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2010年2月20日

見て描いて~白鳩第二保育園

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美術館にとって定期的に訪れてくれるお客様の存在は、
とても心強く嬉しいものです。
今日はそんなお得意様の中でも、
一番小さくて可愛い存在~保育園のこどもたちが
美術館にやってきてくれました。

白鳩第二保育園は江戸川区にある保育園ですが、
1年に1回、こうした見学会を実施していて、
今年ですでに数回目になりました。

保育園児のためのプログラムといえば、
当館では「ひよこツアー」がありますが、
こうして園でまとまって団体見学に来てくださるというのは、
まだまだ珍しく特色ある活動です。

さて今回は通常やっている鑑賞ツアーに加えて、
園の先生の発案で、
簡単なアクティビティを加えてみました。

①展示室で抽象絵画を見る。
②自分のお気に入りの形を選ぶ。
③それを紙に書いてもらう。
④好きな色を選んでクレヨンで塗ってもらう(別室で)
⑤それをみんなで持ち寄り、組み合わせてみる

自分の手を動かす要素が入ると、
こどもたちはぐっと興味も増して楽しそうです。

こどもたちにとっては初めての美術館体験。
これを機に、
美術館マナーもきちんと守れて、楽しく美術を鑑賞できる、
“美術ファン”に育ちますように!

(注記)
*白鳩第二保育園はこの4月から
 ベルカント保育園に名前が変わるそうです。
*当館のひよこツアーの様子はこちら
  ↓
http://www.mot-art-museum.jp/blog/edu/2009/09/post_244.html
(C.M.)

2009年11月22日

見たことのない新しいかたちの建築! 妹島和世による親子ワークショップ

ラグジュアリー展の特別展示において
空間構成を担当した建築家の妹島和世さんによるワークショップを行いました。
妹島さんのワークショップに参加したい人は驚くほど多い中、
なんと今回のワークショップは小学生のいる親子限定!
参加者の中には2年前に当館で行った「SPACE FOR YOUR FUTURE」展で
SANAAの建築模型を見て以来ファンになったという親子や、
これまでもよくクルーズに参加してくれているお子さんが
今回はお父さんがどうしても参加したい!ということで申し込んだ親子など、
それぞれ思い入れが強いようです。

講堂に集まった参加者に、まずは
妹島さんの不思議な形の建築のかずかずを紹介。

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その後、「ラグジュアリー」展の会場に実際に足を運び、
妹島さんのしなやかで透明感があって明るい空間を体験しました。

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講堂に戻ってからはいよいよ制作開始です。
今回は「不思議な形の小屋」を作ります。
まずはスポンジを使って試作品作り。
親子で意見を出し合い、設計図を書いたり。

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全体の感じがきまったら、とうとう本番です。
1m×1mの白いスポンジを4枚使って大きなものを作ります。
試作ではうまくいっていたのに、
大きくしてみると立ち上がらなかったり、
いろいろ変更点が出てきます。
妹島さんもそれぞれの親子の制作しているところを巡ってアドバイス。

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コンニャクをひねったような形が集まってふしぎな小屋ができたり、
それぞれとても個性的で楽しい形がいっぱいです。
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最後は発表会。それぞれ工夫したところや見てもらいたいところを発表です。
妹島さんから、よく工夫されている点やおもしろいところについて
一言ずつコメントもありました。

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ワークショップ前にはたてものは四角いものと思っていた人も、
帰りには見たことのない形を想像したり、
いろいろな形のたてものがあってもいいんだということを感じてくれたようです。
この参加者の中から、将来の建築家が生まれるかもしれませんね。
                                   (武)

2009年5月24日

びじゅつかんのヒミツのカード

クルーズ2日目。
本日もすごろくを使って美術館のオモテとウラをたんけんです。
すごろくのすべてのマスにはヒミツの指令が書かれていますが、
素通りしてしまったマスの答えは教えてもらえません。

次はどこに行きたいかな?
サイコロを振る前に、みんなですごろくのマスを指差して、
サイコロに願いをかけます。

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そして、それぞれのマスによっていろいろな経験をしました。

