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2009年11月18日

中野区の図工部研修会

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当館のMOTコレクション(=常設展示)には、
よく小学校の団体が来てくださるのですが、
そういう時に引率の先生たちは大変です。

子どもたちが騒がないよう、作品に触れたりしないよう、
監視をしてくださるのに一生懸命で、
美術館を楽しむ余裕はなさそうです。

今日はそんな先生方が忙しい時間の合間を縫って、
美術館に研修会で集まってくださいました。
中野区の図工の先生方、14人です。

まず学芸員から当館の「スクール・プログラム」の概要を
お話させていただいた後、展示室に移り、
学校向けの鑑賞教室(ミュージアム・スクール)を
模擬体験していただきました。

今日は引率者ではないので、
先生方はいつもよりリラックスした表情。
作品を前にして、活発な意見が飛び出します。

「大きな花の中にいる虫みたいな気分」と、
エルネスト・ネトの作品(写真右)を見て一言。
ゆっくりとくつろいで鑑賞できるのも
研修会だからかもしれません。

美術館ならではのおもしろさ、楽しさ、発見。
それを先生ご自身が実感していただくこと。
それが「スクール・プログラム」の第一歩。

先生たちの実感を通して、
子どもたちに「美術館の楽しみ」を
伝えていきたいですね。(C.M.)

2009年09月26日

秋田県の先生方

秋田県の図画工作・美術の
指導主事の先生方が当館のスクールプログラムの調査にいらっしゃいました。

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先生方は対話型の美術鑑賞教育について
これまでもかなり詳しく研究をなさっていて、毎年報告書も出していらっしゃいます。
当館のスクールプログラムが「対話型」というだけでなく、
「体験的な鑑賞」ということを謳っているため
その部分に未知のものを感じられたそうです。
というわけで、
当館のスクールプログラムについて説明後、
実際にこども達が見学に来た時に我々がどのようなトークをしているのかを
先生方に体験していただきました。

ひとつめは、
アトリウムにあるエルネスト・ネトの作品で
作品に使用されている材料を触りながら鑑賞するもの。
ふたつめは
栗田宏一の土の作品で
アーティストからいただいたサンプルの土をじっくり見ながら鑑賞するもの。
最後に
金氏徹平の作品で、触るものは何もないけれども
こどもが興味を持つところ(キャラクター)を手がかりに深く鑑賞するもの。
先生方からは
こうした五感を刺激する体験とトークが
もう一度作品を最初よりも詳しく見ようという気持ちにさせ
感性を高めることにつながる点がとても良い、
という感想をいただきました。
指導主事の先生方ということは学校現場では教頭先生?
美術館での鑑賞授業に理解のある教頭先生がいらっしゃると
学校も見学に出やすくなることと思いますし、うれしいことですね。
美術館での鑑賞授業が先生方から県全体に広がることを願っています。
ぜひいつか、学校のこどもたちといっしょに来てくださいね。
                               (武)

2009年08月11日

夏休みの先生

夏休みの先生は長いお休みでいいなぁ…
なんて思っていたこともありましたが、
それは全くの勘違い!
こども達はお休みでも、先生方は毎日勉強です。
当館でもこの夏休み中に
先生方にじっくりと現代美術について考えていただける機会を
ということで、「夏休み先生のための研修会」を開きました。
募集人数30名のところ、50名以上の先生に参加していただきました。

午前中は「メアリー・ブレア」展について担当学芸員の特別レクチャー。
メアリーが小さなこどもがいる母親でありながら
東海岸から西海岸へ通勤していた時期があることなど
さまざまなエピソードを交えたレクチャーを聞いたあとで
展示室を自由に鑑賞しました。

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昼食をはさんで、午後は「伊藤公象」展の研修会。
ふだん学校で陶芸の授業をすることもあるという先生もいらっしゃったのですが、
焼き物でありながら伝統工芸的手法ではなく
「自然にゆだねる」という伊藤公象氏の制作方法は新鮮だったようです。

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展示室では特別に作品の一部に触れながら鑑賞したり、
特製のワークシートを手がかりとして自由に鑑賞しました。

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最後のアンケートには、
「学校のこどもを連れてきたい」という嬉しいコメントもいただきました。
丸一日現代美術にどっぷりと浸る、濃密な1日だったことと思います。
先生方、本当にお疲れ様でした!
                 (武)

2009年06月23日

「お気に入り」の一点! 練馬区立練馬第三小学校

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蒸し暑いくらいの空気
本格的な夏を感じるお天気の中
今日は練馬区立練馬第三小学校の5年生
合計87人のみんなが美術館に来てくれました。

午前中にグループに分かれてトークを聞いた後は
自由時間にじっくりと作品を鑑賞しました。
その間に持参してくれたワークシートに「お気に入り」の作品を記入。
みんなとっても真剣な表情・・・。
ここでは、名和晃平《Pixcell—Deer#17》が圧倒的な人気でした!
「可愛い!」「なんかちょっと怖い・・・」と、様々な意見が飛び交います。

そしてお昼ごはんをはさんで
今度は、実際に作品の前で一人ひとりが「お気に入り」の一点を紹介します。
このときには、奈良美智《サヨン》に描かれている女の子の表情から
睨まれているけれども何故か気になってしまう・・・という面白い意見があったり。
また、67点からなる大竹伸朗《日本景》では
各々が色や形、そして制作方法にまで目を凝らし
独自の着眼点を披露してくれました。

発表するにあたり、ちょっぴり緊張していた子もいたようですが
自分の好きなものを自分のことばで表現してくれるみなさんの様子からは
非常に頼もしい印象を受けました。
87人のみんながいれば、87通りの「お気に入り」がある。
そんな思い入れがぎゅっと詰まった発表だったのではないでしょうか。

帰りがけには、「今度は弟を連れてこよう!」
「今日のことを家族に自慢したい!」という声も。
これは、何とも嬉しいかぎり!
自分の気に入った作品を、ぜひ周りの人に教えてあげてくださいね。
また美術館でお待ちしています。(前)

2009年06月11日

図工の先生の研修会 都図研研修会 その1

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東京都の小学校は、1316校あるそうです。
そしてそれぞれの小学校に一人ずつ図工の先生がいます。
ということは、1300人以上?!

さて、そんな図工の先生方のための
美術館での作品鑑賞をテーマにした研修が行われました。
図工の先生方の研究会「都図研」と
わが現代美術館をはじめ、東京国立近代美術館、東京国立近代美術館の工芸館
そして国立西洋美術館の4つの美術館とが連携して行われる研修会です。

当館の常設展示室の作品を使って
まずは他館の学芸員のみなさんによるギャラリートーク。
そして、そのあとで先生方によるディスカッションです。
どんな投げかけがあればもっと作品をじっくり鑑賞できるようになるか、とか
こども達の想像を膨らませるにはどんな切り口がよいのか
など。

トビアス・レーベルガーの、ガレージ模型の作品では
学芸員から「ここに1日いられるとしたら、どんなことがしたいですか?」
という問いかけがありました。
それを受けた一人の先生は「ここで1日暮らしてみたい。」とのこと。
「外部が透けて見えるので、太陽の光や月の光の移り変わりを楽しんだりしたい」
というご意見でした。
確かに、この作品の天井からお月さまや星々が眺められたら
本当に素敵ですよね!

この研修会は2回もの。
次回は26日に、現代美術館近くの小学校のこども達に
学芸員と先生がギャラリートークをする予定です。
こども達はこの作品の中で何がしたいと言ってくれるのか
とっても楽しみです!                 (武)


お友達と一緒に美術館! 豊島区立長崎小学校

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雨が降ったりやんだりのお天気の中を
電車に乗り継ぎやって来てくれたのは
豊島区立長崎小学校の4年生のみなさん。
学校で美術館に見学に来るのが初めてのこどもたちは
到着したときからやや興奮気味です。

今回の見学では
村山悟郎の作品のトークを先生からのリクエストでいただいていました。
見学後の授業として、
「ひもを交差して編んで上から絵をかくような制作」をする予定なのだそう。
村山悟郎の作品の展示室に入ると
足もとまで広がるたくさんのひもにすっかり釘付けのこどもたち。
この作品のひもが「縦と横に通して編まれていること」を確認してから
木枠に貼られた市販のカンヴァスをみんなに見せました。
カンヴァスに貼られた布も、この作品と同じように
縦糸と横糸を組み合わせて編んである、ということを改めて実感したようです。
そのあとで、丸く渦を巻いたような《神の宿る部分》を見ながら、
みんなでどの部分に神が宿ってるのか、考えました。
「真ん中の丸いところは地面を掘った穴を表していて、その穴の中に住んでいる」
「いろんな魂が真ん中の丸いところに集まっているみたい」
などいろいろな発想が出てきました。スゴイ!
そして、作品がまるで回転しているみたいに見えるので、
どちらがわに回転しているか考えてみたり。

その後、内海聖史の《三千世界》について話をしようとすると
こちらはまだ何も言っていないうちから、ほとんどの子が手を挙げて
作品を見て気づいたさまざまなことを話してくれました。
そのどれもがとても鋭い。
先ほど見せたカンヴァスのことを覚えていて
「さっきみたいなカンヴァスに描いてある」と言ってくれた子もいました。

みんな活発に手を挙げて、ひとりひとりが自分の言葉でたくさん話してくれました。
とても感性豊かなこども達。ぜひまた遊びに来てくださいね!
                               (武)

2009年06月09日

みんなちがってみんないい 二上小学校

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二上小学校の図工の伊藤先生は
前任校のときにもよくMOTを利用してくださっていたのですが、
二上小学校で見学に来るのは今回が初めてです。
見学に来てくれたのは、5年生98人!
お友達がいっぱいの学校です。

はじめに4つのチームに分かれてギャラリートークです。
藤本由紀夫の《Ear with chair》は、誰もが体験したくなる作品。
「普通にしているときに聞こえているはずなのに意識しないでいる音」を
長い管を通して聞いてみるのです。
まず作品を体験する前に
「今、トビアスの作品を見ていたときにどんな音がしていたか覚えてる?」
とみんなに訊ねてみましたが、もちろん覚えていません。
そう質問している私だって覚えていませんから。
するとみんな「今ここでしている音」を意識し始めます。
そのあとで何人かの子にこの作品の音を聞いてもらいました。
その感想を言ってもらうと、一人一人違います。
「ウワンウワン言ってる」とか「ビヨビヨビヨ・・・っていってる」とか、実に様々です。
同じ音を同じように聞き、みんな真実を言っているはずなのに、
ほとんど同じにならない。不思議ですよね。
だってこれが一つの計算式だとしたら、誰が解いても同じ答えになるはずです。
そこが美術のおもしろいところです。
「みんなちがってみんないい」のです。
トークの時はみんなに体験してもらうことができないのが残念なのですが、
自由見学の時間になるとたくさんの子が
「自分だけの体験」をもとめて、この作品の前に行列ができるのでした。

ひとつひとつの作品の話をとても一生懸命に聞いてくれたこどもたち。
その集中力は本当にすごかったです。
これからも、ひとりひとりの「自分だけの体験」を
大切にしていってほしいと思います。
                               (武)

2009年05月15日

お気に入りの作品をメモ 金曽木小学校

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台東区の金曽木小学校の6年生が見学に来てくれました!
午前中学校で授業を受け、給食後に来館です。
まずは3チームに分かれてトーク。
オスジェメオスの、スプレーで描いた不思議な絵に惹きつけられたり
3階の《ゴミ男》をみてだれも気にとめないものの魅力を感じたり。
どの作品も予想外だったかもしれません。

