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キーワードは「キョロ、キョロ」?!

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12月21日(土)に、未就学児(4~6歳)とその保護者を対象とした
人気企画の「ひよこツアー」を実施しました。

日頃小さなこどもたちは、キョロ、キョロしながら自分の興味の
あるものに近づいたり、指さしたり、触って確かめたりします。
そこで、今回はこのこどもたちのセンサーともいうべき、
「キョロ、キョロ」する行動をテーマに、
2つの企画展「うさぎスマッシュ展」と「吉岡徳仁」展をツアーしました。
しかし、ただキョロ、キョロするのではなく、いろいろな感覚を使って、
キョロ、キョロしてもらうことを試みました。

そこで登場したのが「キョロ、キョロ・カード」。
碁盤のマス目に、様々なキーワードが書いてあります。
例えば、「いろいろなにおい」「おと」「ふしぎ~」「虹」などなど。
これらを探しならキョロ、キョロしてもらいながら見てまわります。

もちろん、出発前に展示室内でのルールとして、親子で手をつなぎ、
作品には触らないでねと伝え、みなさんしっかりと守ってくれました。
時折お父さんがはぐれて、子どもが手をひっぱってつれてくる
あべこべのペアもいました。各グループには美術館のスタッフが付き、
こちらで見つけたキーワードに該当する作品をまずは見てから、
次いでチーム内で、それぞれ他にはないかなと各自見てまわり
自主的に作品と関わってもらうように進めていきました。

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「あっちで音がするよ!いってみよう」「いいにおいがしてきた」
「うさぎがいた!」「虹みつけたよ!」などなどキーワードを
意識した発見がたくさんありました。

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参加者(保護者)の感想にも「いつもと違う見方ができた」
「時間的にも丁度よく、五感に響いたいい時間を過ごせた」
「いろいろなものを探しながらまわるとまた違った楽しみ方があると思った」
など好意的な意見がたくさん見受けられました。

未就学児なりの感覚の使い方を活用した今回の作品鑑賞。
参加者の主体的な作品鑑賞をうながせたようです。
美術館に親子で来ることが楽しく感じてくれたらこちらも嬉しいです。(G)