夏休みこどもワークショップ2011 ボディーアクション!からだでお話ししてみよう!

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夏休みこどもワークショップ2011は、美術館の中で感じたことや作品を見て感じたことを普段忘れがちなからだに意識を向けて表現し、自分のからだがどれだけたくさんのものを語っているかを発見していきました。
企画・指導していただいた近藤春菜さん(俳優・演出家)は、アユリテアトルという多国籍のメンバーで構成される劇団の日本代表で、身体表現をベースにした創作劇を作っています。

<ワークショップ1日目>
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初日は、まず参加者同士お互いを知りあうことから始めました。
相手を紹介する他己紹介や、相手のかっこうをまねてみたり、動物になったり、二人組になってストレッチをしたり、様々な自分や相手を知るためのワークを行いました。

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次に、目隠しをして美術館内を探検。
光の感覚や空気の流れなどを感じながら歩きました。
そして、そこで感じたことを絵にしました。

<ワークショップ2日目>
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2日目は、展示室で作品を見て、じっくり観察し、印象をメモしました。
ヤノベケンジ《ロッキング・マンモス》、荒木珠奈《Caos Poetico(詩的な混沌)》、そしてモナ・ハトゥーム《ウェブ》。
この3つの作品を使って、創作ワークを展開しました。

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ヤノベケンジの《ロッキング・マンモス》は、車を分解して作ったマンモス型の彫刻。
その形をみんなで作ってみました。
そして、それがもし動くとしたらどんな動きをするか動作も考えてやってみました。

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荒木珠奈の《Caos Poetico(詩的な混沌)》は、作家が以前暮らしていたことのあるメキシコの街のイメージがもとになっています。
天井からぶら下がっている一つ一つの箱を家に見立てて、そこに暮らす人々の生活を想像して寸劇を作りました。

<ワークショップ3日目>
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3日目は、前日見たモナ・ハトゥームの《ウェブ》の下で、彫刻家と作品役に分かれて人間彫刻を作ってみました。
《ウェブ》は、朝露の蜘蛛の巣からイメージされた作品で、常設展示室のアトリウムに展示されています。
そのため、吹き抜けの3階から下を見ると、作品の下にいる人々が蜘蛛の巣にひっかかった獲物にみえます。

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この作品では、獲物とそれを捕える蜘蛛役とにわかれて、創作ワークをしました。
上の写真は蜘蛛に襲われる獲物の様子です。

これら3作品をモチーフに、実際に展示室で発表会を行いました。
発表会では、保護者の方々をご招待し、また一般の来場者も巻き込み、緊張しながら3日間のワークショップの成果をお見せしました。

微笑ましく我が子を見守一方で、突然始まったパフォーマンスに戸惑うお客様もいましたが、ライブ感あふれる発表会となりました。

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今回は、身体表現をテーマにしたワークショップでしたが、言葉以外を使った作品鑑賞も楽しめ、鑑賞の幅が広がったと思います。
また、からだを使ったコミュニケーションを共有体験することで、新しい創造の可能性も探ることができました。


夏休みこどもワークショップ2011 ボディーアクション!からだでお話ししてみよう!
企画・指導:近藤春菜(俳優・演出家)
写真:中村麻由美
日時:2011年8月5日(金)、6日(土)、7日(日)10:30~15:00
対象:小学2~6年生
参加人数:9名
企画担当:郷 泰典(東京都現代美術館教育普及係)

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