チームでの鑑賞の後は、各自が自由に展示室を回り
お気に入りの作品をメモします。
人気があるのは名和晃平のガラスのビーズがついた動物たちの作品。
周りにつけられたビーズで実体がよく見えないシカやバンビは、
幻想的でさまざまな物語を感じる一方で、どうやって作られているのかが
とても気になるのです。
みんなのメモには鹿のまわりに小さな丸がいっぱい描いてありました。
ほかには大竹伸朗の《日本景》のなかの1枚をメモしている女の子たちも。
あんなにたくさんの絵が並んでいる中でも
しっかりお気に入りの1点を見つけるなんて素敵ですね。
自由時間があまりなかったけれど、みんな時間をうまく工夫して
しっかり鑑賞しながら、メモもきちんと取っていました。
また来てくださいね!
            (武)

2009年05月01日

展示室は高校生でいっぱい! 都立工芸高校

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MOTのガイドスタッフは
毎日2時からコレクションのトークをしています。
この日は特別に高校生の皆さんにトークしました。
見学に来てくれたのは、グラフィックアーツ科の1~3年生。
108人の生徒さんを6チームに分けて、
6人のガイドスタッフがご案内です。

トークがスタートすると
展示室のあちこちに高校生がいっぱい!
ほとんどの高校は美術の授業が選択科目のため
見学に来てくれても数十人の団体である事が多く、
この日のように100人以上の高校生が展示室で見学している光景というのは、
普段あまり見られないものなのです。

ガイドスタッフの面々はというと
トーク歴3年の方から10年以上というトークのベテランまで、
スタッフ全員が、みなさんに分かりやすい解説を、と
いろいろな工夫を凝らしてトークします。
刷毛を片手にステラ作品の描き方を話したり、
展示作家の別の作品資料を見せながらトークしたり。
生徒の皆さんも、普段は制作側の人なだけあって、
作品を見る目はとても真剣です。

平面から、立体、インスタレーションまで、じつにさまざまな作品の数々が、
生徒の皆さんの制作のインスピレーションにつながるといいですね。
                                  (武)

2009年04月23日

東京でしか見られないもの 酒田第三中学校

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修学旅行のグループ学習で見学に来てくれた
山形県酒田市立酒田第三中学校2年生の女子6人。
グループ学習のテーマは
「東京でしか見られないもの」だとか。
6人のみなさんは東京にある様々な場所の中から、
MOTを選んでくれたのです。

見学に到着した時に、
常設展出品作家の内海さんがちょうど来館中で、
作家に直接質問できるチャンスとなりました。
作家に会って話ができるというのは、現代美術ならではのこと。
内海さんは、みんなの様々な質問のひとつひとつに
とても丁寧に、そして誠実に答えてくれました。

その後は、企画展示室の「池田亮司展」を見学し、
入口のジャイアント・トらやんと記念撮影。
短い時間でしたが、MOTを満喫してくれました。

修学旅行終了後に、この体験をレポートにまとめるそうです。
どんなレポートになるのでしょう?

今度は個人旅行でMOTに遊びに来てくれると嬉しいです。
                              (武)


2009年01月15日

かっこいい紫色をつくろう 中野区立谷戸小学校

「アーティストの1日学校訪問」2校目は、中野区立谷戸小学校。
この学校のスクールカラーは紫色。
その慣れ親しんだ色をテーマに、ということで、
授業は「かっこいい紫色をつくろう」。

「紫色は何色でつくる?」と内海さんがこどもたちに尋ねると、
「青と赤!」という答え。
そこで内海さんが
「今日はそれ以外の色も混ぜてみて、かっこいい紫をつくろう」
というと、こども達は
「じゃあ、緑混ぜちゃおうかな」「オレンジ混ぜてみよう!」
とおそるおそるチャレンジ。
すると、なんと自分だけの何とも言えない紫色ができました。

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内海さんはみんなの独特な紫色を見て、
「おっ!いい色だね~!」と声をかけます。
中には、限りなく茶色っぽい紫や、ほとんど黒に近い紫、など
一見よく知っている紫色から遠い色もあり、
だんだん不安になってきたたこどもたちにも
内海さんは「自分が紫だと思うものは紫でいいんだよ」とか、
「大丈夫!いい紫色だよ!」と声をかけます。

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一人がだいたい4枚ぐらいの画用紙を使って
それぞれ違う紫色を塗りました。
最後にそれを全部つなげると
大きな紫色の作品が壁から吊りあがりました。
さっき紫色じゃないのではないかと心配していた子のものも
壁に吊り下げた中にありますが、
しっかりと紫色の画面を構成しています。

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紫色の多様さと色の美しさを目の当たりにしたこども達。
そのあとで、内海さんの青い作品をみんなに見せると
青い色が何種類も使われていることに驚き、きれいさにため息が漏れました。
簡単な制作をとおして、色彩の奥深さを実感できた時間でした。
(武)


2009年01月14日

学校訪問スタート! 東大和市立第一小学校

今年度の「アーティストの1日学校訪問」がいよいよスタートしました。
今年度の訪問アーティストは、画家の内海聖史さん。
当館では、2008年春の「屋上庭園」展に出品していました。
絵の具の色の美しさをテーマに絵を描いてます。

訪問授業第1回のこの日、
やってきたのは東大和市の第一小学校。
温かい感じのするアットホームな学校でこどもたちはとっても元気!
図工の先生が「今日だけの図工の先生」内海さんを紹介。
絵の具の色をテーマに、「かっこいい緑色をつくる」という授業がスタートです。

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普段は青と黄色を混ぜたり、緑色の絵の具をそのまま使っているこどもたちですが
今日は赤やオレンジ、紫色など緑とは関係ないような色も混ぜて、
「自分だけのかっこいい緑色」を作ります。
緑色ができたら、四つ切の画用紙に刷毛を大きく動かしながら塗ります。
完成したら、「もっとかっこいい緑色」を作って別の画用紙に塗る…
こうして、一人ひとりが4~5枚の画用紙を使って違う緑色の絵を作りました。

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全員の絵をテープでつないで廊下の壁に貼り、
大きな緑色の画面が出来上がりました。
その壁の前に立つと視界が緑色でいっぱいになり、
全身が緑色に包まれるような感覚になります。
みんなで一緒に緑色の壁を眺めていると、
「緑っていろいろあるんだね」という声。
内海さんはポケットから拾ってきた草や葉をいくつか出して、
「自然の中にもいろいろな緑があるんだよ」と話しました。
色を作る途中で「緑色じゃなくなった~」と言っていた子のものも、
こうしてみると緑色の一つになっています。

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その後は質問タイム。
「好きな色は何ですか?」という質問から、
「彼女はいるんですか?」というものまでさまざまな質問が飛び出し、
「サインしてください」とサインをせがまれる一幕も。
こうして、
内海さんの学校訪問初日はあっという間に終わりました。
                               (武)

2009年01月09日

みんなの運動靴にも・・・! 港区立御田小学校

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昨日から雪が心配されていましたがお天気は雨。
そんななか、バスに乗ってやって来たのは、港区立御田小学校。
御田小学校は以前にも美術館に来てくれましたが
なんと今日来てくれたのは1年生!!
お友達と一緒に美術館に来るなんて初めてで
ワクワクが抑えきれない様子です。

「はじめてのびじゅつかん」なので
今日は自由見学は無しにして、
3チームに分かれて最初から最後まで
お散歩のように展示室を鑑賞しました。

アトリウムにあるトビアスの作品の中に入ると
まず、「声がひびく!!」と
作品の中の感じが違うことに気づきました。
この作品はガレージの模型なので
実は組み立てたり、しまったりが簡単にできるようになっていて、
接着ものりではなくマジックテープを使っています。
「ちょうどみんなの運動靴と同じように・・・・」と話すと
こどもたちは一斉に自分の靴のマジックテープを
ペリペリペリペリとはったりはがしたりしはじめました。
みんな自分で実際にやってみて、どういうことなのかを
確かめていたのです。
「みんなの靴がのりで貼り付けてあったらどうしよう?」と聞くと
すぐに「とれないからこまる!ぬげない!」という答え。
「組み立てたり、しまったり出来る」という言葉の意味を
しっかり理解したようです。

展示室を一周しましたが、
奈良美智の絵を見て「すごい!」
草間弥生のボートを見て「すごい !! 」
足立喜一郎の電話ボックスを見て「すごい !!! 」
と、ひとつひとつに驚くこどもたち。

2年生になった時に、ぜひまた来てもらいたいですね。
                         (武)


2009年01月08日

切なさを思い出した作品・・・足立区立寺地小学校

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2009年最初に見学に来てくれたのは
足立区立寺地小学校の5年生の皆さん。
「三菱ふそう」さんの協力によるバスに乗ってやってきました。

まずはチームに分かれて展示室で鑑賞です。
大竹伸朗の「ゴミ男」では、まずは触らないように近づいて
どんなものが材料に使われているのかじっくり観察。
絵の具のチューブ、電卓、ギターのネック、写真、などなど
いろいろ発見しました。
そしてこれが作家のスタジオから出たごみで出来ていることを明かすと
「え~」という静かなどよめきが。
その後
「自分にとってはとても大切なものだったのに、
家族にゴミと間違えられて捨てられたことのある人いますか?」
と聞いてみました。
するとほとんどのこどもたちが手を挙げました。
その時のみんなのちょっと切なそうな表情といったら・・・。
そして、この作品に使われている一見ゴミのようなものたちは、
実は大竹さんにとってはゴミではないのかも知れない、と
思い始めたようでした。

その後の自由見学では
図工の島田先生特製のワークシートに
お気に入りの作品などを書き込みながら鑑賞。
帰り際にみんなのワークシートを見るといっぱい書いてあって
一生懸命に鑑賞したことが伝わってきました。
                        (武)

2008年09月20日

みんなでみると、いろいろみえる

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19日の午後に常設展を見学に来たのは、押上小学校の4年生。

今日は東京都の職員研修会も兼ねていて
たくさんの知らない先生たちがこどもたちの後ろで見ています。
みんな緊張しちゃうかな?と思いきや
作品を見ながら思ったことをいろいろ教えてくれました。

友達が言うまでは全然そんな風に見えなかったり、思わなかったことも
友達に言われてみると
そういえばそうも見えるし、そうかもしれないと思えてきます。
さらに、そうだとしたらあれはこういうことなんじゃないか?なんて
どんどん想像が膨らんでいき、世界が広がっていきます。

3チームに分かれて学芸員と一緒に作品を見た後は
図工の平田先生とこどもたち全員で
大竹伸朗の《ゴミ男》を見ました。
いろんなゴミ(?)が張りつけられてできた作品をみながら
気づいたことを話していきます。
人によって見ているところが違うので
みんなの気づいたことを集めるといろいろ見えてきます。

最後にタイトルをつけてみると
「ゴミ王子」とか「あやしいホテル」など
ひとりひとりが違った視点でじっくり観察していることがうかがえます。

友達といっしょに話しながらみることで
自分の気付かない視点を見つけ、広がりのある鑑賞ができること。
家族で来るのでなく、学校で美術館に来るからこそ得られる体験ですね。
(武)

2008年08月05日

全員くぐり抜けられました!~調布市立第三中学校

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今日は雨天の中、
調布市から中学生が見学に来てくれました。
みなさん美術部の生徒さん。
いつもは学校でポスターのデザインをしたり、
それぞれが積極的な活動をしているようです。

さてこの写真は前回もご紹介した島袋道浩さんの
《輪ゴムをくぐり抜ける》という作品です。

作品、と言ってもそこに絵や彫刻があるわけではありません。
そこにあるのは、ごく普通に売られている輪ゴムだけ。
来た人はそれを一つずつ手に取り、
輪の中をくぐり抜けてください、という作品です。

直径約4センチの輪ゴムなので、
この中を無事にくぐり抜けられるか、
みなさん半信半疑です。
「輪ゴムが切れそうでこわい~!」という
つぶやきもちらほら聞こえてきます。

おそるおそる始める人が出てくると、
みんなにその余波が伝わり、
全員が輪ゴムと格闘を始めました。
頭から始めたり、足から始めたり、
やり方はそれぞれです。

途中で髪の毛に引っかかったりもしましたが、
最終的には全員が見事、
くぐり抜けることに成功しました。

現代美術の作品は、
時として私たちの見方や考えを
少しだけ変えてくれたり、
新たな視点を提供してくれることがあります。

本来くぐるものではないはずの輪ゴム。
それを思い切ってくぐってみた後、
ちょっとした驚きや嬉しさがみなさんの表情に浮かびました。
(C.M.)

