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「ここはだれの場所?」展紹介 会田家

「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展、今回は「会田家」について紹介します。

作品が所狭しと並んでいる薄暗い展示室。
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いずれも、お母さんの岡田裕子さん、お父さんの会田誠さん、そして息子の会田寅次郎くんが制作したものです。
それぞれが作ったものもあれば、合作もあります。

全てに共通しているのは「教育」というテーマ。
その中でも、WiCAN×岡田裕子《教育×アート=?〜NIPPONえでゅけーしょんTV》に注目したいと思います。

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千葉大学の学生らからなる千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)と岡田裕子さんが共同で制作した本作。

学校教育で感じたもやもやをテレビ番組仕立てにしています。
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「朝倉式指導法」は世の中に数多く存在する教師向けのマニュアル本に疑問を感じたことから作られました。マニュアル本や指導法といったものは、生徒や保護者とうまく関わっていくためのものですが、果たして本当に「うまくやれて」いるのでしょうか。映像では、ベテラン朝倉先生が新米教師の水野先生に、クッキーの作り方を通して、生徒を「型にはめる」ことの大切さを伝授します。しかし、個性的だった姿がきれいなクッキーに統一されていく様子にはどこか違和感が...。

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「りんこの唄」は、先生や親から見た「いい子」について考えさせられる作品です。林檎で表される「りんこちゃん」は受験を控える中学3年生の女の子。お母さんは一人娘のりんこちゃんを可愛がり、過干渉ともとれる程に世話を焼きます。りんこちゃんはお母さんの母校「ジーニアス女学院」を目指して受験勉強をしますが、母親との価値観の相違により、りんこちゃんの内面に段々と変化が表れていき...。

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「ひみつのグアナコ」はドキュメンタリー仕立て。実際に全国で行なわれている小学校2年生の図画工作の単元「ひみつのグアナコ」。「グアナコ」という言葉から想像される架空の生き物を作る授業なのですが、「グアナコ」は実在する生き物なのです。なぜこのような授業が行われるようになったのか、調査していった結果...。

このほか、2パターンのCMも上映されています。皆さんお馴染みのとあるCMをオマージュしていますが、内容には考えさせられるものがあります。

芸術の秋、アートを通して、親子で教育について考えてみませんか?

(「ここはだれの場所?」展インターン 阿部美里)


「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
2015年7月18日(土)~10月12日(月・祝)
展覧会詳細はこちら