図書室で見たのは、ヒミツの小さな本。大竹伸朗さんの手作りの本です。
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展覧会の準備室では8月に始まる「伊藤公象」展の
展示模型やポスターのデザイン案を見て、「こっちのポスターが良い!」と選んでみたり。
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収蔵庫ではまずその広さにびっくり。
そして、スプーンから落ちそうなジャムの絵をみて、「写真じゃないの?!」とまたびっくり。
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荷受には、作品搬入中の2人組のアーティストに出会って
現代のアーティストは自分たちと同じように生きているんだ、という
よく考えると普通のことを改めて実感したり。
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中央監視では、地下室の電気をつけたり消したりさせてもらったりしました。
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たんけんの道中、いくつかの場所では、
たんけんに訪れたチームのみんなにオリジナルトレーディングカードが渡されます。
カードにはその場所の写真と、その場所の説明、そしてジャンケンマークが書いてあります。
ゴールする頃には、7~8枚ぐらい集まりました。
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トレーディングカードなどを普段から良く知っているこどもたちは、
特別に金色になっている収蔵庫のカードを見て、「パラレルレアだ!」といってました。
カードを持つ姿も様になっています。
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スタジオに戻った後は、たんけんの振り返りもかねてジャンケン大会です。
「良かった場所の順番で」「気に入っているカードの順番で」と
カードを出す順番を決めてジャンケンすると、みんなの気持ちが分かります。
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そして違うチームとも対戦!探検する場所が違うと持っているカードも違うので
対戦しながら「あれ?それはどこのカード?」「そこ面白かった?」「どんなところなの?」と
行くことのできなかった場所がどんなところなのかを垣間見ることができます。
「えー、そこ行きたかったなぁ~」という子も。
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解散後はお迎えにきたお父さんやお母さんに
探検してきたことをカードを見せながら説明していました。
美術館が初めてだったこども達もたくさんいましたが
これですっかり美術館に詳しくなりました。
ぜひまた遊びに来てくださいね!                
                    (武)

2009年5月23日

ヒミツクルーズ 1日目

今年度の第1回目のクルーズは、
美術館内のさまざまな場所を探検して回る
「びじゅつかんのヒミツ」クルーズ。

1年生から4年生までのこども達が、
美術館のおもてがわはもちろんのこと、
職員が仕事をしている、美術館の裏側まで、
さまざまなところをスゴロクをしながら探検して回りました。

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美術館の荷受スペースでは
探検中に作品を載せたトラックが入ってきました。
そして、ゆっくり丁寧に作品の入った台車を動かして
運び入れていました。
トラックの荷台の扉が開いたとたんに
油絵具のにおいがまわりに広がり、
こども達は「絵の具のにおいがするね。」と言って
周りの空気を改めてくんくんと嗅いでいました。

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探検が終わった後は
自分たちがどんな場所を旅してきたのかを
ゲームをしながら振り返りました。
どんなゲームなのかは、ヒミツです。
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クルーズ終了後、スタジオ前にお迎えにきた
お父さんやお母さんの姿を発見した途端に
今日行ってきたさまざまな場所の話を
まるでマシンガンのように話す子や、
さっき見てきたきれいなトイレ(マイケル・リンのトイレです)を
お母さんと一緒に見に行く子など、
自分の体験した「ヒミツ」のかずかずを
家族に紹介するのでした。                 (武)

2008年8月 8日

お母さんお父さんと一緒に~白鳩第二保育園

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そろそろお盆休みシーズンですね。
美術館もこの時期は夏休みのお客様で、
いつもより少し混雑しています。

さて今日は江戸川区から白鳩第二保育園の子どもたちが、
美術館に来てくれました。
3歳児と5歳児あわせて約12名。
保護者や先生たちも入れると総勢40名のみなさんで、
MOTコレクションを鑑賞しました。

