展覧会概要

夢、希望、勇気・・・ "マンガのちから"は、私たちにたくさんの感動を与えてくれます。
いまや世界的な文化として成長したマンガ。その地位が確立したのは、マンガの可能性を大きく広げた"マンガの神様" 手塚治虫と、それに呼応しマンガを育て上げていった"マンガの王様"石森章太郎の存在があったからと言えるでしょう。その親しみやすいイメージとユニークなキャラクター、普遍的なテーマを含んだ物語などに特徴づけられる彼らの作品は、今もなお人々を魅了し続けています。
本展では、この二人の歩み、作品に込められたメッセージを、「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」や「サイボーグ009」、「仮面ライダー」といった代表作の原画や様々な映像などで振り返りながら、"マンガのちから"の源流を探ります。二人のマンガから大きな影響を受けて育った、現在各界で活躍する著名人たちによるオマージュ作品も紹介します。世界を変えてきた"マンガのちから"を感じる、またとない機会となるでしょう。

本展のみどころ

1.初公開! 手塚治虫×石森章太郎 未使用・未発表原稿 
"マンガの神様"手塚治虫の初期の名作、「メトロポリス」の今まで公開されたことのなかった原稿や、新たに発見されたデビュー前の未発表マンガ原稿がこの展覧会で初めて公開されます!また、"マンガの王様"石森章太郎の初公開のアイデアノートなどから、巨匠の知られざる構想の秘密が明らかに!

2.大集合! 手塚治虫×石森章太郎 キャラクターが一堂に
現代のマンガやアニメ、戦隊特撮作品の原型ともなる二人の代表的キャラクターが勢ぞろい。手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」、 「ブラック・ジャック」 、「リボンの騎士」や、石森章太郎の代表作である「サイボーグ009」、「仮面ライダー」や「おかしなあの子 さるとびエッちゃん」などなど、二人が生み出したキャラクターの数々と出会えます。

3.大放出! 手塚治虫×石森章太郎 生原稿展示
二人の直筆のマンガ生原稿が惜しみなく展示されます。作家の息遣い、気迫、想いを生原稿から感じてください!生原稿からは、当時のマンガ家たちが新たな表現を模索し生み出したテクニックや、マンガ表現のために日夜努力した苦労のあとも感じることができます。

4.再現! 手塚治虫×石森章太郎 マンガ創作の世界!
本展では、戦後の日本を代表するマンガ家が集い、伝説的逸話が数多く生まれた、東京都豊島区にあったマンガ家アパートのトキワ荘を、なんと展覧会場内に再現します!昭和の高度経済成長の中、当時のマンガ家たちが額に汗し、互いに競い合いながらも楽しく日本のマンガを生み出していった青春の現場を体感できます。

5.もりだくさん! 手塚治虫×石ノ森章太郎 映像展示
会場では、マンガが生まれた時代背景を写し出す数多くのNHK記録映像や、二人の代表的なアニメーション、TVシリーズの映像がふんだんに展示されます。

6.あの著名人が! 手塚治虫×石森章太郎 オマージュ作品
国内外のマンガ家、イラストレーター、映像監督、ミュージシャン、タレント、現代アーティスト... 二人のマンガから大きな影響を受けて育った、現在各界で活躍する著名人たちによる、二人へのオマージュ作品を紹介します。

オマージュ作品 出品作家 ジャンル別五十音順(敬称略)
■マンガ家、絵本作家、イラストレーター(国内)
羽海野チカ/ 小畑健/ 呉由姫/ さいとう・たかを/ 島本和彦/ ちばてつや/ 次原隆二/ 天神英貴/ 永井豪/ 原ゆたか
藤子不二雄Ⓐ/ 細野不二彦/ 松本零士/ 水木しげる/ やなせたかし/ ヤマザキマリ/ 和月伸宏 