2008年06月25日

未来に向かって・・・御田小学校

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10:00の開館とともに
黄色いマイクロバスに乗って
港区立御田小学校の5年生が来てくれました。
今日のテーマは「未来に向かって」。
岡本太郎の《明日の神話》を鑑賞し
それをヒントに、後日自分達も作品を作ってみるとのこと。

3チームに分かれて、《明日の神話》などを
作家が作品にこめた思いについて考えながら鑑賞しました。

《明日の神話》の中に登場する不思議な生き物を
ひとつひとつ見ていってみると、
「炎」「炎に包まれる人々」「逃げる生き物」といったモチーフや、
画面を覆う青黒い色や灰色の雲などから、
こども達は戦争を連想したようでした。
そのあとで画面の左端の三人の姿の話になると、
その部分だけが虹のような色合いであることに気づきます。
こどもたちの中には、この三人のことを「妖精」ではないかという人がいました。
「妖精」というのは本当に素敵な感じですね!

制作当初に飾られる予定だったメキシコの、
その国の人々が骸骨から抱く「死と再生」のイメージと、
そして「明日」という言葉のついた作品の題名から、
今回のテーマの「未来」を感じてもらえたのではないでしょうか。

今回の鑑賞が
皆さんの制作にどんな風に関係してくるのか、
とても楽しみです!
(武)

2008年06月24日

深海の魚になった気分?・・・西巣鴨小学校

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巣鴨から地下鉄を乗り継いでやってきてくれたのは、
豊島区立西巣鴨小学校の6年生のみなさん。
この美術館は駅から歩くと10分以上かかるので
梅雨の晴れ間でお天気に恵まれ、良かったです♪

到着後、早速
3チームに分かれて、常設展示室へ。
3階の展示ロビーからスゥ・ドーホーを見下ろすと、
別のチームがトークを聞きながら鑑賞中。
そのみんなの様子が、まるで水の中にいるように見え、
「すごい!深海の魚みたい!」という声。
その後で1階に下りると、
水中にいるみたいに見えることを意識して、
泳ぐマネをしたり、手を振ってみたりと、
今度は上から見ている別のチームにサービスしていました。

また、
柳幸典の《ヒノマル・コンテナー》では
中に入って最奥部の丸い部分の天井と床を覗いて、
どこまでも続く井戸の中に吸い込まれるような不思議な感覚に
「怖いけれど、もう一度見たい」と、何度もその感覚を味わう人も。

最後にアンソニー・カロに登って学校へと戻っていきました。
暑い中、たくさん歩いてやっとたどり着いた美術館。
でも、作品を十分楽しんでくれたようで、良かったです。
ぜひまた来てくださいね!
(武)


2008年06月11日

美術館の裏側って・・ 東川小学校 

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今日は江東区立東川小学校の6年2組のみなさんが
歩いて美術館まで来てくれました。
美術館のご近所の小学校なので、
いままでにここに来たことのある子がたくさんいました。

今日は図工の高松先生のたっての希望で
美術館の裏側もちょっと紹介しました。
《明日の神話》などいくつかの作品を見た後、
展示室からバックヤードへ。

展示室の壁のすぐ裏側に
大きな作品用のエレベータがあることに
驚いていました。
振動が起きたり温度や湿度が変わることが
作品には良くない事なので
美術館は作品の移動中でもなるべく
そういうことのないような仕組みになっているのです。

美術館から外へ作品を運び出すときの出入り口となる荷受では
トラックと美術館の床の高さの段差をスムーズに移動するための
テーブルリフターを見学。
こどもたちが作品の代わりとなって
リフターに乗って上がったり下がったりすると
とても静かにゆっくり動くので
作品に振動を起こさないために工夫されていることを実感したようです。
作品がとてもデリケートだとわかったこどもたちは、
その後の自由見学の時間でもマナーを守って鑑賞していました。

あしたは6年1組がやってきます!
(武)

2008年06月10日

気になる作品ベスト3 南鶴牧小学校

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今日は多摩市立南鶴牧小学校の5年生が
バスに乗ってやってきてくれました。

道路が思ったよりも空いていたおかげで、
予定よりも早く到着したとのこと。
開館と同時に美術館に入ってきた時には
木場公園でひと遊び終えた後だったので
うっすら汗をかいて元気いっぱいの様子です。

初めに図工の横道先生を先頭に
展示室全体をみんなで一周して
第一印象で気になる作品をそれぞれがチェック。
その後で2チームに分かれて
気になったベスト3の作品を見ました。

気になった第1位は、やっぱり《明日の神話》。
画面全体にながれる雰囲気などを感じつつ
描かれているものをひとつひとつ見ていきました。
メキシコのホテルのロビーに飾られる予定だったことを知ると
「そのホテルに泊まっていたら怖くてトイレに行けない」
と言っていたこども達でしたが、
メキシコでは骸骨は死と再生の象徴であることを伝えると
中央にある大きな骸骨は「きっと守り神なんだね」と
ちょっと安心したようです。

気になった第2位は、宮島達男のデジタルカウンターの作品。
緑色の電気コードでつながった2つのカウンターの関係を確かめたり
自分のペースにぴったりのカウンターを探したり。

そして第3位は、スゥ・ドーホーの《リフレクション》。
作品に使われている布をさわってみると
「思っていたのとはちがった」という人が多く
意外な布のコシや硬さに驚いたようです。

自由見学の時間に数人のこども達と《IKAROS》を見ました。
はじめに何が描いてある絵なのか
みんなが思いついたことを言ってみました。
するとみんないろいろなものが見えてきました。
その後でイカロスの墜落の話を教えると
これは空を飛ぶ場面なのか、あるいは墜落するところなのか、
イカロスの神話のどんな場面を描いたものなのかで
話が盛り上がりました。

どんな作品でも活発に意見が飛び出すので
一緒に作品を見ているととても楽しくなります。
ひとつの作品を見ながら
みんなで思ったことを話す楽しさを
こどもたちにも感じてもらえたら嬉しいです。
(武)

2008年06月04日

感じ方いろいろ、お気に入りいろいろ・・・根岸小学校

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毎年6年生が見学に来てくれる台東区立根岸小学校。
今年の6年生は108人。
毎年3クラス規模の大きな団体さんです。
ですから
展示室でのギャラリートークはできませんので
講堂で映像をつかってお話をし、その後各自で本物に出会う、
という方法です。

講堂に映像が投影されると室内が暗くなるので、
居眠りしてしまう人がいるのではないかと心配しましたが、
みんな元気に映像を見ながら質問に答えてくれました。

そしていよいよ展示室へ。
講堂で話したそれぞれの作品の話をヒントに、
各自が自分の感じ方でしっかり鑑賞していました。

お気に入りの作品3つをスケッチすることになっていましたが、
《明日の神話》を描く人、川崎小虎の絵をスケッチする人、
ほかにも中ハシ克シゲや堀内正和、吉仲太造、菅井汲など、
スケッチの対象となる作品は実にさまざま。
お気に入りはひとりひとり違いましたが、
みんな自分の感じたことを一生懸命に描いていて、
どれもすごい迫力があって、素敵なスケッチに仕上がっていました。

見学の最後にはアンソニー・カロの《発見の塔》にのぼりました。
塔の上から見える見晴らしの良い景色に笑顔がこぼれます。
いろいろな発見ができるという《発見の塔》。
ここでもそれぞれ違った何かが発見できたことでしょう。
(武)

ただいま執筆中~豊田市藤岡中学校

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今日は、豊田市から修学旅行で中学生4人がやってきました。
自分の将来を考えるために、
興味のある場所を選んで「調査」「体験」「取材」をする
「追究学習」というプログラムの一環です。

美術館の仕事を体験してもらうために
挑戦してもらったのはMOTコレクション(常設展示)の
中学生用リーフレットづくりでした。

今、MOTコレクションで配布しているのは
大人用のリーフレットのみ。
そこで、中学生の視点で、
中学生が興味を持って読んでくれるような
解説を書いてみること。
それが今日のミッションです。

写真は、図書室で真剣に勉強している様子。
展覧会カタログなど資料を読みながら、
何を書こうかアイデアをまとめているのでしょうか?

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さて完成したのは、このリーフレット!
平易な言葉で
作品の魅力がまとめられています。
(配布はしておりませんが、見たい方がいらっしゃたら、
 ご連絡ください!)

「自分の言葉で、何かを伝えるのって難しい」
「・・・・でも勉強になりました!」とのこと。
美術館の仕事の難しさとおもしろさ。
その両方を感じてもらえたでしょうか?
(C.M.)

2008年05月29日

抽象画から感じ取る 練馬区立練馬第三小学校

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学校からバスに乗ってやってきたのは、練馬区立練馬第三小学校の5年生。
学校が練馬区立美術館のおとなりにあるそうで
さすが、みんな美術館に行ったことがあるとのこと。

スゥ・ドーホーの門では
作品の布の柔らかさを想像してから
実際に作品に使われている布のはぎれにさわってみましたが
「思っていたとおりだった」というカンの良い子が続出。

さらに
「何が描いてあるのかがよくわからない作品を見る練習をしよう」
ということで、山本直彰の《イカロス20013》を見てみると
「白いイルカがいる」
「飛行機が飛んでいる」
「アーチェリーの弓が飛んでいる」
「船がひっくり返っている」
「なにかが爆発している」など
さまざまな意見が飛び出しました。
一見はっきりわかるものがない作品のなかからでも
子どもたちがそれぞれ自分の力で感じ取っているのがわかります。

その後の自由見学の時間に
気に入った作品を見つける時も
抽象画を選んでいる人が何人もいて
きれいにスケッチしてあったのが印象的でした。
(武)

2008年05月27日

「お富さん」と若い世代 自由の森学園高校

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今日常設展を訪れたのは
自由の森学園高校の生徒さんたち。

1階展示室から3階へ移動する階段の踊り場から、
中ハシ克シゲの《OTOMI》を見ましたが、
若い世代の彼らには、
「OTOMI」+「粋な黒塀、見越しの松」=「お富さん」
の数式も、解説なしには行き着けません。
でも、金属でひとつひとつ丁寧に作られた松の様子や、
人工と自然の関係について見ていくと、
どんどん味わいが出てきました。

ファッションもそれぞれこだわりがあり
ひとりひとりの個性が光っている皆さん。
それぞれが自分のお気に入りを見つけてくれたらうれしいです。
(武)

