展覧会概要

20世紀の終わりを迎え、また新たなる千年期を控えた今、様々な分野でこの100年を回顧する試みが行われています。激動の20世紀は、社会、政治、経済、科学、芸術など人間をとりまくあらゆる局面で、かつてないほど変容をもたらしました。建築もその例外ではなく、それらの社会変化に積極的に呼応し、変革の道を歩みました。20世紀建築における新しい動きには様々な要因が考えられますが、社会生活の変貌が新たな建築原理を生んだことはその好例でしょう。また目覚ましい技術革新が建築の新たな可能性を飛躍的に増大させたことや、多彩な芸術の展開が新しい様式や造形美を促したことも特筆されるべき事柄です。

この展覧会は、20世紀建築の多彩な展開を21のセクションに分けて紹介するもので、前世紀末から現在まで建築世界の特徴的な動向を踏まえ、重要なプロジェクトや作品に焦点をあてます。もちろんそれら350点あまりの作例は、矛盾をも含む複雑な関係のもとに成立してきたもので、ひとつの支配的な視点から理解することは不可能です。このたびはその展開を、複眼的に、様々な社会事象との関係を通じて検証し、建築や都市の分野から20世紀の時代像を見つめます。この展覧会を機に、今世紀の新たな建築史観が提示され、今後の展開に大きな示唆を残すことを願っています。


展覧会情報

展覧会名
建築の20世紀展 終わりから始まりへ
会期
 
1998年7月10日(金)~9月6日(日)
休館日 
毎週月曜日(ただし7月20日は開館、7月21日休館)
開館時間 
10:00~18:00 金曜日は21:00まで(入場は閉館30分前まで)
観覧料 
一般1,200円、大学生900円、小中高生600円
主催 
東京都現代美術館/ ロサンゼルス現代美術館/ 日本経済新聞社
後援 
アメリカ大使館/ 日本建築学会/ 日本建築家協会
特別協賛 
フォード/ 前田建設
協賛 
森ビル/ 大林組/ 鹿島/ 清水建設/ 大成建設/ 竹中工務店
協力 
日本航空/ 国際交流基金
企画協力 
デルファイ研究所


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