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みんなで鑑賞を深め合う

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9月に入り、続々と学校の団体鑑賞がやって来ます。
今回、路線バスに乗って来てくれたのは、
江東区立豊洲西小学校の5、6年生です。
学年ごとに日を分けて来館してくれました。

9月4日は5年生31人が、8日には6年生17人が来館。
それぞれ3つのグループに分かれて、MOTコレクション(常設展)を
鑑賞しました。

最初に見たのは、大岩オスカールの横長に描かれた
大きな2点組の絵画作品(上写真)です。
まずは少し離れて全体を見比べながら、左右の作品の違いや
気づいたことをみんなで話し合います。
「両方とも同じ場所が描かれていると思う」
「人の気配があまり感じられない」
「こちらの作品が過去で、あちらが未来。なぜなら―」
友だちと同じように感じた子もいれば、私はこう思った!と
自分なりの見方を語ってくれる子もいます。

また、全体を見比べるだけでなく、近づいて細部もじっくり見ていきます。
すると、カンヴァスの右下に文字を発見した子が。
年号や作家のサインの他に、それぞれ『war』『peace』と描かれています。
英語の意味が『戦争』と『平和』を表していることが分かると、
「なるほど、そうか~!」と少し感じ方が変わった子もいるようです。

一人ひとりの発見や想像をみんなで共有しながら鑑賞を深めていくことで、
より一層作品の世界が広がっていくのではないでしょうか。
あっという間に鑑賞時間が過ぎてしまいましたが、まだまだ見たい!という
気持ちも伝わってきました。
またぜひ美術館に来てくださいね。
(A.T)