2008年05月10日

先生のための研修会

ただいま開催中の企画展「大岩オスカール:夢見る世界」展と「屋上庭園」展を
学芸員のレクチャー付きで鑑賞する、先生限定の研修会。
31名の先生方が参加して行われました。

はじめに、各展の担当学芸員によるスライドレクチャーがあり
その後展示室へ移動、各自のペースで鑑賞しながら
疑問がわいたら学芸員に質問。
動物の姿があちらこちらに見え隠れするオスカールの絵画や
「庭」という親しみやすいテーマを多角的にとらえた「屋上庭園」展は
展示方法のテクニックの質問から、モチーフやテーマについてまで、
さまざまな質問がありました。

参加された先生方は、
当館に初めて来館したという先生から
学校での利用はないものの、個人的には企画展ごとにいらしているという先生
そして、学校で毎年利用している先生まで、
学校の事情もあって、美術館と先生との距離はいろいろ。

学校での利用が前提でない先生にも
こうしたプログラムに気軽に参加してもらって
学校での授業のヒントとしても活用していただければ、と思います。
(武)

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2008年02月01日

履き物の街で「はけない靴」をつくる

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訪問第3校目は台東区立浅草小学校。
校舎を入ってすぐの吹き抜けにある大きなステンドグラスがとてもきれい。
そこには五重塔や仲見世の様子が描かれていて、
さすが浅草!素敵です。

浅草といえば、履き物の街。
この日授業をおこなった5年生の中にも
靴を作っている家だったり、履物屋さんの人など、
靴に関係のある家の人が何人もいました。
とはいえ、「はけない靴」なんて見るのは初めて。
アーティストの佐藤さんが作った
不思議な形の靴の作品が次々に登場すると
「あれじゃ足がぬれちゃうよ」とか「歩けないよ」という言葉が。
ひとつひとつの作品がとても立派に作られているので
ついつい「はけない靴」であることを忘れてしまいます。

作品を体験した後は、自分の「はけない靴」づくり。
制作開始の前に先生が「アイディア浮かんだ人いますか」と聞くと
大勢の人が手を挙げていました。早い。
授業の最後の発表では、
つま先が異常に長い靴や、三角形の靴、チーズケーキみたいな靴など
個性的な楽しい靴がいっぱい。
みんなのアイディアの豊富さに脱帽です!
(武)


2008年01月22日

一番人気は・・・・?

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社会科見学の一環で来館してくれたのは、
八王子市立由井第2小学校の4年生。
先週企画展が終わったばかりの館内で
常設展をゆったりと鑑賞しました。

まずは2チームに分かれて鑑賞。
宮島達男のデジタルカウンターの作品では、
「すごく早くてずっと消えないみたいに見えるもの」
「止まっているのかと思うぐらいすごく遅いもの」
「ちょうど良いもの」を探しました。
みんなそれぞれちょうど良いテンポが違います。
さらに
緑のコードでつながっている二つのカウンターの関係について尋ねると、
「片方の数字が「9」までいくともう片方のカウンターの数字が増える」
というしかけをあっという間に見破ってしまいました。
すごい観察力!

自由見学の時間に
子ども達はミュージアムショップで
お気に入りの絵葉書を1枚だけおみやげに買うことになっていました。
「1枚だけ」という緊張感に、みんな真剣。
一番人気はどうやら《明日の神話》のようです。

最後にカロの《発見の塔》に登って、
彫刻作品を体ごと体験した子ども達。
また遊びに来てくださいね。
(武)

2008年01月15日

履けない靴

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学校訪問2校目は、町田市にあるつくし野小学校。
閑静な住宅街にある小学校です。

裸足になって集合し、
アーティストの佐藤さんが考えた「履けない靴」の作品を体験したあとで、
早速自分達でも「履けない靴」を制作。
しかし、実際やってみると、
はけない靴を作ることは意外と難しいのです。
写真の作品は靴底が丸くなっているので、
ぐらぐらして自立で出来ない靴。
ほかにも消火器のかたちをした靴や
履く人によってサイズが変えられる靴、
二人で一緒に履く靴など
面白いアイディアが満載です。

「靴は履けて当たり前」と思っていた子ども達。
おそらく「一生で一度の履けない靴作り」をみんな楽しんでいました。
(武)

2007年12月18日

みるみるうちに・・・・ 堤小学校

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堤小学校の6年生は
朝学校でみんなで一緒におにぎりを作り
お弁当持参で美術館にきてくれました。

まずは常設展示を鑑賞。
イエロー、ピンク、ブルーの3チームに分かれて2つほど鑑賞。
ウォーホルの《マリリン・モンロー》の前では、
「一番元気そうに見えるのは?」「一番さびしそうなのは?」
「一番怖そうなのは?」と同じ表情でも
色によって性格が変わって見えることや
人それぞれ感じ方が違うことを体験しました。

そして、岡本太郎の《明日の神話》へ。
子ども達が作品から見つけたことをどんどんメモしていき、
図工の南先生がみんなの見つけたことを入口にして
話を進めていきます。
話はどんどん盛り上がり、いつまでたっても尽きません。
なんとこの作品だけで50分も鑑賞しました。
みるみるうちに時間がたってしまい、あっという間の50分。
まだまだ時間が足りない様子の子ども達。
どんどん膨らむ想像力、本当にすごい!です。

あのお弁当を公園で食べた後は
「SPACE FOR YOUR FUTURE」展を鑑賞。
このときも子ども達は「公園で遊ぶよりもほかの作品が見たい」
と言ってくれたそうです。
どんな大人になるのか、将来がとっても楽しみな子ども達でした。
(武)


2007年12月14日

学校訪問、はじまりました!

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2007年度の「アーティストの1日学校訪問」がはじまりました!
今年度の訪問アーティストは、
履けない靴をつくるアーティスト、佐藤一朗さんです。

訪問第1回目に行ってきたのは江戸川区立一之江小学校。
この小学校は、現代美術館にもよく見学に来てくれます。
この授業では
佐藤さんが持ってきた履けない靴の作品を
特別にはいてみることができます。
つま先だけの靴や二人三脚のように二人で履く靴など、
様々な靴を体験したあとで
実際に子ども達も履けない靴づくりに挑戦。
様々な履けない靴が子ども達の手で生み出されました。
写真は、ビニール袋の中に毛糸などふわふわの素材の詰まった「靴」。
両足を一度に入れて履き、移動するときはぴょんぴょん飛ぶのだそうです。
「中に足を入れるとても暖かいから
コレを履いて椅子に座って勉強するんだよ」とのこと。
素敵なアイディアですね!
(武)

2007年12月13日

「SPACE FOR YOUR FUTURE」展楽しい!でも《明日の神話》もすごい!

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住吉近くにある東川小学校。
今回は6年生が見学に来てくれました。

まずは「SPACE FOR YOUR FUTURE」展を鑑賞。
カーステン・ニコライの作品では
入口が真っ暗で、どこかお化け屋敷の入口を思い出すらしく
ついつい声が出てしまいます。
そこで「音の出ている作品だから静かにしてそっと入ってみてね。
そうするときれいなものが見えてくるよ。」と教えると
そっと耳を澄まして入ってくれます。
そして霧の水滴で紫色にきらめく光を見つけると、
今度は静かな歓声が。
「わーきれい」「すごい」と口々につぶやきながら
その美しさに見とれる瞬間です。

企画展のあとは常設展をほんの少し見ました。
《明日の神話》ではなんといっても作品の巨大さにびっくり。
描かれているモチーフをひとつひとつ見ながら
少しずつ作品全体の様子を把握していくと
子ども達の心の中でさまざまな物語が生まれ始めます。
5分だけ常設展の自由見学時間がありましたが、
「面白いから」と言って、先生の作ったワークシートに
黙々と《明日の神話》のモチーフをスケッチする子が何人も。

短い時間でしたが、美術館を丸ごと楽しんでくれました。
(武)

2007年12月11日

身近なもので

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12月11日。
午後から第5砂町小学校の5年生が来館。
チームに分かれて、「SPACE FOR YOUR FUTURE」展を鑑賞しました。

嶺脇美貴子の不思議なアクセサリーの数々の前では、
それぞれがどんなものから出来ているのかを推理しながら鑑賞しました。
リコーダー、おろしがね、サインペン、キングギドラのソフビ人形、
漆塗りのように見えるプラスチックのおわん、パソコン、
そして100円ライター。
種明かしするたびに
身近なものがすっかり姿を変えてそこにあることに
みんな驚きの声を上げます。

男子はガンプラに釘付けになって、
「これはザクかな」「これは武器だね」と
元になったパーツがガンダムのどの部分なのか詳しく見ています。
女子はひとつひとつをじっくり見ています。
まるでアクセサリー売り場に来たかのように
自分が身につけたときのことを想像し、選んでいたのかもしれません。

また、水辺にある空気の作品では、
「恋する空気?!」とわくわくするやら、恥ずかしいやら。
ふんわり柔らかな香りも相まって、女の子に人気です。
自由見学の時間には気に入ってしまって
入ったまま出てこなくなってしまう女の子も。

男子も女子もお気に入りの作品を見つけてくれたようです!
(武)


2007年12月07日

美術館のご近所さん

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美術館のごく近くにある、
江東区立数矢小学校の皆さんが常設展示の見学に来てくれました。

まず初めに講堂で映像を見ながら展示のポイントをチェック。
「様々な大きさの丸が集まった絵のなかに数字が見える作品」
「中に入るとなにかがたくさん見えてくる作品」
「まるで本物のお客さんのようにリアルな人物像」
「一見屏風絵のようなのに裏を見るとふすまで出来た絵」
「旅の写真のなかのどこかにお地蔵様が写った作品」
「名画かと思ったら、果物の中に人の顔がある作品」
など、見所がもりだくさん。

そのあとで展示室に移動し実際の作品を見て回りました。
「シロナガスクジラのように巨大な壁画」
と紹介した岡本太郎の《明日の神話》では、
「裏から見るとばらばらになっていたものをつないだ跡が見えるよ」
と教えると、みんな興味深そうにじっくりと裏を観察していました。
ここにある巨大なものがばらばらになっていたってこと、
確かに不思議ですよね。

なんといっても近所の美術館ですから、
ぜひこれからも放課後などに気軽に美術館に足を運んでくださいね!
(武)

2007年12月06日

どんなおはなし? 中川小学校

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給食のあと、バスに乗って美術館に来てくれたのは、
墨田区立中川小学校の3年生。
実は今日の見学は墨田区の図工の先生方の研究授業にもなっていて、
子ども達は大勢の大人たちが見守るなか、
緊張しつつも夢中になって現代美術を楽しんでくれました。

はじめに2チームに分かれて展示室で作品を鑑賞。
ローゼンクイストの《バンディーニのために》では、
画面のあちこちにちりばめられた、
バンディーニにまつわる物語を読み取りました。

そのあとは、
子ども達が学校で描いた物語の絵を鑑賞し合いました。
「ハートの雲が空に浮かんでいるのを見た犬が、
またハートの雲を見たいなぁと思っている」
など、さまざまなお話を絵にしてくれていました。

そして最後は、
《明日の神話》を鑑賞。
さまざまなモチーフの描かれた大きな作品を見て、
どんなお話が描かれているのかを考えました。
「真ん中にいる悪魔が町を襲っている」という子がいると思うと、
「真ん中のガイコツは楽しそうに踊っている。
踊りを踊って悪いことを吸い取っている」
という子もいて、見方はじつにさまざま。
「ホテルのロビーに飾られるはずだったんだったら、
ガイコツがお客さんを守ってくれているのかも」
と言った子もいました。

子ども達の無限の想像力には、脱帽です。
(武)

2007年11月16日

六本木高等学校への出前授業

今日は東京都立六本木高等学校に
出前授業に行きました。

アーティストを連れていく、
“アーティストの一日学校訪問”は
毎年普通に実施しているのですが、
今回のように私たち学芸員だけが学校に出向き、
講師になるのはじつは特別なケースなのです。

さて今回のレクチャーは美術の授業のためではありません。
2003年度より高校に導入された「産業社会と人間」という、
“自分が生きている社会について理解し、
さらに将来の生き方や進路について考える”科目のためなのです。

美術館の人間が、この科目で何を話すべきか・・難しいところですが、
今回は常設展示室で公開されている《明日の神話》と
作家岡本太郎自身について
取り上げることにしました。

20世紀の混乱の時代を全力で駆け抜けた巨人、岡本太郎。
そして、戦後の復興期の最中に描かれ、その後40年近くたって
再発見された幻の壁画《明日の神話》。

日本社会の移り変わりや、日本という国の役割、
そして岡本太郎という勇気ある生き方について、
90分のレクチャーを行いました。

《明日の神話》の公開は来年4月まで。
今回のレクチャーをきっかけにして、
若い生徒のみなさんにもどんどん美術館に
足を運んでいただきたいですね。
何と言っても、この作品の迫力は言葉を超えていますので。
(C.M.)