この写真は、
ヤノベケンジの《ロッキング・マンモス》を
全員で見ているところです。

マンモスと言っても
保育園児にはわからないかもしれない・・・・と
少し心配していたのですが、
それは杞憂でした。
マンモスのイラストも用意していたのですが、
それもあまり必要ありませんでした。
作品を見るなり「マンモスだー!」と叫んだ男の子が約2名。
しかも「氷河期にいたんだよ」と説明まで加えてくれました。
(お母さんによれば、今、恐竜に夢中だそうです。)

その後は、
電話ボックス型のディスコに親子で入ってみたり、
“お母さんにプレゼントしたい作品”を選んでみたり
親子一緒に作品を鑑賞し、
同じ体験にチャレンジしてくれました。

大喜びしたり、不思議そうに首をかしげたり。
小さな子どもたちは、
感情を体全体で表現してくれるので、
こちらもやりがいがあります。
リアクションに触発されながら、
楽しくツアーをさせていただきました。
(C.M.)

2008年6月24日

深海の魚になった気分?・・・西巣鴨小学校

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巣鴨から地下鉄を乗り継いでやってきてくれたのは、
豊島区立西巣鴨小学校の6年生のみなさん。
この美術館は駅から歩くと10分以上かかるので
梅雨の晴れ間でお天気に恵まれ、良かったです♪

到着後、早速
3チームに分かれて、常設展示室へ。
3階の展示ロビーからスゥ・ドーホーを見下ろすと、
別のチームがトークを聞きながら鑑賞中。
そのみんなの様子が、まるで水の中にいるように見え、
「すごい!深海の魚みたい!」という声。
その後で1階に下りると、
水中にいるみたいに見えることを意識して、
泳ぐマネをしたり、手を振ってみたりと、
今度は上から見ている別のチームにサービスしていました。

また、
柳幸典の《ヒノマル・コンテナー》では
中に入って最奥部の丸い部分の天井と床を覗いて、
どこまでも続く井戸の中に吸い込まれるような不思議な感覚に
「怖いけれど、もう一度見たい」と、何度もその感覚を味わう人も。

最後にアンソニー・カロに登って学校へと戻っていきました。
暑い中、たくさん歩いてやっとたどり着いた美術館。
でも、作品を十分楽しんでくれたようで、良かったです。
ぜひまた来てくださいね!
(武)

2008年5月18日

今日だけ特別 びじゅつかんのヒミツ2

「びじゅつかんのヒミツ」の2日目。
スタジオに全員が時間ぴったりに集合して、開始です。
スタジオの外では、お父さんお母さんたちが
みんなと離れるのがちょっと名残惜しそうに見ていました。
はじめに学芸員からヒミツたんけんの方法を聞いて
さっそく出発です!

常設展示室のアトリウムは、
水の中に潜っているみたいになれます。
というのも、スゥ・ドーホーの作品のためです。
水面に浮かんだ門を
アトリウムいっぱいに貼られた水色の布であらわした作品です。
特別に作品に使われている布をさわりました。
どんな触り心地だったでしょう?

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そして、美術図書室にも行きました。
ここでは、昔の画家の描いた
ヒミツの絵はがき(もちろん手描き)と
ヒミツの日記を見ました。
絵はがきの絵の上手さにみんなびっくり!

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さらに!
現在は閉まっている展示室にも特別潜入!
作品が何もない、そして誰もいないがらんとした展示室に
みんな不思議そう。
いつもは「走らない、さわがない」と言われている美術館ですが、
今日だけ特別に展示室でかけっこをしました。
きっとこれから先、二度とできないことですから、
みんな本当にうれしそうでした。

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まだ覚えたての地図の見方を思い出して、
今自分のいるところと、これから行くところを確認して
進んでいるうちに、すっかり美術館のどこに何があるのか、
覚えてしまったようです。
また遊びに来てくださいね。
(武)

2008年5月17日

びじゅつかんのヒミツ

2008年度最初のクルーズ「びじゅつかんのヒミツ」。
この美術館にまつわるさまざまなヒミツを、探検しながらさぐります。

それをすごろく形式で探検します。
美術館のいろいろな場所がマスになっていて、
そのマスに止まらなければヒミツは教えてもらえないのです。

サブエントランスでは、そこにある意外な作品を見つけました。
それは、木。
植え込みにこっそり植えられています。
オノ・ヨーコさんのれっきとした作品なのです。

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さらに荷受けでは、
荷物の代わりにみんなでリフターに乗って
持ち上げてもらいました。

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極めつけは館長室。
こっそり館長のいすに座っちゃいました!

