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アーティストの一日学校訪問(淺井裕介さん)レポート その3

昨年の10月から今年の1月にかけて実施した、
淺井裕介さんによる「アーティストの一日学校訪問」。
その3では、巨大なペン画の授業をご紹介します。

<ペン画>
【1校目】2017年1月20日 大田区立開桜小学校 「点と線の宇宙」

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小学6年生85人が一度に参加することになったこの授業。
事前に体育館いっぱいに模造紙ロールを貼り合せて、巨大な画用紙を作りました。
こどもたちはその上に座って、淺井さんの作品説明に聞き入ります。


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こどもたちには用意したクレパスやチョークを1つずつ持ってもらいます。
まずは淺井さんが、足元に小さな丸を描いてお手本を見せます。
次に、全員で模造紙の上をぐるぐる歩いてもらい、
淺井さんがストップをかけたら、自分の足元に丸を10粒描きます。


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これを繰り返し、紙の上に丸の数が増えていったら、
今度は一方の足を軸にして、手が届く範囲で描けるだけの線を引きます。
実線や点線など、淺井さんの声掛けに合わせて線が変化していきます。
浅井さんが何人かを指名して、その人の後に付いて列になって線を描いたり、
身体を動かすことを楽しみながら、画面を点や線で埋めていきました。


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次は、宇宙にただよう生き物をひとりずつ描きます。
といっても、一つひとつが衛星になるように、丸で囲むのを忘れずに。
その後、全体の画面の中に、淺井さんが大きなイヌや、トリや、キツネなどの
動物のシルエットを黒い線でかたち作っていきます。


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そのシルエットを、今度はこどもたちが水性マジックで塗りつぶしていきます。
淺井さんの描いた生き物が星座のように浮かび上がる中、
小さな生き物の衛星たちが飛び交う、そんな宇宙の絵が出来上がりました。


【2校目】2017年1月31日 杉並区立大宮小学校 「点と線の宇宙」

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こちらも6年生の、残り少ない三学期を使った授業で、32人の参加となりました。
淺井さんの自己紹介のあと、早速模造紙の上でウォーミングアップです。
こどもたちが手にしているのは水性ペン。
2本同時にペンを走らせると、虹のように線が展開していきます。


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この後、こどもたちに何を描きたいか多数決を取って、
この学校も「宇宙」をテーマに描くことになりました。
淺井さんが描いた「生き物の衛星」をお手本に、
さまざまな生き物が画面に出現していきます。

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この授業では、自然発生的に何人かで大きなお花を描いていたり、
地球を生み出していたりしたのが印象的でした。
さらに、浅井さんが画面の中にかたち作った大きな生き物を、
あらかじめ仕込んでいた、箒の先にペンを付けた筆でなぞってみたり、
のびのびと絵を描く姿が見られました。


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今度は、最初にみんなで引いた線を活かしながら、
淺井さんの生き物の中を色塗りしていきます。
最後には、紐を付けて体育館のバルコニーから吊るして鑑賞しました。
まるで、大きな舞台装置のようなペン画が出来上がりました。


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授業終了後は、大きな生き物のサイズに合わせて、模造紙を切り分けておきました。
事後授業で、周囲にスタンプやスパッタリングで星を増やして、
それぞれ別の作品として完成した宇宙の星座たち。
年度末、行事の多かった体育館に、華を添えてくれたとのことです。
(J.O)