展覧会概要

人はどのような時に自分の身体を意識するのでしょうか、衣服を着替える時、シャワーを浴びる時、病気で身体が痛む時。今回の展覧会では、エリザベス一世に捧げられたという1600年頃の「ボディス」から、斬新な映像を使用して自由な身体の意味を広い視点から探ろうとする展覧会です。
展示は『プロローグ:成形された身体(20世紀以前)』『第1章:自然な身体と20世紀のファッション』『第2章:揺らぐ身体とファッション』という三つの部分で構成されています。
『プロローグ:成型された身体(20世紀以前)』ではコルセット、クリノリンなど、女性の身体を拘束して、ドレスの美しさを追求した時代の下着等を展示して、20世紀以前の服飾と身体の関係を考えます。
『第1章:自然な身体と20世紀のファッション』では20世紀初頭にコルセットが放棄されたことによって、身体の自由を獲得した女性ファッションの変遷を見てゆきます。『第2章:揺らぐ身体とファッション』では1990年代に入りエイズの恐怖や臓器移植の実現など多様な問題に直面した、我々の身体意識の現在を先鋭的なデザイナーと現代美術作家の作品によって示します。

京都服飾文化研究財団の所蔵する貴重な17世紀の服飾品から、現代美術の作品までの多様な作品を通して、われわれの身体像のこれまでの変化と明日の身体像の予感をこの展覧会から受け取っていただければと思います。


展覧会情報

展覧会名
身体の夢 ファッションORみえないコルセット
会期
 
1999年8月7日(土)~11月23日(祝・火)
休館日 
毎週月曜日(ただし10月11日は開館、10月12日は休館)
開館時間 
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料 
一般1,000円、大学生(専門学校生を含む)800円、小中高生500円
主催 
東京都現代美術館/ 京都服飾文化研究財団/ 朝日新聞社
企画制作協力 
京都国立近代美術館
後援 
文化庁/ 通商産業省
協賛 
株式会社ワコール
協力 
日本航空株式会社


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