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座り心地はどうだったのでしょう。
お父さんもお母さんもまだ体験したことのない美術館のヒミツ。
おうちで教えてあげてくださいね。
(武)

2007年8月26日

夏休みの自由研究に!

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展示の鑑賞と、それを深めるアクティビティがセットになったものを
当館ではギャラリークルーズとよんでいますが、
今回の「夏休みのハプニング」クルーズでも、
鑑賞後に工作をおこないました。
制作したのは磯辺さんの作品にちなんで、
「エアドーム」。

赤、緑、紫など色とりどりのポリ袋に水中メガネをつけ、
鑑賞のときに考えた「みんなで集まってやりたいこと」の風景を思い浮かべ、
それを描いた画用紙を切り抜いて貼りつけます。
ストローと一緒にビニールを密封し、
空気を入れてふくらませば完成です!

サッカー、お化け屋敷、お誕生日会など、
さまざまなエアドームが出来上がりました。
上の写真の作品は「宇宙でのプロレス」だとか。
水中メガネから覗くとちょっとフシギな世界に見えます。

夏休みもあと数日、ということで、
宿題の自由研究にも使えそうです。
(武)

2007年8月25日

夏休みのハプニング

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ただ今開催中の磯辺行久展。
この磯辺展をめぐるこどもむけのクルーズが開かれました。

はじめはウォーミングアップとしてクイズを出題し、
「美術家で環境計画家」
「ワッペン」
「たんす」
「気球」
「みんなの集まる場所をつくる」
「川の流れていたあとをたどる」
などの磯辺さんにまつわるキーワードを頭に入れてから展示室へ。

「『ベロ』じゃなくて『ワッペン』だよね」
「気球をあげてるところだ!」
とみんなバッチリな記憶力です!

クルーズの開催する2日間だけ、
参加する子ども達のために、
特別にエアドーム内に風船を浮かべました。
ふわふわした楽しい空間に、子ども達もくつろぎモード。

エアドーム内部に設置してある送風口を見て、
「あ!ここもワッペン型だよ!」
・・・・本当です!今まで気がつきませんでした。
くつろぎつつもきちんと発見しているこどもの観察力に脱帽です。
(武)

白鳩第二保育園

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今日の朝一番で、
小さなお客様がMOTコレクションを見にきてくれました。
江戸川区にある白鳩第二保育園のこどもたちです。
(写真:「溝口先生のお話を聞くこどもたち」)

白鳩第二保育園はとてもユニークな美術教育をしていて、
当館にも定期的に見学に来てくれます。
だからなのか、小さな幼児たちなのに、
きちんと美術館のマナー(『さわがない、走らない、さわらない』)も
守って鑑賞してくれます。

岡本太郎の《明日の神話》の前では、
「あっ!ひびがある!」と修復の跡も発見。
さすがの眼力にお母さんたちもびっくり。

まだ小さいので中々まとまった言葉にはなりませんが、
きっとこどもたちは、大人が気づかない多くのことを
感じたり、思ったりしているのでしょうね。(C.M.)

2007年6月24日

こどもギャラリークルーズ(その2)~大きくなる太郎

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展示室をまわり、収蔵庫に入り・・・
でもまだギャラリークルーズは終わりません。

スタジオに戻った子どもたちを待っていたものは、
大きな画用紙。
その中央には先ほど見た《明日の神話》が貼ってあります。

この周囲にはどんな世界が拡がっていたのだろう?
もっと画面が大きかったら岡本太郎はどんなものを描いたのだろう?

想像を膨らませながら、
子どもたちは余白にさらに絵を足していきます。
どんどん大きくなる《明日の神話》。

太郎と子どもたちの共同制作により、
新しい《明日の神話》がたくさんできあがりました。
(C.M.)