2007年11月15日

初めての現代美術 赤羽小学校の3年生

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「SPACE FOR YOUR FUTURE」展のミュージアムスクールがはじまり、
見学に来てくれたのは、おなじみ赤羽小学校。
今日は3年生が初めての現代美術鑑賞です。
最初にクラスごとに分かれて、学芸員と一緒に見学です。

SANAAの《フラワーハウス》では、
「この家では、丸見えだから着替えたりできないよ」
と、初めは驚いていたみんなでしたが、
「家つきの庭」のイメージを話すと、
どんどんこの家に魅了されてきた様子。
部屋を仕切るドアが無いということにも、
自然と気づきました。
そのあとで「この家に住んでみたい人」と聞くと
みんなが手を挙げるほどの人気でした。

また、エルネスト・ネトの作品では、
「これ、なんだと思う?」とたずねると、
すかさず「かお!」「ぞう!」という声が。
たしかに、顔みたいですし、
鼻が長くて、本当に象みたいなんですよね。
「実はこの作品、着れるんですよ」というと、
ちょっと不思議そうな表情。
そしてひとりの子に、代表して実際に体験してもらいました。
背負ってみると「重い、動きにくい」というコメントでしたが
そのまま腰を下ろして、上に座ってみると・・・
「きもちい~い♪」

驚きや気持ちよさと一緒に
現代美術の楽しさを体験してくれました。

4年生になったときにまた会いたいですね!
(武)


2007年11月14日

放課後にも遊びにきてね 北砂小学校

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今日常設展を見に来てくれたのは、同じ江東区にある北砂小学校。
美術館まで学校から30分ほどかけて歩いて来てくれたとのこと!
そんな歩き疲れも見せず、
興味深々で現代美術を見てくれました。

「これから鯨と同じぐらいの大きさの作品を見ます」
と予告してから、《明日の神話》の部屋に入ると、
「すごい!」「でっかい!」と驚きの声が。
さらに太陽の塔と同じ頃に描かれたことを知り、
またもや「すごい!」との声。
1分間で作品の隅々まで観察したあとで、
作品に出てくるキャラクターを探すクイズ。
船の形をした生き物が何かを引っ張っていることを教えると、
「あ、魚だ!」「じゃあ、あそこは水なんだ」と
自発的に画面の一番下が水面であることを発見。
さらにテーマが原爆でありながら
画面に様々な場面が描かれていることや、
「明日」という未来があらわされたタイトルであること、
ガイコツにこめられた再生の意味などを感じてくれたようです。
中央のガイコツは神様なのだそう。

見学の終わりに子ども達から質問を受けました。
「こどもは入場料はいくらですか」
「何時までやっていますか」
という質問。
放課後にまた美術館に作品を見に来たいのだそうで、
そのためのリサーチだったのです!

ぜひ、自転車に乗って遊びに来てくださいね。
いつでも待ってます♪
(武)


2007年11月01日

いい美術館とは?

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今日は東京電機大学の情報環境学部の学生さんが来館。
みなさんは人間環境デザインコースの方々で、
「美術館の設計」という課題があるのだそうです。

そんなわけで、本日はバックヤードをご案内しました。
まずは普段のギャラリートークのように常設展示室へ。
実は展示室の一ヶ所に作品を搬入出するための、
バックヤードとつながった可動壁があるのです。
普段作品を見ているときには気づかないのですが、
よく見ると壁にアーチ型の隙間が。
その横にあるくぐり戸から裏側へまわると、
作品運搬用の大きなエレベーター。
そして、収蔵庫をはじめ、企画展準備のための部屋や、荷捌きなどを巡りました。
作品を輸送するトラックヤードのスロープの角度ひとつとっても、
さまざまな配慮があり、
随所に美術館だからこそ必要な設計が満載であることを実感しつつ、
最後まで真剣に見学していました。

最後に「いい美術館を設計してくださいね」と言うと、
学生さんの中から、
本当にいい美術館とは何なのかを問うような意見が。
今現場を見てきたからこそ、その問いが深まったようでした。
(武)


2007年10月26日

学校で習ったよ

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展示替え直後の常設展に見学に来てくれたのは、
横川小学校のみなさん。

前回に引き続き展示中の作品、
スウ・ドーホー、岡本太郎の《明日の神話》につづき、
今回より久々に展示室に登場の柳幸典作品をみんなで鑑賞。
「どんな形をしているのか見てみよう」
と周りを一周してもらったところ、
「前方後円墳!」という言葉が聞こえてきました。
「社会の授業で習った」そうで、みんな知っていました。
さすが6年生!

この作品は2~3人ずつ中に入って楽しむもの。
まず1人が代表でなかに入って、
中の様子をみんなに伝えてもらうことにしました。
すると「あっ!お金!・・・お金がいっぱい~!」というコメント。
外で待っていた人から
「自分の欲望を言ってるの?」という言葉がありましたが、
実はこの作品は誰が見てもお金がいっぱい見えるのです。
しかも無限に。

自由見学の時間にみんなも中に入り、
お金がいっぱい(?)の世界を堪能したのでした。
(武)

2007年10月17日

現場の悩み・・・

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教員研修の一環として先生方が、
美術館に来られることもありますが、
逆に学芸員が学校に出向いてお話する機会もあります。

今日は、新宿区立中学校教育研究会美術部に出向き、
当館で実施している学校団体向けのプログラムを中心に、
お話をしてきました。

せっかくの機会なので、なぜ美術に目覚めたのか、
先生方のアート初体験を伺いました。

「小学生の頃に体育館で見たピカソの記録映画に大興奮した」
「幼少の頃、はじめてのオペラ鑑賞で、その舞台美術に感銘を受けた」
「お菓子のおまけシールのキャラクターを描くのが楽しかった」
「工作が好きで、オリジナルのおもちゃを作っていた」
「小さい頃からベレー帽をかぶっており、風景画を描くのが好きだった」

などなど、みなさんいろいろなエピソードをお持ちで、
非常に盛り上がりました。
やはり、幼少の頃の体験が、将来美術の道に進もうという
きっかけに少なからずなっているようです。

普段我々が行っている子ども向けのプログラムも
そうした経験の一つとして将来その子が美術好きに
なってくれるきっかけになれば良いなと思います。

現場の先生からは、現行の授業時間数では、
美術館に連れて行きたくても時間が確保できない、
生徒に現代美術を見せても楽しんでもらえるか不安と
いった苦悩や率直なご意見が多数寄せられました。

こうした研修会で、学校と美術館双方の人間が直接顔をあわせ、
意見を交わしたり、情報交換をすることは、
とても意義のある事だと思います。

学校との連携、お互いに知恵を出しあって、
より良い方向や方法を探っていけたらと思います。

                                (G)

2007年09月21日

現代美術館のすみずみまで

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この日、美術館を訪れたのは若杉小学校の5年生。
午前中に「男鹿和雄展」について
ジブリ美術館のスタッフから解説を受けて見学し
お弁当を食べたあとで
常設展示を見学です。

じつは彼らは
去年「アーティストの1日学校訪問」で
荒木珠奈さんが授業をおこなったクラス。
美術館は初めてでも
現代美術は初めてではないのです。
それもあって
どの作品を見ても活発な意見が飛び交います。

スゥ・ドーホーの作品では
じっくり鑑賞し、布を触ってみたあとで
「スゥさんは男性なのか、女性なのか」という話題になりました。
布を縫うという作業や、スゥさんという名前からなのか、
女性だと思っている人は大人の中にもよくいます。
子ども達にスゥさんの写真を見せると
なかなか体格のよい男性なので
意外だと思った人も多いようでした。

子ども達は常設展見学後、
磯辺行久展も見て帰りました。
現代美術漬けの一日だったことでしょう。
12月には学校の展覧会もあるとか。
今日見たことが子ども達の制作のヒントになるといいですね!
(武)

2007年09月12日

岡本太郎探検隊?!

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今日、かなりの雨が降るなかを見学に来てくれたのは
墨田区立中和小学校の4年生。

《明日の神話》の展示室に入ったところで
はじめに図工担当の渡邊先生から
「今日、みんなは岡本太郎探検隊です。
この作品のことをいろいろと調査して見つけてください!」
というお話が。

みんなは《明日の神話》に何が描かれているのかはもちろんのこと、
壁画の裏側を観察して、番号が書かれていることを見つけたり、
下図を見て画面の下方の炎は下図に描かれていないことに気づいたり。

その後、みんなで話し合いながら改めて壁画を鑑賞。
「いろんな生き物が逃げている」
「生き物達は何かに襲われているみたいだ」
「いや、生き物が襲いかかっているのかも」
「悪い空気が全体的に漂ってる」
「戦争?」
「真ん中のガイコツが悪のかたまりなんだ」
「ガイコツは人みたいだけど、人間じゃなさそう」
「ガイコツはムシみたいにも見える」
「ガイコツはいろんなものの骨の集まった姿かもしれない」
「そういえば両端から白いものが真ん中に吸い寄せられているみたいだ」
「でも、右端から左端に物語が進んでいるようにもみえるよ」
「いや、左端が始まりかもしれない」
「左の平和な世界が始まりで、悪い妖怪達がやってきて戦いがおきた。
でも最後に右端のところで悪いやつらは逃げていってるのかも」
などなど、じつに様々な見方を教えてもらえました。

みんなは、次回の図工の時間に
この《明日の神話》をもとに授業をするのだそうです。
感性豊かなこどもたち。
どんな制作になるのかとても気になります。
(武)

2007年09月11日

雨ニモマケズ

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今日は港区立赤羽小学校の4年生が来てくれました!
今日は朝からどんよりとした曇り空でしたが、
子ども達が大江戸線から美術館に向かう道中で雨が降り出し、
雨にぬれてしまった子もいました。

美術館に到着後、まずは講堂で映像をみました。
映像の途中で
スゥ・ドーホーの布の質感や
白髪一雄の制作方法について質問をしてみると
みんな手を挙げて積極的に答えてくれました。

じつは
彼らはこの美術館に学校のみんなで来るのは
今日が初めてではないのです。
去年みんなが3年生のときにも
カルティエ展を見に来てくれていました。
「ビーズの庭」「大きな女の人」、そして
「途切れ途切れに流れるボクシングの映像」など、
そのときに見たもののことも、みんなすごく良く覚えていました!

