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「驚くべきリアル」_ホルヘ・ピネダ

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ホルヘ・ピネダ《無邪気な子ども》2003年 MUSAC蔵 ©Jorge Pineda, Courtesy: MUSAC


ドミニカ共和国の作家、ホルヘ・ピネダの《無邪気な子ども》という作品は
展示室の最後のお部屋にあります。
ひっそりと、女の子が壁の中にうずくまっている作品です。
見えているのは小さな女の子の足と壁の中にあるはずの体のかたち。

無邪気にかくれんぼをしている様にも見えますし、
何かから身を守るために隠れている様にも見えます。 
小さい時にこの女の子のようにカーテンにぐるぐる巻きになって
遊んでいた事を思いだしました。

ピネダの《無邪気な子ども》は、コロンビアで50年以上続いた内戦と、
それによって暴力が日常になった日々に言及した作品だという事を知りました。
それを知った時、この作品が伝えようとする「リアル」について自分なりに
少し考えてみようと思いました。

展示室のラストピースは常にそんな余韻を私達に残してくれるのかもしれません。

広報OHR