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2018年8月24日

休館中のガイドスタッフの活動

当館では、現在25名のガイドスタッフ(ボランティア)が活動しています。
通常、ガイドスタッフは、開館時の毎日14時から約1時間にわたって
MOTコレクション(常設展)の作品解説をしていますが、
リニューアル休館に伴い、常設展でのギャラリートークは現在休止中。
しかし、ガイドスタッフの活動は休みではありません!

例えば、他館を訪問して勉強会を行ったり、リニューアル準備室事務所で
研修会をしたりと、定期的な活動を行っています。
しかしながら、長期間にわたって所蔵作品のトークを行う機会がないため、
トークの腕が鈍ってしまう・・・といった声がガイドスタッフから
チラホラ聞こえてきました。
そこで、自らが話したり、他者のトークを聞いたりすることを通して、
トークのブラッシュアップをはかることを目的としたスライドトーク研修会を
6月、7月と2回にわたって実施しました。

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ガイドスタッフは、それぞれ所蔵作品の中から1点を選定し、
その作品画像をもとに5分程度のトークを行います。
作品について解説しても良し、他のスタッフを参加者に見立てて対話しながら
進めても良し。
ガイドスタッフは作品や作家について、独自に準備した資料を用いたりしながら、
自身の言葉で語っていきました。

それぞれのトーク後には質疑応答の時間を設け、
実際に展示室でトークした際に起きた参加者との印象的なやりとりや、
自分だったらこんな切り口にする、などといった横断的な意見交換も行いました。
普段自分がトークする作品も、他者のトークを聞くことで
新たな視点を得ることができます。

同じ作品でも、その伝え方は人それぞれ。
何度でもガイドスタッフによるギャラリートークを楽しんでいただけるのでは
ないでしょうか。
リニューアル・オープンの際には、ぜひガイドスタッフによるギャラリートークに
ご参加ください。

引き続き休館中の当館ですが、2018年秋に開催される
MOTサテライト 2018秋 うごきだす物語では、
10月27日~11月18日の土日の14:30~/15:30~
ガイドスタッフがまちをご案内するプログラムを行います。(詳しくはこちら
当館のガイドスタッフが参加者(1~5名程度)と一緒に清澄白河のまちを歩きながら、
作品の見どころやまちの魅力をご案内するツアーとなっています。
当館のガイドスタッフと一緒にMOTサテライトを楽しみませんか?
ご参加をお待ちしております!
(A.T)

2017年11月27日

アートでめぐる清澄白河!

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「MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景」関連プログラムとして、
トーク&まち歩きクルーズ「ガイドとめぐるMOTサテライト」を実施しました。
このプログラムは、ガイドスタッフが少人数の参加者と一緒に
清澄白河エリアをめぐりながら、作品の見どころや街の魅力を紹介するツアーです。

ガイドスタッフは、事前に決められたルートを回るわけではありません。
「すでにこの作品は見たので、行ってない方面を重点的に見たい!」
「アートと街と両方じっくり堪能したい!」
「テレビで見たあのショップはどこにあるの?」
など、参加された方の声に耳を傾けながらツアーを組み立てていきます。

MOTサテライトの作品解説を中心に、
カフェやケーキ屋さんを紹介したり、お酒好きという参加者には
ワインショップやおすすめの飲み屋情報を交えたりと、
ガイドスタッフ一人ひとりの個性が光るツアーが繰り広げられました。
また、少人数制のツアーだからこそ、作品から感じたことを皆で気軽に
語り合う場面も多々見られ、鑑賞を深めてもらう機会にもなったようです。

参加された方からは、
「日頃は自転車で通過してしまう街を改めてじっくり散歩できて楽しかった」
「現代美術館の展覧会は良く見に行っていたが、決まった道しか通ったことがなかった。
MOTサテライトの会場をめぐることで、清澄白河の街を知るきっかけとなった」
などといった感想が寄せられました。
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10月14日以降の土日祝、全11回に渡って開催した本プログラムには計193人が参加。
MOTサテライトの作品だけでなく、清澄白河の街全体を楽しんでもらうひと時と
なりました。
(A.T)

2009年11月 3日

謎解き??

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11月に入り、常設展示も様変わりし、
今日は広島から視覚造形を学ぶ
大学生のみなさんが来館してくれました。

当館のガイドスタッフが対応し、トークをしました。
美術史的な流れも交えながら、
アメリカの抽象表現主義についてお話したあと
「この絵はどうやって描かれたと思いますか?」と
問い掛けたのはモーリス・ルイスの《金色と緑色》(写真)。

確かによくみるとなんだか不思議な画面です。
ぼんやりしていて、筆のあともよく見えません。
「絵の具をたらした」「キャンバスを筒状にして描いた」などなど
まるで謎を解くようにみなさんいろいろ考えてくれました。

現代美術の楽しみは、そうした謎解きのような鑑賞ができるということ。

視覚造形を学んでいる学生さんだけあって、
「見る」ことのヒントも得たようです。

みなさんも多彩な表現形態の現代美術の
謎解きを楽しんでみてください。(G)

2009年6月14日

「・・・??」を楽しもう! 九十九里中学校

今日は九十九里中学校のみなさんが、バスに乗ってやってきてくれました。
見学に来てくれたのは、美術部の方々。
生徒さんを2チームに分けて、常設展をご案内しました。
みなさん、普段は風景画やクロッキーを描いているとのこと。
いつも描いている絵とはかけ離れた、フランク・ステラの作品の前で、
「…?? 」といった印象。