講堂で映像を見た後は
実物に出会いに展示室へ。
さっき映像で見た作品のヒントをもとに、
それぞれの作品をじっくり見てくれました。
今日見た「水の中に浮かぶ門」や
「巨大なガイコツの絵」や
「本物そっくりに描かれた水滴の絵」のことも
ずっと覚えていてくれるかな?

去年の様子はこちら
http://www.mot-art-museum.jp/blog/edu/2006/06/post_8.html

(武)


2007年08月28日

磯辺ワールドにどっぷりつかる

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今日は、現在開催中の磯辺行久展関連企画として
学校の先生を招待し、特別レクチャーを実施しました。

磯辺展担当の学芸員と磯辺氏本人によるスペシャルトークです。
磯辺氏の学生時代のお話や、芸術家を志した動機など
展覧会だけではわからない貴重なお話がたくさん飛び出しました。

続いて、展示室内で磯辺氏本人によるギャラリートークを実施。
作品が作られた経緯や作品に込められた意味など、
これまた直接お話を聞かなければわからない裏話なども満載の
特別レクチャーとなりました。

参加した先生方も展覧会の内容が深まり
いろいろと考える良い機会になったと好評でした。

磯辺ワールドにどっぷりとつかり、
作家本人と過ごし貴重な時間は、
先生方にとっても非常に刺激的だったようです。(G)

2007年08月27日

美術館のお仕事

中学生のみなさん.JPG

今回のクルーズでは、
深川第四中学校の2年生5人が手伝ってくれました。

裏方としてクルーズで使う材料を準備したり、
クルーズ中のこどもたちの発言をメモしたり、
こどもたちのエアドーム作りを手伝ったり、と
大活躍です。
参加者のこどもたちからも
「中学生のおねえさん」は大人気でした。
やっぱり、少し年上のおねえさんというのは
頼りがいがあるようです。

5人のなかには以前小学生のときに
クルーズに参加したことのある人もいました。
参加者からスタッフへと立場が変わり、
ずいぶん色々なことに気がついたそうです。

今回のクルーズに参加した小学生が
中学生になったとき、
今回の彼女達の活躍を思い出して、
「私もああなりたい!」と思う子がでてくるといいですね!
(武)

2007年08月22日

夏休みの先生たち

豊島区.JPG

夏休みのあいだでも、
学校の先生方は毎日さまざまな場所へ研修に出かけています。
夏休み真っ最中の8月21日。
しかも一日の中で一番暑い昼下がり。
豊島区の小学校の図工担当の先生方が、
美術鑑賞の研修にいらっしゃいました。

常設展示室でいくつかの作品を一緒に鑑賞しながら、
子ども達が見学に来たときに使っている
様々なアイテムや参考写真を見たり、作品を体験していただいたりしました。

アトリウムにある藤本由紀夫の《Ears with Chair》では、
先生方が1人ずつイスに座ってどんな音が聞こえるのかを体験しました。
子ども達からはよく「輪ゴムをビヨビヨしたときの音」とか、
「飛行機の音」などといわれていますが、
先生方にはどう聞こえたでしょうか?

学校から引率で来館したときは、
この作品で音を聞くことだけでなく
スゥ・ドーホーの布のサンプルを触ったりするのも
子ども達が体験するだけで時間がなくなってしまい、
先生方は意外と体験できないままに帰る時間になることが多いのです。
夏休みこそ、
涼しい美術館で、ゆっくりと体験していくチャンスなのかもしれません。
(武)


2007年07月24日

未来のアーティストたち

今日は横浜市にある
橘学苑高等学校デザイン美術コースのみなさんが見学に来てくれました。
普段から自分が制作することでアートとは近い位置にいながらも、
なかなかアーティストの作品を見る機会が少ないという皆さん。
リキテンスタイン作品で正方形の画面の構成をじっくり考えたり、
スゥ・ドーホー作品の布を触って質感を確かめたり、
実感を持って鑑賞してくれました。

《明日の神話》では、
ホテルのロビーに飾られるはずだったと話すと、
「ロビーにこれがあったら怖い」との声。
そこから、なぜ明るいはずのホテルのロビーに飾るために
あえてこの作品を描いたのか、
画面の左側の明るい雰囲気のイメージや、
「明日の神話」というタイトルなどから、
ちょっと考えてくれたようでした。
また、「岡本太郎は一体いくらでこの仕事を受けたのか」
という質問も飛び出しました。
こうした、作品が飾られる場所のイメージのことや
制作の契約金額について思いをめぐらしながら鑑賞するのは、
やはりみんなが作品を制作する側の人、
つまり未来のアーティストだからなのでしょう。

これからも、たくさんの美術作品を見て、
感性を磨いていってくださいね。
(武)

2007年06月30日

学芸員の卵たち

ブログ.JPG

美術館で働きたい!美術関係の仕事がしたい!
・・という人たちが増えています。
この日は“学芸員”の資格を取ろうと学習院大学で学んでいる
大学生(主に4年生)が見学に来てくれました。

マルレーネ・デュマス展の担当者から直接話を聞いたり、
小学生向けのギャラリートークを(子どもの気持ちになって)体験してもらったり、
せっかく美術館に来たのですから、
繕うことのないナマの声を伝えて、
現場ならではのリアリティを感じてもらおうとプログラムを組んでみました。

みなさんの興味を引いたのは、
やはりデュマス展の話でしょうか。
「作家とのコミュニケーション」「海外との交渉」「展示の難しさ」など・・。
展覧会には、綺麗な展示室を見るだけでは中々わからない
沢山の地味で大変な仕事が潜んでいるのです。
その話に驚きつつ一生懸命聞き入る学生たちの姿が印象的でした。

明日の美術界を担っていく学生さんたち。
色々なものを見て、体験して、
ぐんぐん大きくなってください!
(C.M.)

2007年06月29日

なににみえる?

山本直彰 押上小.JPG

今日は、墨田区立押上小学校の4年生が見学に来てくれました!
きょうは私たち学芸スタッフが作品を解説する、というよりも、
「この作品はこう見える」ということを
子ども達に話してもらうのがメインでした。

山本直彰の《イカロス20013》の前に座ったとたん、
まず「人面魚!」という声や「大きな口をあけた鳥がいる」という声が。
そういわれると確かにそう見えてきました。
クラスの子どもたちほとんど全員が手をあげて、
見えるものを教えてくれます。
そして「小さな鳥が逃げようとしている」、
「青い眼のオバケがいる」、「雨が降っている」、
などなど、いろいろ思いつきはじめました。
さらに続いて、
中央左の黒い部分とその下の白いラインのあたりを見るだけでも、
「新幹線が白いオバケに驚かされている」とか
「飛行機が墜落しているみたい」とか
「船がさかさまになっている」
など、様々な見方があって、いくら見ていても尽きません。
何も作品の情報は伝えていないのですが、
見ているだけでなんとなくテーマに近づいていくのがスゴイ!

最後に3クラスで《明日の神話》の中から、
気になる生き物を探し名前をつけました。
図工の平田先生が、何人かの子ども達に発表させると、
「シリメダマ」「魔界」「ちびっこモンスター」などなど、
これまた独創的な楽しい名前がいっぱい!
本当に想像力豊かで、のびのびとした押上小の子どもたち。
この感性をずっと失わずに持ち続けて欲しい!と思います。
(武)

2007年06月20日

お気に入りをスケッチ、スケッチ!

根岸小ブログ用.JPG
とっても暑かったこの日、台東区立根岸小学校
6年生102名のみなさんが美術館に来てくれました。
まずは、講堂に集合して美術館常識クイズに挑戦!
「美術館が出来たのは何年?」「美術館のお休みは何曜日?」
「常設展示室を見るための小学生の料金は?」などなど、
悩みながらも全問正解の子が何人もいました。
でも、みごと全問不正解の子もちらほら。。。
今展示されている作品の見所をスライドで簡単に紹介してから、
いざ展示室へ出発。
めいめいにお気に入りの作品が見つかると、
一生懸命にスケッチを始めました。
人気の作品は、スゥ・ドーホーの《リフレクション》と
岡本太郎の《明日の神話》。
スゥ・ドーホーは「迫力がある!」と1階から見上げたり、
3階から眺めたりといろいろな角度からスケッチをしていました。
岡本太郎は「骸骨が印象的」といってスケッチに臨むのですが、
なんせ巨大な作品。全部はとても紙には収まりません。
みんな悪戦苦闘していました。
でも、一人ひとりお気に入りが見つかり、
スケッチもすんで満足げな表情が印象的でした。
最後は、アンソニー・カロの野外彫刻作品《発見の塔》に
一人ずつ登り、美術館を後にしました。
帰り際、「楽しかったよ!」といって握手を求められた時は
うれしかったですが、ちょっと照れました。
みなさんまた来てくださいね。
                                (G)


2007年06月13日

子どもに返った先生たち

浦安市ブログ用.JPG
昨今、鑑賞教育への関心は非常に高く、図工・美術の先生方が
研修の場として当館を活用していただく機会が増えています。
今日は、浦安市の小中学校の先生15名が図工研修の一環として来館なさいました。
当館に来るのは、初めてという先生がほとんどでした。
我々教育普及担当の学芸員が対応し、普段子どもたちにどのようなギャラリートークを
実践しているのかを説明しながら、コレクション展を一緒に鑑賞しました。
どの先生方も子ども達が見るのと同じように反応してくださり、
まるで子どもに返ったようでした。
研修に参加した先生からは、
「自分のクラスの子どもをぜひつれてきたい」
「ちょっとした工夫やヒントで鑑賞がより楽しくなることが実感できた」
「現代美術はとても自由で、子ども達にとってアートの楽しさを思いっきり
感じることができるものだと思った」
「このような機会があったらまた参加したい」
など様々な感想を寄せていただきました。
現代美術の楽しさをまずは学校の先生方に知ってもらい、
その経験を学校現場に持ち返っていただき、次回はぜひ、
子ども達をつれて美術館を教室の一部として活用していただけたらと思います。
                                             (G)

2007年06月05日

真剣な眼差し

ブログ用2.JPG

私たち美術館のスタッフは、毎日のように作品を見ているのですが、
それでも誰か別の人と一緒に見ると、
新たな発見があって嬉しくなるものです。

この日、美術館に来てくれたのは、
葛飾ろう学校高等部の生徒さん。
「うまく作品を紹介できるかしら?」と最初はトークに不安もありましたが、
引率の先生のスムーズな手話通訳のお陰で、
普段と変わらず作品についてお話することができました。

みなさんデザイン系専攻とあって、
作品を見る眼差しが真剣、そして好奇心一杯です。
また「この作品にはどんな色、どんな形がある?」
「なにでできている?」「どうやってできている?」など質問を投げかけると、
それぞれ一生懸命に考えて、ユニークな答えを返してくれました。
「岡本太郎のこの作品。いったいどういう場面なんでしょう?」という質問には、
「戦争」「火事」「海のイメージ?」などなど。

作品の前に立ち、
本物が持つパワーを、全身で読み取ろうとしている生徒さん。
その集中力は・・・・すごい!
ひたむきな姿から、大切なことを学んだひと時でした。(C.M.)