■マンガ家(海外)
アレッサンドロ・バルブッチ/ ケン・ニイムラ/ フィリップ・カルドナ&フロランス・トルタ/ フィリップ・タン

■文化人、アーティストなど
加藤ミリヤ/ 神山健治/ コシノジュンコ/ 佐野元春/ 高橋智隆/ 名越康文/ 南淵明宏/ ももいろクローバーZ/ 山下達郎 

■現代美術家
梅沢和木/ 風間サチコ/ 谷口真人/ 中村ケンゴ/ 福士朋子/ヤノベケンジ

「マンガのちから」特別ページもご覧ください。

上段左から
石ノ森章太郎《サイボーグ 009》(c)石森プロ/ 手塚治虫《鉄腕アトム》(c)手塚プロダクション/ 石ノ森章太郎 《さるとびエッちゃん》(c)石森プロ
下段左から
手塚治虫《リボンの騎士》(c)手塚プロダクション/ 手塚治虫《ブラック・ジャック》(c)手塚プロダクション/ 石ノ森章太郎《佐武と市捕物控》(c)石森プロ


展覧会情報

会期
2013年6月29日(土)~9月8日(日)
休館日
月曜日(ただし7月15日は開館)、7月16日
開館時間
10:00~18:00
ただし、7月19日、26日、8月2日、9日、16日、23日、30日、9月6日(いずれも金曜日)は10:00~21:00
*入場は閉館の30分前まで
*一部館内施設は通常通り18:00で終了いたします。
会場
東京都現代美術館 企画展示室B2F
観覧料
一般1,200円(960円)/ 大学生・65歳以上900円(720円)/ 中高生700円(560円)/ 小学生以下無料*保護者の同伴が必要です。
※(  )内は20名様以上の団体料金
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)は無料です。
※本展チケットで「MOTコレクション」(常設展)もご覧いただけます。
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、NHK、NHKプロモーション
後援
外務省、経済産業省
特別協力
手塚プロダクション、石森プロ
機材協力
NECディスプレイソリューションズ

もっと展覧会を楽しむために!!
■放送決定!特集 手塚治虫×石ノ森章太郎
NHKBSプレミアムにて2人の創造に迫るドキュメンタリードラマや、数々の証言から2人の人物像に迫る「ニッポンマンガ創世記」、さらに「鉄腕アトム」や 「サイボーグ009」などの懐かしのTV作品の初回・最終回を連動放送します。二人の巨匠の歩みや作品に込められた想いを探る大型特集が放送されます!

■音声ガイド
アトムと島村ジョー(サイボーグ009)が、日本のマンガ文化の礎を築いた巨匠2人の魅力あふれる世界をご案内!
制作秘話もたっぷり!
貸出料金:500円(税込)
時間:約30分


関連イベント

ソーマトロープ制作プログラム

日時:8月15日(木)、28日(水)、14:00-14:40/ 15:00-15:40(各回とも開始30分前から受付開始)
講師:手塚プロダクション 鈴木 美香 氏
会場:1Fホワイエ(ミュージアムショップ奥)
定員:先着10名
参加費:無料(本展チケットのご提示が必要です)
*29(木)に予定していた回は28日(水)に変更になりました。

ソーマトロープとは?
19世紀のイギリスで発明されたおもちゃです。円形の紙の両面に描いた絵をクルクルまわすとキャラクターが動きだします!
どなたでも楽しみながらアニメーションのしくみを学ぶことができます。


手塚プロダクション担当者によるギャラリー・トーク

日時:8月13日(火)、20日(火)11:30-12:00(予定)
会場:企画展示室B2F「マンガのちから」展会場内
参加費:無料
参加ご希望の方は、開始時間までに本展チケットをお持ちの上、企画展示室B2F入口までお集まりください。


トークショー「手塚プロコラボレーション~手塚先生が天国で怒っているかも?~」
話題の大ヒットCGアニメーション「Peeping Life ~手塚プロ・タツノコプロワンダーランド」の仕掛け人であり、総責任者の内藤出氏が語る、手塚プロダクションコラボレーション企画の数々。
今回の展覧会のきっかけとなった、石森プロとのコラボレーションやスポーツコラボレーション、そして「Peeping Life」の企画に至るまでヒット企画の秘密に迫ります。

日時:8月25日(日)14:30-15:30
会場:東京都現代美術館 講堂
参加費:無料(ただし本展チケットが必要です)

プロフィール
内藤 出 : ないとう いずる
株式会社手塚プロダクション 著作権事業局 営業一部 部長
手塚作品のライセンスを管理しながらも、その型破りなコラボレーションは、社内外からも評価が高い。

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