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MOTアニュアル2014ブログ No.23 インターンのカノさんのお薦めスポット

これまで出品作家のインタビューなどを担当していただいたインターンのカノさんですが、一年間のインターン期間を終え、4月末に無事に当館を卒業されました。
最後に「MOTアニュアル2014」展を担当した感想やお薦めスポットについて、
記事をまとめてくれましたので、お届けします!

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インターンとして一年間、「MOTアニュアル2014」の展覧会作りのお手伝いをさせていただきました。

 展覧会を内側から見てみて、空間作りのために作家の皆さんと学芸員が話し合いを重ね、全体としてより美しい展示空間を作っていこうとしている姿を知ることができました。作品の魅力を最大限に引き出す空間を作るには、作品を深く理解することや、様々な方向から鑑賞の可能性を考えることが必要なのだとわかりました。

 また、作家へのインタビュー等を通して、6組それぞれに、他の誰かが作ったものへの思い入れがあることを知りました。作品はとても新しいもので、それだけで独立しているかのように見えるけれど、作品の背後には必ず、作家と周りの世界との濃厚な関係があることがわかりました。作品について本当に深く知るには、まだまだ知るべきことがたくさんあると感じます。

 私のおすすめは、3階の展示を見終わった後にある2階の小さな展示室、「fragments of FRAGMENTS もう一つのフラグメント」です。6組の作家たちの展示室からこぼれ落ちたフラグメントを集めた小部屋であり、個々の小さな作品とじっくり対話できます。薄暗い小部屋の中に6点の作品が浮かび上がる空間全体を、展示室の入り口から眺めるのもおすすめです。

2階展示室.jpg
2階の展示室「fragments of FRAGMENTS」(撮影:伊奈英次)

また、「MOTアニュアル2014」の展示は、実は会期中にどんどん変化しています。作家が美術館に来て制作し、新しく増えた作品や展示もあります。会期も残りわずかとなりましたので、まだ見ていない方はもちろん、一度来られた方もぜひもう一度お越しください。

修復シリーズ.jpg
会期中に制作された髙田安規子・政子の「修復」のシリーズ(撮影:伊奈英次)
(美術館の屋外に設置された作品です。)