2007年06月02日

こんな近くで見る太郎

太郎(ブログ).JPG

6月2日の土曜日の午前中。武蔵野東中学校の生徒さんが、
MOTコレクションを見にきてくれました。
その多くは現代美術館の初体験者。
最初はとまどっていたのでしょうか?
静かに鑑賞していた生徒さんでしたが、
岡本太郎の《明日の神話》の部屋に入ると「お、大きい!」と驚きの声があがりました。

縦5.5メートル、横30メートルのこの巨大な作品。
その中に「いろんな生き物がいる!」のです。
それに気づいて一つ一つ発見するのも楽しそう。

そしてぐっと近づいて見ると「思ったよりたくさんの色が使われているよ!」
・・・・とは引率の新堂先生。
そう。遠くから見ると一つに見えた色も、
近くで見るといろいろな色が使われていて、
何度か筆を重ねた跡もよく見えます。

間近でじっと画面を見つめていた生徒さんたち。
太郎の息づかいは耳に届いたでしょうか?(C.M.)

2007年05月31日

現代美術に興味津々!

ぶろぐ1.JPG
この日、木場公園に遠足に来ていた江戸川区立清新第二小学校の
5、6年生の皆さんが、美術館に見学に来てくれました。
ほとんどの子ども達が現代美術館は初体験。展示室に入るやいなや、
初めて眼にする現代美術の世界に興味津々。ほんものそっくりな水滴が
描かれた作品に驚き、大竹伸朗の「ゴミ男」の中にゴミ男らしき姿を発見
しては「みつけたよ!」と得意げな笑顔になっていました。
その他、白髪一雄の足で描かれた作品の絵具の盛り上がりを見て、
「近くでみるとぐちゃぐちゃだけど、離れてみると迫力がある!」と
自分なりの鑑賞の仕方を見つけたようでした。
引率した図工の先生も子ども達の反応ぶりにちょっと驚いていましたが、
満足げな様子でした。
普段はなかなか接することのない現代美術。子ども達は、自由な感性で
作品と対峙する達人だとあらためて実感した一日でした。
(G)

2007年05月30日

はじめての美術館

太陽の塔フィギュア.jpg

この日見学に来てくれたのは、上小岩小学校の6年生のみなさん。
「現代美術館ははじめて」という子どもたちがほとんどでしたが、
スゥ・ドーホー作品の布の意外なハリの強さに驚き、
大竹伸朗のスクラップブックの重量の重さに驚き、、、、
と、驚きの連続で現代美術を楽しんでくれました。
今回の常設展示室の目玉である岡本太郎の《明日の神話》では、
たくさんのさまざまな顔が描かれていることを発見してくれました。
また、「大きい」「少しこわい」「もやもやしてる」といった意見のほかに、
「まんなかから右側は暗い色でこわい感じだけれど、
左側は明るい色で希望のある感じがする」という、
じっくりと作品を鑑賞したことをうかがわせるようなコメントがありました。
子どもたちが岡本太郎について理解しやすくするための小道具として、
スタッフは太陽の塔のフィギュアを用意。
それを子ども達に見せたところ、
「あっ!それ、アニメで見たよ!」との声。
えっ!?アニメに出てくるの!?
我らの方が岡本太郎について知らなかった情報を
子ども達に教えてもらってしまいました。
(武)

2007年02月23日

2メートルか!?巨大ピニャータ 宮上小学校の学校訪問

miyakami.JPG

八王子市の宮上小学校では、
6年生2クラスでピニャータ作りの授業を行いました。
クラスで1つずつのピニャータを作るということから、
当然大きなものになるわけですが、
なんと、直径160センチの風船ではりこを作り、
そこにツノの飾りを付けることに。
メキシコに何年か暮らしていた荒木さんでさえ、
「メキシコでも、こんな巨大なピニャータは、
ディスプレー用(実用でないもの)でしか見たことがない!」
という程の記録的な大きさ。
(ギネスブックに載るかもしれませんね!)
さらに、それぞれのクラスごとにピニャータのストーリーがありました。
「小学星(しょうがくせい)を割ったら、
中から中学星(ちゅうがくせい)が出てくるようにしたい」という1組と、
「花模様の卵のなかから、殻を割ってひよこが生まれてくるようにしたい」という2組。
それぞれ小学校の6年の思い出のこもった、素敵なピニャータができました。
どうせやるなら想像を超えるようなことをした方がいい、という
チャレンジ精神を持った図工担当の高木先生は、
子どもたちのどんどん膨らんでいく発想を、真摯に受け止め、
それをなんとか実現へと導いてくれます。
こどもの立場により添って考える先生、いいですね!
(武)

2007年02月22日

木彫のことは先生に聞いてみて! 横川小学校

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業平橋から路線バスに分乗して、遊びに来てくれたのは、
横川小学校の6年生の皆さん。
3チームに分かれて舟越桂や土屋公雄などの作品を鑑賞しました。
実は横川小学校の図工の先生は、
ご自身でも木彫作品を作られているそうで、
木彫の制作の際の細かなことや、
木材の特性ゆえの扱い方については、とても詳しいのです。
打合せの時にも先生から楠材のことなど、
いろいろ教えていただきました!
ところが、舟越桂の作品のトークの時に、
「楠のことは先生に聞くといろいろわかるよ。」と言うと、
子どもたちは先生が木彫をやっていることを全く知らなかったようで、
ちょっと驚いた様子。
先生のこれまで知らなかった一面を知った子どもたちは、
先生の素敵さを改めて感じたようでした。
いいですね!
(武)


2007年02月10日

アーティストとの貴重な出会い 芳水小学校の学校訪問

芳水小.jpg

「アーティストとのせっかくの出会いですので、
荒木さんとお話しする時間をゆったりとりましょう」
と提案された、芳水小学校の図工担当の松尾先生。
荒木さんの普段の活動や作品についての説明のあと、
質問タイムなどゆったりとした時間が設定されました。
子どもたちからは、作品制作についてや、メキシコでの生活のことなど、
さまざまな質問が出ました。
また、この日は荒木さんの作品のミニチュア版を持って行っていたので、
何人かのこどもたちは、
くもの巣状に張られた糸に小さなイスをぶら下げるという体験ができました。
「じゃあ、9月生まれの人!」と荒木さんが声をかけると、
「やった~!」とか、「え~っ!いいなあ~!」とか、
「それじゃぁ、僕の番が来ないよ~」など、
子どもたちそれぞれに、さまざまな心模様があったようです。
その後は、ピニャータのツノつくり。
体育館のマットや平均台の上にきれいに並べられたカラフルな材料が、
制作意欲をかきたてます。
こうした、制作の空間を上手く利用した、心づかいの数々からは、
子ども達に、より楽しく図工の時間を過ごしてもらおうという、
松尾先生の気持ちが感じられました。
体育館が体育館であるからこそ、
そこでしかできない素敵な制作の空間となっていました。
(武)

2006年12月22日

展示作品の空間でアーティストに出会う! 八王子市立宮上小学校

宮上見学.JPG

常設展の荒木珠奈さんの空間も残すところあと数日に迫ったこの日、
南大沢から宮上小学校の皆さんが、わざわざ見学に来てくれました!
実は、この宮上小学校は、
年明けの2月に荒木さんが学校訪問をする予定になっている学校なのです。
そこで、訪問授業を受ける前に、
今度授業をするアーティストが作る作品はどんなものなのかを
見に来てくれたのです。
見学にあわせて、荒木さんも美術館に来館してくれ、
展示空間でその作品を作ったアーティストと出会う、
という貴重な時間が実現しました。
荒木さんが自身の作品を説明した後、
コンセントに子どもたちが家の明かりをともしました。
自由時間になっても、
子どもたちから荒木さんへたくさんの質問があり、
自分たちの学校に来るアーティストへの興味は尽きないのでした。
(武)

2006年12月14日

桜とタコと・・・ 第一日野小学校の学校訪問

第一日野小.JPG

この日訪問授業に訪れたのは、五反田にある第一日野小学校。
4年生と一緒に体育館でピニャータ作りを行いました。
第一日野小では、ピニャータの形を子どもたちが考えることになりました。
荒木さんから、
ピニャータがどういうもので、どんなときに使われるものなのか、
というお話を映像を交えて聞いたあと、
早速グループごとにどんな形にするかを考えました。
どの子もみんなさまざまに想像を膨らませて、
あれもいいし、これもいいし・・・と、
グループのみんなの意見をまとめるのに一苦労。
思いが強すぎてお友達と衝突しそうになることもありましたが、
最後にはきちんとまとまりまるあたりは、さすがです。
春をイメージした桜の花のかたちのピニャータから、
タコ型ピニャータや、ケーキ型ピニャータまで、
子どもたちの豊かな想像力によって、
さまざまな形のピニャータに決まりました。
案が決まったあとは、その形にするためのはりこ作りでしたが、
あっという間に進んでいきます。
ひとつの目標に向かって進む子どもたちのものすごい団結力。
これこそが、みんなで作る醍醐味なのですね!
(武)

2006年12月13日

2学年一緒に図工の授業 若杉小学校の学校訪問  

若杉小学校.JPG

若杉小学校は1学年1クラスごとのアットホームな学校。
それを生かして、4年生と5年生の合同での、
荒木さんの訪問授業となりました。
アーティストの学校訪問の訪問校のなかでも、
2つの学年の子どもたちがアーティストに出会えることは、
めったにないのです。
さて、事前の授業で全身を使って小麦粉と奮闘し完成したはりこが、
図工室に所狭しと並びます。
荒木さんが訪問した日は、ツノの飾り付けをしていきました。
後日子どもたちが送ってくれた感想文でも
「ツノの飾り付けがいちばん大変でした」ということばが多くありましたが、
このツノをつけるところは、
いろいろ工夫ができて楽しい反面、結構大変なのです。
きらきらの色紙やセロハンを駆使して、
思い思いに飾り付けが進みます。
さて、若杉小学校の図工担当の竹内先生は、
実はアーティストとの授業について前々からいろいろと考察していらしたそう。
異学年同時の授業、教師と異なる「アーティスト」という存在、など
さまざまな特別な要素が重なりながらも、
授業がスムーズに進んだのは、
先生のこれまでの考察あってのことだったのでしょう。
子ども達にさまざまな授業の可能性を切り開いている若杉小。
うらやましいです。
(武)

2006年12月01日

思いやりのあふれる図工 小松南小学校の学校訪問  

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毎年美術館に見学に来てくれている小松南小学校。
今回初めて美術館のほうから学校に伺いました!
図工室には「図工の時にできる思いやり」という言葉とともに、
「集中していたら話しかけない」「いいところを言ってあげる」「人の片づけを手伝ってあげる」
などの言葉が掲示されていたり、
また別の壁には「何のために図工を勉強するの?」というチャートがあり、
「心が優しく豊かになる」「みんなと一緒に活動する」という言葉が掲示されています。
子どもたちにもわかりやすく、優しい言葉がふと目に入り、
自然と気持ちも優しくなる素敵な図工室です。
この日の荒木さんの訪問授業に合わせて、
子どもたちはあらかじめカラフルなはりこを作ってくれていました。
そしていよいよ荒木さんと一緒にピニャータの飾りつけです。
メタリック系の素材がたくさん用意され、
個性的でまぶしく光るピニャータが完成しました!
子どもたちの豊かな発想と、
材料の特徴をきちんととらえつつ、
どんどん作業を進めるその手際のよさには驚きました。
技も気持ちも図工の達人ぞろいの小学校でした。
(武)

2006年11月21日

毎日アートにふれる月間! 北砂小学校

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今日来てくれたのは、美術館のご近所さん、北砂小学校の5年生。
事前に学校で現代美術館の作品をスライドで見て、
本物の作品に出会う気持ちをあたためてきてくれました。
展示室で実物とご対面したこどもたちは、
河原温の日付絵画を見て、3点の地色が微妙に違っていることや、
絵葉書の作品では「河原さんはこの日は起きるのが遅かったんだね」など、
じっくり見ていろいろなことに気づいてくれました。
1階の《大漁》では、
「スライドだとケンカしているみたいに見えたけど、魚を釣り上げていたのか!」
と、スライドでは見えにくかった部分が実物を見てクリアになったようです。