2007年6月23日

こどもギャラリークルーズ(その1)~身体を使って

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4月に美術館にやってきた岡本太郎の《明日の神話》。
その大きさは幅30メートル!
なんと地球最大の動物----シロナガスクジラと同じです。
今日は美術館の常設展示室にある
巨大作品を体感してもらうためのギャラリークルーズ
“大きなコレクションと小さなコレクション”を開催しました。

展示室に入る前に、特製30メートル・メジャーを使って
長さを確認します。
子どもの足でだいたい40歩ぐらい。
こんなに大きな絵をいったいどうやって描いたのだろう?
いったいどうやってここまで運んできたのだろう?
そんなことを考えながら、絵に向かう子どもたち。

それでも実物を前に「えーっ!大きい!」と驚きを隠せません。
近づいたり、遠ざかったり、右に行ったり、左に行ったり、
作品を鑑賞するにも全身を動かすことが必要です。

そして収蔵庫でこっそり見ることができた“小さな作品”も
子どもたちには大人気。
虫眼鏡を使ってじっくりみたり、小さなメジャーで測ったり、
楽しそうでした。

大きな作品を見る時には全身を使って、
小さな作品を見る時には静かに感覚を研ぎ澄ませて、
それぞれの鑑賞方法を体験したその後は・・・?(次回に続く)

2006年11月21日

毎日アートにふれる月間! 北砂小学校

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今日来てくれたのは、美術館のご近所さん、北砂小学校の5年生。
事前に学校で現代美術館の作品をスライドで見て、
本物の作品に出会う気持ちをあたためてきてくれました。
展示室で実物とご対面したこどもたちは、
河原温の日付絵画を見て、3点の地色が微妙に違っていることや、
絵葉書の作品では「河原さんはこの日は起きるのが遅かったんだね」など、
じっくり見ていろいろなことに気づいてくれました。
1階の《大漁》では、
「スライドだとケンカしているみたいに見えたけど、魚を釣り上げていたのか!」
と、スライドでは見えにくかった部分が実物を見てクリアになったようです。

北砂小学校では、11月は芸術月間ということで、
毎日美術だけでなく演劇や音楽など、さまざまなアートに触れるのだそうです。
うらやましい!
(武)

2006年11月10日

くす玉1号 高南小学校 アーティストの1日学校訪問

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毎年恒例、「アーティストの1日学校訪問」がはじまりました!
今年度の訪問アーティストは、常設展示室に作品を展示中の荒木珠奈さん。
メキシコに暮らした経験のある荒木さんといっしょに、
メキシコの伝統的なくす玉「ピニャータ」を作る、という授業です。

今年第1回目の訪問は、
豊島区立高南小学校の6年生。
こどもたちが描いた花畑の風景が廊下の壁面にデザインされた、
明るくあたたかな雰囲気の素敵な学校です。
訪問前の授業で、図工の本間先生と6年生31人は、
ピニャータ用のはりこを作っておいてくれました。
直径50センチぐらいの大きな風船を膨らまし、
そのまわりを小さく切った新聞紙で3重に貼りこんだものです。

訪問当日の授業は、そのはりこのまわりにツノ型のかざりをつける作業。
クラス全員のツノがついた、「みんなのピニャータ」づくり。
折り紙をはりつけたり、飛行機のかたちが描かれていたり、
ひとりひとり自分らしさの光ったツノになりました!

ピニャータは年明けの行事で割ることになるそうです。
ピニャータの中からはどんなものが出てくるのでしょうね。
(武)

2006年10月31日

学校訪問、準備中!

