普及プログラム「ギャラリークルーズ」

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こどもや親子のための楽しい美術鑑賞ツアー

学芸員と一緒に、さまざまなツールを使って楽しみながら美術館内や展示室をめぐり、体験的に作品鑑賞をおこなう
プログラムです。

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ギャラリークルーズ活動報告

MOTギャラリークルーズ「何をやるかはお楽しみ!?」

実施日時:2015年2月28日(土)1回目10:30~12:00、2回目14:00~15:30
対象:小学4~6年生
参加者数:1回目...19人、2回目...10人
参加費:無料

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2月28日(土)、小学4~6年生対象のギャラリークルーズ、
「何をやるかはお楽しみ!?」を実施しました。
午前の回19名、午後の回10名のこども達が集まりました。

当日に内容が明かされるという、ワクワク・ドキドキのこの企画。
今回のテーマは...「スコープ」!

スコープとは、"見る道具"のこと。
顕微鏡(マイクロスコープ)や望遠鏡(テレスコープ)、
万華鏡
(カレイドスコープ)など、
世の中にはいろいろなスコープがありますが、
今日は皆で、アートを見るためのスコープを手作りして、
館内や展示室を楽しく見て回ろうという内容です。
はてさて、何が見えるかお楽しみ!

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まずは、スタジオにてスコープ制作。
カラーセロファンや紙コップ、ストロー、アルミホイルなど、
いろいろな素材を机に広げて制作を開始。
コップに穴を開けたり、セロファンを重ねて貼ったり、
筒にミラーを取り付けたり...。
皆、それぞれに創意工夫して、熱心に工作しました。

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スタジオでの制作を終えると、館内に出かけて性能テスト!
いろいろな使い方を試し、見え方を確かめました。

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カラーセロファンを重ねたスコープは、こんなふうに色とりどりに!
身の回りが幻想的な風景になります。

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いよいよ展示室の中へ。
MOTコレクション(常設展)を見に行きました。
伊藤公象の《アルミナのエロス(白い固形は...)》は、
床に無数の白い塊を敷き詰めた作品です。

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作品を筒状のスコープで覗くと...
部分を切り取るようにして見ることができました。
さらに、先端にはプラスチック容器のふたが取り付けてあり、
ゆらゆらと揺らぐような、ふしぎな視覚効果が!

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テレビがずらりと並ぶ、ナム=ジュン・パイクの《TV時計》。
スコープで覗くと...

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モニター一つひとつが違う色に染まって見えました。
まるで虹色の世界のよう!

お互いにスコープを交換し、皆でいろいろな見方を楽しんで、クルーズ終了!
参加者アンケートには、
「作品そのものもおもしろいけれど、さらにスコープを使い、今までの見方とはまた
 違った見方をさせてくれたのでとても良い経験になりました。」
「小さい穴から作品を見たら、違う作品に見えた」
「美術館はつまんないと思っていたけど、現代の作品はすごかった」
などがありました。
スコープを覗いて見ることで、一味違った作品の見え方を楽しみつつ、
現代美術そのものの面白さもしっかり感じ取ってくれたようです。

また、
「いつも見る景色が変わった」
「家でも作っていろいろなものを見てみたい」
という声もありました。
ちょっとした仕掛け(たとえばストローを覗いてみるなど)だけでも、
見える世界ががらっと変わります。

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皆さんも、ぜひやってみてくださいね!

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