されるのは、年間600点から700点程度。皆さんにご紹介できるのは、常にそのほんの一部に過ぎません。美術館の活動も、作品を通して展示という形でお見せしているのは、その一部。今回は、「収集」と「保存」という、展示に至る手前の活動の実際をご紹介します。

2.当館の代表的な作品の「来歴」をご覧いただけます。

作品が収蔵されるときの重要なポイントの一つは来歴といわれる作品が辿ってきた履歴です。作家がどのように作ったのか?そして、作品がどのような道筋をたどって美術館に入ってきたのか?今回は特別に、色々な情報満載の作品裏面もご覧いただける展示として構成します。(ロイ・リキテンスタイン《ヘア・リボンの少女》など)

3.保存修復などの今日的課題にも触れます

素材の多様化とともに、同時代的なメディアを使用した作品群も増えてきました。同時代美術の収集を担う当館も、そのような作品を多く収蔵しています。今回は、こういった作品の保存修復をめぐる課題と取り組みの実際を、実作品を通してご紹介します。(ナム=ジュン・パイク《TV時計》、山川冬樹《The Voice- Over》など)

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山川 冬樹《The Voice-Over》1997-2008年

4.「東京」にまつわるコレクション:戦前から現在までの"東京クロニクル"

当館の収蔵方針の一つに「東京」という視点があります。今回は、これまでの「クロニクル」展を活かした作品構成により、戦前から現代にいたる世代を超えた「東京」を多面的・多層的にご紹介します。(村山槐多、鹿子木孟郎、松本竣介、鶴岡政男、中村宏、秋山祐徳太子、柳幸典、大岩オスカールほか)

5.会期中にも変化する作品

当館の収蔵作家、伊藤公象の《アルミナのエロス(白い固形は...)》。1984年に作られたこの作品は、作家が展示を手掛けるたびにその姿を変化させてきました。2009年の個展を機に作品にはあらたなパーツが加わり、より一層ゆたかな表情を獲得しています。今回は、その作品をあらためて作家が展示。会期中は公開展示替えも行います。展示の度に育っていくような魅力的な作品をアトリウムの空間でご堪能いただくとともに、それを後世に残すための取り組みについてもご紹介します。
《アルミナのエロス(白い固形は...)》展示替えの様子はこちら(スタッフブログへ)

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伊藤 公象《アルミナのエロス(白い固形は・・・)》1984年-2009年 撮影:内田芳孝

6.作家の声と姿を作品とともに

今回は、教育普及プログラムとも連携したセクションを設けます。収蔵作家の自作についての話やスタジオでの活動の様子をおさめた映像とともに、当該作品を展示。(靉嘔、大竹伸朗、川俣正、白髪一雄、辰野登恵子、舟越桂、松本陽子、元永定正、森村泰昌)あわせて、収蔵作家・森千裕による現在進行中のプログラム・学校訪問の様子もご紹介します。同時代の作家ならではの生き生きした美術の現在形をご覧いただけます。

出品作家

靉嘔、秋山祐徳太子、伊藤公象、大岩オスカール、O JUN、大竹伸朗、オノサト・トシノブ、
川俣正、嶋本昭三、篠原有司男、白髪一雄、辰野登恵子、中原實、中村宏、ハイレッド・センター、
松本陽子、村山槐多、元永定正、森千裕、森村泰昌、柳幸典、山川冬樹、横尾忠則、
ロイ・リキテンスタイン、アド・ラインハート、ナム=ジュン・パイク、ジェフ・クーンズ ほか

主催

東京都/ 東京都現代美術館

辰野登恵子(リサイズ).jpg     ④オノサト・トシノブ.jpg

上段左から右へ
辰野 登恵子《Untitled 94-7》 1994年
オノサト・トシノブ 《無題》1957年

担当学芸員による「もっと!MOTコレクション」
-学芸員がMOTコレクションの舞台裏をご案内します―



  • 日時:6月13日(土)15:30-
  • 日時:2月14日(土)15:30- -終了しましたー
  • 日時:3月14日(土)15:30- -終了しましたー
  • 日時:4月11日(土)15:30-  -終了しましたー
  • 日時:5月16日(土)15:30- -終了しましたー

*各回ともに1時間程度
*予約不要。 ご参加の際にはチケットをお買い求めの上、 常設展示室入口にお集まりください。

第50回 MOT美術館講座「現代美術の修復について」 ―終了しました―

講師|斎藤 敦(修復家)
日時|2015年2月15日(日) 15時~17時(開場14時30分)
会場| 東京都現代美術館地下2階 第1研修室 
定員|先着40名様   
参加費|無料 *ただし、MOTコレクションのチケットが必要です。

伊藤公象 《アルミナのエロス(白い固形は...)》作家による公開展示
-終了しましたー

日時|2015年4月7日(火) 10時30分~15時(予定) 
会場| 東京都現代美術館 常設展示室1階 アトリウム
参加費|無料 *ただし、MOTコレクションのチケットが必要です。
展示中は自由にご覧いただけますが、足元などに十分お気を付けください。
*時間により通りにくい場所などがあります。
*展示室内での撮影はお断りしております。予めご了承くださいませ。
*展示作業中は記録映像を撮影しております。
*展示の進捗状況により、時間内でも終了する可能性があります。
公開展示の様子はこちら(スタッフブログへ)

①伊藤公象《アルミナ...》展示風景(初回)2015.jpg伊藤 公象《アルミナのエロス(白い固形は・・・)》1984/2015年 撮影:椎木静寧

「コレクション・ビカミング」出品作品リスト(2015年6月1日~)


展覧会情報

会期

2015年1月24日(土)-6月28日(日)

休館日

月曜日(5月4日は開館)、5月7日

開館時間

10:00-18:00
*入場は閉館の30分前まで

会場

東京都現代美術館 常設展示室 1階、3階

観覧料

一般500円/大学生400円/65歳以上・高校生250円/中学生以下無料
*企画展のチケットでご覧頂けます。
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)は無料です。
*毎月第3水曜日は65歳以上の方は年齢を証明できるものを提示していただくと無料になります。

同時開催展覧会観覧料一覧

アクセス

東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分
アクセス詳細

美術館お問い合わせ

03-5245-4111(代表)
03-5777-8600(ハローダイヤル)

同時開催

「山口小夜子 未来を着る人」
2015年4月11日(土)-6月28日(日)

「他人の時間」
2015年4月11日(土)-6月28日(日)

トーキョーワンダーウォール公募2015 入選作品展
2015年6月6日(土)-6月28日(日)



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