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毎年恒例、アーティストが学校に行って授業を行う「アーティストの1日学校訪問」。
今年度の第1校目の訪問はいよいよ来週です。
今年の訪問アーティストは荒木珠奈さん。
現在常設展示室の3階でインスタレーションを展示してくださっている作家さんです。
本日、授業で制作予定のピニャータというくすだまを、
学校サイズで試作してみました。
学校サイズ、というのはご家庭サイズよりも格段に大きいということなのですが、
直径75センチの風船を型として利用し、新聞を貼り付けていきました。
ここにとがった角がたくさん飾られるので、
出来上がったときの全長は150センチ超ぐらいでしょうか・・・?
結構場所をとることになりそうな試作品です(笑)
(武)

2006年9月22日

小さなお客様

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先週の土曜日、江戸川区にある白鳩第二保育園のこどもたち24人がやってきました。
週末なのでお母さんやお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒です。

当館では小学校対象の作品鑑賞ツアー(通称“ミュージアム・スクール”)は
頻繁に行っていますが、保育園や幼稚園は珍しいお客様です。
担当する3人の学芸員はいつもより緊張気味でその日を迎えました。

いつもと違ったのは、こどもたちの鑑賞スタイル。
特に私のチームは年少さん(2~3歳児)だったからかもしれませんが、
お母さんにぴったりとくっついて離れないこども、
床に寝ころんで見るこども、
興味のおもむくままに周りをキョロキョロするこども、
立ったり座ったりするこども・・・。

まだじっと座って聞くことに慣れてない幼児には、
思い思いのスタイルで、安心しながら自由に見られる環境こそ
大切かもしれません。

はじめての美術館体験。どうぞ楽しい記憶として残りますように。
(C.M.)

2006年9月10日

土曜日の学校

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土曜日、学校はお休みですが、
美術館の近所にある川南小学校では、
地域の方々や保護者のみなさんが中心となって
ウイークエンド・スクールが行われています。
さまざまなプログラムがある中で、
「美術館に行こう!」に参加してくれたの10人のこどもたち。
モンティエンのハーブの粉のかおりを嗅いだり、
展示の順番を考えたりしながら、
1年生も6年生も自分なりの見方で真剣に作品を見てくれました。
みんなで3点ほどの作品をじっくりみたあとは、
作品のモチーフなどがヒントになっている「たしざんクイズ」にチャレンジ!
みんなカンが良く、カンタンに見つけてしまいました。
最後に認定証にMOTちゃんのスタンプを押しました
どの子も美術館を楽しんで帰ってくれました。
ウイークエンド・スクール、とても良い企画ですね!
ぜひまた美術館訪問のプログラムで来てくださることを、お待ちしています!
(武)

2006年9月 9日

香りで癒される? 北原小学校

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ディズニー展の学校のための特別プログラムに参加した北原小学校のみなさん。
午後は常設展示室にも足を伸ばして鑑賞してくれました。
まず3チームに分かれていくつかの作品を鑑賞しました。
モンティエン・ブンマーの《呼吸の家》では、
作品の内側に塗られているハーブの粉の入ったビンで香りを嗅ぎ、
どんなハーブが塗られていて、それはどんな香りでどんな色なのかを確かめました。
「臭い!」「ハチミツのにおいがする!」などさまざまな意見が飛び出し、
コショウ、クミン、グリーンティーなど、ハーブの名前を聞いても、
あまり癒されるという感じではない様子。
そんななか唯一「ジャスミン」は「あ~!」と癒しを感じてくれました。
やはりジャスミンは日本でも入浴剤や芳香剤で使われているからでしょうか?
企画展の後なのに、疲れも見せず、元気に鑑賞してくれました!
(武)

2006年8月10日

展覧会を見た感想のお手紙

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カルティエ展を見に来てくださったいくつかの学校の先生が、
こどもたちの感想文を送ってくださいました。
こどもたちが作品の絵を描いたり、展覧会を見た感想を書いてくれたり。
どの子もみんないっしょうけんめいに書いてくれています。
楽しそうな感想を見せてもらうと、
我々も元気が出てきます!
2学期もがんばらないと・・・!
(武)

2006年8月 2日

アーティストが実際に使ったモノたち

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常設展示室で配布中のワークブック。
それと同時に、常設展示室のアトリウムには、ワークブックに写真が掲載されている、
「アーティストが実際に使ったモノ」が展示されています。
普段は、ミュージアムスクールのトークの時にだけ見せているアイテムですが、
学校の見学がない夏休み中は、
ひとりでも多くの人に見ていただき、作品に近づくきっかけとなれば、と展示しました。
アーティストが実際に使った筆、パレット、写真、コラージュ、デジタルカウンター・・・など、
6人の作家のアイテムが並んでいます。
「どのアーティストのものなのか」のキャプションは、
ワークブックの答えとなってしまうので掲出していません。
気になる方は、常設展示室改札にひとことお声かけください。
展示は9月3日(日)までです。
お見逃しなく!!
(武)