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「これはVの字が集まって構成されているんですよ。」と伝え、
Vの字のピースを3つ使って、実際に好きな形を作ってもらいました。

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回したり、重ねたり。3つのピースをどう置くか試行錯誤するうちに、
みなさんそれぞれ異なる、さまざまな形が出来上がりました。
「どうしてこの形にしたの?」と訊ねると、
「線がよかった」と言う人がいたり、
「なんとなくダイヤモンド型」と言う人がいたり、様々でした。
「・・・??」を楽しむのも、現代美術館の魅力。
ぜひまたいらしてくださいね!(T)

2009年5月 1日

展示室は高校生でいっぱい! 都立工芸高校

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MOTのガイドスタッフは
毎日2時からコレクションのトークをしています。
この日は特別に高校生の皆さんにトークしました。
見学に来てくれたのは、グラフィックアーツ科の1~3年生。
108人の生徒さんを6チームに分けて、
6人のガイドスタッフがご案内です。

トークがスタートすると
展示室のあちこちに高校生がいっぱい!
ほとんどの高校は美術の授業が選択科目のため
見学に来てくれても数十人の団体である事が多く、
この日のように100人以上の高校生が展示室で見学している光景というのは、
普段あまり見られないものなのです。

ガイドスタッフの面々はというと
トーク歴3年の方から10年以上というトークのベテランまで、
スタッフ全員が、みなさんに分かりやすい解説を、と
いろいろな工夫を凝らしてトークします。
刷毛を片手にステラ作品の描き方を話したり、
展示作家の別の作品資料を見せながらトークしたり。
生徒の皆さんも、普段は制作側の人なだけあって、
作品を見る目はとても真剣です。

平面から、立体、インスタレーションまで、じつにさまざまな作品の数々が、
生徒の皆さんの制作のインスピレーションにつながるといいですね。
                                  (武)

2008年5月22日

現代美術で元気いっぱい!

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ぽかぽか陽気の今日、平均年齢75歳のシニア世代で構成される
「ふれあい塾あびこ」のみなさんが団体鑑賞でやってきました。

普段あまりなじみのない「現代美術」の世界に触れてみようと
エントランスに集まったみなさんは、初め不安と期待の両方が
入り混じった表情をしていました。

ギャラリートークは、当館のガイドスタッフにお願いしました。
この方も70歳を超え、10年以上もガイド活動をしていただいている
超ベテランさんです。

トークがはじまるや否や見たことの無い作品世界にぐいぐいと引き込まれ、
「ほー」「へー」「はー」と熱心に作品を見つめ、
近づいたり、離れたりしながら、
「あら、平にみえたけど、飛び出ているのね」
「作るの大変そうよね」と、
お互いに、意見を述べ合いながら実に楽しそうに回っていました。

お目当ては、岡本太郎《明日の神話》。
まず作品の大きなにみなさん息をのんでいました。
そして、「このエネルギーはどこからくるのかしらね」と
始終圧倒されっぱなしのご様子。

平均年齢75歳のみなさんも、今日一日現代美術から
たくさんのエネルギーをもらって、さらに元気になったのでは
ないでしょうか?                      (G)

2007年10月23日

「学び」はいつまでも

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世田谷美術館では、「美術大学」という区民を中心とした
一般の方対象の講座を開講しています。
美術史の講義や実技、鑑賞会など幅広く学ぶ講座です。

今日は、その美術大学のみなさんが
鑑賞会の一環で当館を訪れてくれました。

一般の講座ということもあって、年齢層も様々。
現代美術館は初めてという方が3分の1、
そして半数がコレクション展を見るのは初めてとのこと。

今回は、いつも常設展示室でギャラリートークを行っている
当館のガイドスタッフの方々にトークをしていただきました。

参加者のみなさんは、普段から美術に興味を持ち、
いろいろなものを鑑賞しているだけあて、
トークの最中も積極的に質問が飛び交い、
笑い声が絶えないアットホームな雰囲気で
ギャラリートークは進行していきました。

いくつになっても学び続け、好奇心を持ち続けることは
とても素敵なことではないでしょうか。

こうした鑑賞者のみなさんとの出会いを大切にし、
共に学びながら日々成長していけたらと思います。(G)

2006年7月 7日

毎日やってます!

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カルティエ展は数日前に大好評のうちに閉幕。
現在は常設展示室のみオープンしています。
こんなときは、普段よりもゆっくり静かに鑑賞できてgood♪
そして、
ボランティアによるギャラリートークも毎日やってます!
当館のギャラリートークボランティアのみなさんは
ギャラリートーク歴6年以上の超ベテランぞろい。
(長い人だとそのキャリアは10年以上!なのです)
さらにそんなベテランなのに、向上心に溢れ、
常に最新のアートの動向を勉強しているのです。
常設展示室のみオープンしている時は、このトークに参加するのもねらい目です。
参加人数が少なめなので、
参加したお客様のお好みに合わせて作品を選んでトークしたり、
特定の作品の前で、ボランティアスタッフと現代美術に関する気になる事柄を
じっくり対話しながら鑑賞することができたりもします。
ぜひぜひご参加ください!
スタート時間は毎日2時から。
常設展示室アトリウムに集合です♪
(武)
http://www.mot-art-museum.jp/kyoiku/53/