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橋本トモコさん

「ワンダフル ワールド」展の出品作家、橋本トモコさんについて紹介します。

橋本さんは、果物や草花など身近にあるものをモチーフに油彩絵画を制作しています。「ワンダフル ワールド」展では《白い光、落ちる闇‐椿》という新作が加わり、果物や草花、川、葉といったモチーフで溢れた展示空間は、美術館でありながら外を散歩しているかのような感覚となります。またそのモチーフがシンプルであるからこそ、油絵具の何層にも塗り重ねられた深味のある絵肌が引き立ちます。木製パネルに綿布を膠で貼り、白亜地を塗り重ね研磨した下地に、透明度の高い油絵具を塗り重ねるという15世紀ネーデルラントによく見られる古典技法で制作しています。そのため、印刷物では決して表現できない、実物だからこそ感じ取れる硬質で輝きのある色彩や丁寧な仕上がりを堪能できます。大人だけでなく子どもたちも橋本さんの作り出す色彩に惹き込まれるかのようにみいっています。

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撮影:木奥惠三

《白い光、落ちる闇‐椿》の葉は、光が差し込む天井からこぼれ落ちるかのようです。それは橋本さんの入念に計算され尽くした一つ一つの葉の配置により実現されています。

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撮影:木奥惠三

《どこへも帰らない‐江戸川》は見る角度によって様々な色彩に変化します。実際光にあたった川の水面のように様々な色彩で輝いています。ぜひ実物を見に足を運んでください。

橋本トモコさんHPはこちら

(「ワンダフル ワールド」展インターン秋山)