2006年8月 1日

夏休みの美術館で 持ち主探し

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いよいよ今日から「夏休みこどもカルチャー・ツアーズ」が始まりました。
写真のパンフレットを常設展示室(エントランス一番奥の展示室です)で配布しています。
中は、筆やパレットなど、作者が使ったものの写真が・・・。
それを手がかりにその持ち主が作った/描いた作品を探してもらいます♪
このワークブックがもらえるのは小学生だけ。
ディズニー・アート展を見た後に、
ぜひぜひチャレンジしてください!
(武)

2006年7月25日

謎の作品出現!4

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めずらしいものばかりでなく、身近なものもたくさんまじっている。これはなんだろう...。ながめていると、忘れていたさまざまな記憶が呼び覚まされます。

続きを読む "謎の作品出現!4" »

謎の作品出現!3

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ひとつひとつの上にいろんなものが置かれていて、さながら博物学の図鑑を見ているよう。

謎の作品出現!2

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作ったのは、夏のワークショップのアーティスト大森裕美子さん。

謎の作品出現

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マルタ・パンの彫刻の前に出現した大きな作品。

届きましたか?(2)

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これはワークショップの参加者全員に送られたものだそうです。あたたかい文章とたのしいおまけ。週末に迫ったワークショップ、ますますわくわくしてきました。

届きましたか?

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夏休みこどもワークショップのアーティスト大森裕美子さんからお手紙が届きました。

2006年7月12日

美術図書室で美術の授業

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先日の大泉中学校の見学では、
授業の一部を美術図書室で行いました。
当館の美術図書室は、多くの美術の専門家が都内をはじめ地方からも
調べにおとずれる、日本最大級の美術専門図書室。
学校の図書室や近所の図書館とはまったく異なる種類の書籍が
たくさん集まっているわけです。
普段はページを開くこともめったにないような展覧会のカタログなどを眺めながら、
生徒の皆さんはグループごとに作品や作家について話し合いながら、
わかったことなどをまとめていきました。
こうした若い皆さんにも気軽に美術図書室を利用していただけるといいですね。
(武)

2006年7月10日

鑑賞からひろがる授業

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学芸大学付属大泉中学校で美術を担当されている小池先生から、
学校と美術館との連携した授業のお話をいただいたのは、
まだ寒い時期のことでした。
そして、より作品鑑賞を深めることができるようにと、
学校での事前学習を含んだ、美術の授業の中で、
美術館で実際の作品を鑑賞することを中心に据えた、
拡がりのある授業展開をしていこうということになったのでした。
それを実現するために幾度も打合せを行い、
とうとう生徒たちが美術館に来てくれたのは、7月はじめでした。
いくつかの身近なキーワードをもとに作品を鑑賞、
生徒各自が思うところをディスカッションし、
鑑賞した作品についてもう少し詳しく知ってもらうために、
美術図書室でアーティストや作品について調べました。
あるグループでは「癒し」をキーワードにモンティエンの作品を鑑賞。
癒しの多様さ、癒しには個人差がある、アートも癒しのひとつになる、など
いろいろな意見を話してくれました。
また別のチームはダダンやチャーチャイの作品から、
アジアのさまざま状況に思いをめぐらせてくれました。
社会や生活と美術は密接につながっていることを感じてくれたようでした。
(武)

2006年7月 8日

夏休みがまちどおしい♪

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もうすぐ夏休みです。
みなさん、夏休みのお出かけ計画は万全ですか?
さて、MOTの夏休み、
その1は「いいものいいこと」。
そして、
その2は、「コレクション・ピクニック」です。
コレクション・ピクニックとは、
ワークブックを持って、MOTの作品をピクニック気分で楽しく見てまわるプログラムです。
ワークブックがもらえるのは、
8月1日から9月3日までに常設展示室にやってきた小学生だけ。
アリさんのかわいいイラストのついたワークブックを持って、
作品を探してまわりましょう!
この夏は、
家族そろって現代美術館でアートに親しみながら、
快適な夏休みを過ごしてみませんか?
詳しくは↓
http://www.rekibun.or.jp/rekibun8/
までどうぞ
(武)

