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2007年2月27日

心を元気にするトーク~土屋公雄の講演会

土屋公雄講演会070225.JPG

先週の日曜日(2月25日)の午後、
MOTコレクションに出品中の土屋公雄さんのアーティスト・トークがありました。
会場は熱心なファンで満員。
みなさま来てくださってありがとうございました。

1時間以上にわたる講堂でのお話の後、
場所を移して作品のある展示室へ・・・。
フランスの森で拾った木を並べた《ヴァシビエールの月》、
農家に残されていたお皿を使った《月のかけら》を背景に
さらにお話が続きました。

最後に寄せられた会場からの質問は次のようなものです。
「以前は灰を材料にした作品が多かったけれど、最近では生きた花が使われている。
何か心境の変化があったのですか?」

「灰の作品を見た人から『土屋さんの作品を見ると哀しくなる』と言われたことがある。
灰は死を想わせるものかもしれないが、
私にとっては同時に生をも象徴するものなのだが・・・。
美術作品は“見る人の心を元気にするもの”。
花の作品を見て、みんなの心が少しでも元気になったら嬉しい。」

一生懸命、真摯に語りかけるその熱い姿に、
参加者もたくさんのパワーをもらったのではないでしょうか。

土屋公雄さん、そして参加してくださったみなさん。
ありがとうございました。(C.M.)

2007年2月11日

湯沢英彦さんのボルタンスキー論

湯沢講演会.JPG

今日、今期のMOTコレクションの関連プログラム第一弾、
コレクション・トークが開催されました。

講師は明治学院大学教授の湯沢英彦さん。
沢山のイメージと資料を使い、
さらにフランスで行われた一夜限りの展覧会の
記録ビデオを紹介しながら、
ボルタンスキーのこれまでの作品歴を
幾つかのキーワードとともに鮮やかに分析されました。

さてこの写真は、その冒頭に紹介されたもの。
この大写しにされている人がボルタンスキーで、
湯沢さん曰く「笑顔が素敵で、ざっくばらんな人柄」とのこと。
少し意外に思われたかたも多かったのではないでしょうか。

「忘却へのおびえを強く訴えかけてくる」ボルタンスキーの作品。
その世界が湯沢さんのお陰で、さらに深く拡がってゆく・・・
中身の濃い充実した2時間でした。(C.M.)

2007年2月 5日

ボルタンスキーを知りたい

ボルタンスキー.JPG
1月20日から始まったMOTコレクション。
その特集展示“闇の中で”に展示されているクリスチャン・ボルタンスキーは日本でも人気の高いアーティストです。妻有トリエンナーレでの廃校を使ったインスタレーションが記憶に新しいかもしれませんね。

さて今週の日曜日、このボルタンスキーについての講演会を開催します。
講師は明治学院大学教授の湯沢英彦さん。
著書である『クリスチャン・ボルタンスキー 死者のモニュメント』(水声社)は
日本初の本格的なボルタンスキーのモノグラフとしてファンには必読の書となっています。

「この世から消えてしまった人びとの記憶に捧げられている」ボルタンスキーの作品。
より深くボルタンスキーの世界に触れてみたい方。ぜひご参加ください。
スタッフの私もとても楽しみにしている講演会です。(C.M.)

*コレクション・トーク “クリスチャン・ボルタンスキー 亡霊たちのまなざし”
 2007年2月11日(日)15:30~講堂にて 
 聴講無料(但し、常設展示または企画展示のチケットをご提示ください。)