北砂小学校では、11月は芸術月間ということで、
毎日美術だけでなく演劇や音楽など、さまざまなアートに触れるのだそうです。
うらやましい!
(武)

2006年08月14日

先生たちの夏の研修会

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今日は月曜日ですが、世の中の“お盆休み”にそなえて美術館は特別に開館しています。
おかげさまで朝から多くの方々にお越しいただき、
特にディズニー展の入口には朝から列ができています。

さてここ最近の猛暑にもかかわらず、
北区の図工の先生たちが先週の金曜日に美術館に来てくださいました。

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2006年07月12日

美術図書室で美術の授業

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先日の大泉中学校の見学では、
授業の一部を美術図書室で行いました。
当館の美術図書室は、多くの美術の専門家が都内をはじめ地方からも
調べにおとずれる、日本最大級の美術専門図書室。
学校の図書室や近所の図書館とはまったく異なる種類の書籍が
たくさん集まっているわけです。
普段はページを開くこともめったにないような展覧会のカタログなどを眺めながら、
生徒の皆さんはグループごとに作品や作家について話し合いながら、
わかったことなどをまとめていきました。
こうした若い皆さんにも気軽に美術図書室を利用していただけるといいですね。
(武)

2006年07月10日

鑑賞からひろがる授業

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学芸大学付属大泉中学校で美術を担当されている小池先生から、
学校と美術館との連携した授業のお話をいただいたのは、
まだ寒い時期のことでした。
そして、より作品鑑賞を深めることができるようにと、
学校での事前学習を含んだ、美術の授業の中で、
美術館で実際の作品を鑑賞することを中心に据えた、
拡がりのある授業展開をしていこうということになったのでした。
それを実現するために幾度も打合せを行い、
とうとう生徒たちが美術館に来てくれたのは、7月はじめでした。
いくつかの身近なキーワードをもとに作品を鑑賞、
生徒各自が思うところをディスカッションし、
鑑賞した作品についてもう少し詳しく知ってもらうために、
美術図書室でアーティストや作品について調べました。
あるグループでは「癒し」をキーワードにモンティエンの作品を鑑賞。
癒しの多様さ、癒しには個人差がある、アートも癒しのひとつになる、など
いろいろな意見を話してくれました。
また別のチームはダダンやチャーチャイの作品から、
アジアのさまざま状況に思いをめぐらせてくれました。
社会や生活と美術は密接につながっていることを感じてくれたようでした。
(武)

2006年07月01日

先生の夏休みは忙しい?

カルティエ展のミュージアム・スクールも無事に終了しホッと一息ですが、
今日、土曜日なのにもかかわらず、美術館に来てくださったのは学校の先生でした。
北区立西ヶ原小学校の河野先生は、夏休みの相談にやってきたのです。
といっても、もちろんヴァカンスの相談ではありません。
(夏休みといっても先生たちには生徒のような長~いお休みはありません。
その間、次なる授業の準備に、お忙しい日々を送っているようです。)

北区の図工の先生たちは、毎夏、色々な美術館で「研修会」を実施しているそうですが、
今年、白羽の矢があたったのは東京都現代美術館!
ということで、今日はその研修会の内容について詳しく打合せをしました。

当館にとっても、先生たちが美術館に集まってくださるのは大歓迎です。
普段はお忙しい先生たちとじっくりお話しできるのは、何といっても貴重なチャンス。
意見交換を通して、学校と美術館とのいい関係を模索していけたらいいですね。
(C.M.)

2006年06月30日

カルティエミュージアムスクール トリの巻

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カルティエ展も今週末で終了。
そんななかカルティエ展ミュージアムスクールのトリを飾ってくれたのは、
佃島小学校の6年生のみなさんでした。
今日は朝からとても暑く、
清澄白河駅から歩いてくるだけでも、とても大変だったことと思います。
やっと着いた美術館、5チームにわかれて、さっそく展覧会を鑑賞しました。
アトリウムのサラ・ジーの作品では、
羽やペットボトル、綿をはじめ、
食器洗い用のスポンジ、洗濯バサミ、電球、などなど、
とてもじっくり観察して、
さまざまな素材が使われていることを実感してくれました。
先生から渡された、気に入った作品について書くカードには、
みんなひとりひとりが違った作品を、自分の目で選んでいました。
(武)

2006年06月21日

自分のカードを持って見学 江戸川小学校

江戸川小学校.JPG

カルティエ展オープン直後に実施された先生のためのレクチャー。
それに参加されたおりに展覧会を気に入ってくださり、
「子供たちに見せたい!」と学校での来館を決断してくださったのは、
江戸川小学校の図工担当・池田先生。
6月20日の蒸し暑い午後2時。
ボブ・マーリィのTシャツを着たおしゃれな池田先生といっしょに、
江戸川小学校の6年生のみなさんが駅からの長い道のりを歩いてきてくれました。
冷水器の水で喉の渇きをひとまず癒し、
早速展示室に出発。
事前に学校でピクニックカードをカットして、
きちんと作った専用ケースに入れて持参したこどもたちは、
メンディーニ、ライザ・ルー、ミュエク、松井えり菜、
アウスラー、オッペンハイム、キンゲレス、コールマンなどなどを鑑賞。
カードの写真では発見できなかったものが
本物の作品を見ると見えてきます。
オッペンハイムの黒と白の人形の作品では、
人形に顔を近づけ、じっくりと観察してくれました。
元気一杯、興味も一杯の、素敵な6年生でした。
(武)

2006年06月17日

押上小学校の試み

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6月16日、押上小学校の4年生がやってきてくれました。
こどもたちにとって「絵を見ること」が思い出深い体験となるように、
この日のために図工の平田先生と何度も打合せを重ねました。
平田先生と私たち学芸員がそれぞれ「一枚の絵」について、
こどもたちにあてて手紙を書き、
こどもたちはその手紙からさまざまな想像を膨らませて、
とても素敵な絵を描いてくれていました。
そして、とうとうその「一枚の絵」にみんなが出会う日が来たのです。
こどもたちとその絵を前にして、
こんなふうにも見える、あんなふうにも見えると話し合うのは、
本当に貴重で素敵な時間でした。

またいつか、こんなすてきな鑑賞を、もう一度できたら、、、
平田先生、貴重な機会を作ってくださって、本当に有難うございました!
(武)


2006年06月16日

高輪台小学校 ミュージアムスクール(カルティエ展) その2

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先週、ピカピカの1年生が来てくれた高輪台小学校。
15日には2年生が来てくれました。
今回もチームに分かれて作品を鑑賞。
エントランスホールに展示されている、
メンディーニの《プルーストの安楽椅子》の
点描の模様を見ながら、
「こっち側は海でこっち側は空だよ」と教えてくれました。
う~ん、するどい!
みんなでかがんで椅子の下を覗き、
どんな素材でできているのかもしっかりチェック!
さすが2年生!ですね。
(武)

2006年06月14日

こわいの大好き!

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今日のお客さまは江東区立東川小学校の6年生55名。美術館のすぐ近くと言うことで、元気に歩いてきていただきました。巨大な目の作品、トニー・アウスラーの《ミラー・メイズ》を見る前に、「こわいの大丈夫?」と聞くと「こわいの大好き!」とさすが6年生、心強い発言。みんなでいくつかの作品をじっくり見た後は、各自で自由見学。先生が作ってくれたワークシートを使って、集合時間までしっかり楽しんでいました。(AS)

2006年06月10日

ある日の打合せ・・・

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来週の来館を控え、押上小学校の平田先生と打合せ。
今回の鑑賞授業は、先生の企画した学校での制作と美術館での鑑賞が連携した授業。
この日の打合せでは、子どもたちの作品を持ってきてくださいました。
これらの作品は、
あらかじめ先生+美術館スタッフがそれぞれひとつの絵について書いた手紙をもとに、
こどもたちが想像力をはたらかせて描いたもの。
こどもたちの発想の豊かさを改めて実感しました。ほんと、凄いです。
また、手紙に書かれた言葉のどの部分をこどもたちが強く心に留めたのか、
描く時にどの言葉が影響するのかなど、
普段はなかなか知りえないことがわかって、
今後のギャラリートークにも参考になりました。
こどもたちと実際に会って話せるのが、本当に楽しみです。
(武)

2006年06月09日

高輪台小学校 ミュージアムスクール(カルティエ展) その1

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毎週火曜日と木曜日に実施しているカルティエ展のミュージアムスクール。
6月8日は、港区立高輪台小学校の1年生がバスに乗って来てくれました。
真新しい黄色い帽子を被った子どもたちは、
いくつかのチームに分かれて鑑賞しました。
チームで分かれてみるときは、
クラス単位やクラスの半分ずつ、
あるいは各クラスがすこしずつ混合になったチーム、
などになることが多いのですが、
今回のチーム分けは男の子チームと女の子チーム!!(MOT初です)
サラ・ジーのはしごを使った彫刻に夢中になったチームや、
アウスラーの巨大な目玉の作品に果敢立ち向かうチームなど・・・。
この4月に小学生になったばかりの子どもたちでしたが、
「美術館のおきて」をよく守って、
初めて出会う現代美術を楽しみました。
えらいです!

*「美術館のおきて」詳しくはコドモット4ページを見てみてくださいね!
http://www.mot-art-museum.jp/kyoiku/kodomot/
(武)

2006年06月06日

ミュージアムスクールは続く・・・芳水小学校

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今日、美術館に来てくれたのは品川区立芳水小学校の5年生。JR大崎駅からはるばるここまで電車を乗り継いで来てくれました。
さて、5年生ともなると、小学生とはいえかなり物知りです。
アフリカのアーティスト、キンゲレスの国をズバリ当ててくれた子どももいました。答えは「コンゴ民主共和国!」 
カルティエ展には、世界各国のアーティストが勢ぞろい。フランス、ブラジル、ベルギー、ロシア、オーストラリア、キューバ・・・そしてもちろん日本のアーティストも。ひとときの世界旅行をみなさんも楽しんでみませんか?
(C.M.)

2006年06月02日

赤羽小学校 ミュージアムスクール(カルティエ展)

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カルティエ展の見学にやってきた小・中・高校に学芸員が解説する、
「カルティエ展ミュージアムスクール」。
6月1日(火)の開館と同時に、白い帽子を被り水筒を持ってやってきたのは、
港区立赤羽小学校の3年生のみなさん。
4チームに分かれて、展示室内で作品を前に話し合いながら鑑賞しました。
ライザ・ルーの作品では、
「ハチがいる!」「チョウチョも!」
「バーベキュー!」「芝刈り機も!」
「フラミンゴ!・・・?」といろいろなものを見つけてくれました。
「作者はどうしてビーズで庭を覆いつくしたのかな?」という学芸員の質問に、
「みんなにすごいって言われたかったから!」
というシンプルかつ核心をつくナイスな意見が。
その後は自由見学。
子どもたちは事前に図工の高木先生からいくつかの作品のヒントを聞いていたので、
お目当ての作品の本物に出会うべく、各自で見てまわりました。

みんな、今度は常設展をみにきてね!

ミュージアムスクールはカルティエ展(火・木限定)と常設展で実施中。
事前予約制です!
(武)

http://www.mot-art-museum.jp/kyoiku/55/