2006年6月26日

すごろく+たんけん=たんけんクルーズ その2

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美術館のオモテもウラもいろんな場所を探険する、
たんけんクルーズの2日目。
今回は、すごろくによって探険する場所が決定。
特製の1と2と3しかないサイコロを振って、
場所を決め、その場所に移動、
すごろくのマスに書かれた指令をクリアして次に進む、
・・・という方法です。
すごろくの中にひとつだけ、
「かならずとまろう」と書いてあるマスがありました。
その場所は・・・
作品がしまってある大事な収蔵庫です。
収蔵庫は、ふだんは美術館外の人はめったに入ることができず、
美術館のスタッフでも
ほとんど学芸員だけしか入れないような、とっても大切な場所。
美術館の「心臓部」なのです!
こどもたちは、
お父さんやお母さんも入ったことのない場所で、
特別にしまってある作品の中から、
とっておきのいくつかを見ることができました。
さらに
館長室というマスにとまって、
こっそり館長のイスに座って館長気分を味わったチームもありました。
美術館が初めての子も、
このクルーズで美術館に詳しくなったことでしょう。

さて、次のクルーズは夏休み。8月末に行われます。
詳しい情報は随時HPにアップしていきますので、
時々教育普及プログラムのページをのぞいてみてくださいね!
それから、メールニュースのご登録もお忘れなく!
(武)

2006年6月25日

思いがけない出会いの連続 たんけんクルーズ1

中央監視.JPG


クルーズ1日目。
20名のこどもたちが館内のいろいろな場所をたんけんしました。
いろいろな場所、とはいっても、
行きたいところにたんけんにいけるとは限りません。
というのも、
たんけんする場所を決めるのは、まさにチャンスオペレーション、
そう、すべて運、偶然なのです。
そういうわけで、
かんたんに思い通りには行かない道中でしたが、
その思いがけない出会いの連続によって、
こどもたちは美術館にはいろいろな場所や機能があることを、
なんとなくわかったようです。
さて、2日目はどんなこどもたちと出会えるのでしょう♪
(武)

2006年6月24日

たんけんクルーズ 準備万端!

さいころ.jpg

いよいよ今日、明日行われる、たんけんクルーズ。
美術館のオモテもウラも見せちゃいます。
こどもたちに楽しんでもらおうと、いろいろな仕掛けを準備中です。
写真はたんけんに使う小道具のひとつ。
お天気もなんとか持ちそうです。
楽しいクルーズになるといいなぁ・・・。

*今後のクルーズの開催情報をご希望の方はメールニュースにご登録を!
http://www.mot-art-museum.jp/kyoiku_mm/
(武)

2006年6月 1日

親子で楽しんだ?カルティエ展ギャラリークルーズ<その2>

ミュエク(ブログ2).JPG
当日クルーズに参加した親子は約20組。
(最近はお父さんの参加も多くなりました。)
すでにご参加された方はご存知だと思いますが、
当館のギャラリークルーズは体験型の鑑賞ツアーです。
「ああ、この作品おもしろいな」と興味をもってもらったり、
「ああ、そうなんだ」と納得してもらえるように
毎回、様々なアイテムを駆使して、
楽しみながら学芸員と一緒に展示室をまわります。

この写真は、展覧会チラシにも掲載されている
ロン・ミュエクの《イン・ベッド》を見ているところ。
「ああ今日も雨だわ~と思ってる」「おなかがすいて、眠れないお母さん」など
参加してくれた親子の想像はどんどん拡がるばかり・・・。

さてこの作品。コレクション・ヒント・ボックスに入っていたのは、「馬」でした。
いったいなぜ「馬」なのでしょう。それは展示室で確かめてくださいね。
(C.M.)