« 2013年3月 | メイン | 2013年5月 »

2013年4月27日

ヒ・ミ・ツカードで美術館探検!

小学1~3年生を対象とした、毎年恒例のプログラム
「こどもたんけんクルーズ美術館のヒ・ミ・ツ」を、
4月27日(土)に実施しました。
午前と午後の2回、約20名ずつが参加してくれました。
(応募倍率は約5倍!)

20130427_01s.JPG
まずはスタジオで探検の心得や館内マップを確認。
建物のかたちやバックヤード(美術館の裏側)などの
おおまかな位置を頭に入れたら、3グループに分かれて出発!

20130427_02ss.jpg 20130427_03ss.jpg
今回、探検のカギとなるのは、「ヒ・ミ・ツカード」。
一枚ずつ選び、カードに書かれたヒントをたよりに自分達で場所を探り当て、
館内各所にまつわるヒミツを探っていきます。
探検を進めると、新たなカードが増えていく仕組み。また、バックヤードのどこかに
教育普及キャラクター「MOTちゃん」のかかしが、ヒ・ミ・ツカードを持って立っている!
という特別なヒミツも。

20130427_04ss.jpg 20130427_05ss.jpg
探検で訪れる場所は、どこもふだんは入れないところばかり。
美術図書室の書庫では、司書さんに巨大な本を見せてもらいました。(写真左)
一人ではとても持ち上げられません。皆で協力して重さをはかってみると、
自分達の体重の半分ほどもあってびっくり!
また、警備員室では、監視モニターを見せてもらいました。(写真右)
他グループが探検している様子が画面に映ると、「おー!」と声があがりました。

20130427_06ss.jpg 20130427_07ss.jpg
美術館バックヤードは、複雑に入り組んでいます。
上に下に、どこまでも続きそうな階段室や、迷子になってしまいそうな通路…
こども達は好奇心旺盛に、どんどん突き進んでいきました。

20130427_08ss.jpg 20130427_09ss.jpg
事務室では、副館長にも面会。(写真左)
並んであいさつをすると、副館長はニコニコしながら、
なんと、MOTちゃんかかしの居場所のヒントを教えてくれました。
そしてついに、MOTちゃんかかしを発見!(写真右)
MOTちゃんが持っていたカードには、となりの部屋に行くように書いてあります。
扉を開け、中に入ってみるとそこは…

20130427_10s.jpg
何もない広い部屋!
実は、ちょうど展示替え中で、使われていない展示室なのです。
通常は、走ったりさわいだりしてはいけない場所ですが、
今日だけは特別に飛んだり跳ねたりして、のびのびと過ごしました。

20130427_12s.jpg
スタジオに戻ってからは、今日の振り返り。
今回は、探検の楽しかった思い出を絵日記風にしたためて
もらいました。
お家の人にも、ぜひお土産話をたくさんしてくださいね!
(G.I)

2013年4月26日

皆で発見!

20130426.jpg

あたたかな陽気の下、ミュージアム・スクールに
来てくれたのは、江戸川区立清新第二小学校の皆さん。
美術館の隣にある木場公園への全校遠足で4〜6年生は
行程に美術館見学が含まれているのだそうです。
学年をまたいだ「たてわり班」で3グループに分かれ、
MOTコレクション(常設展)を鑑賞しました。

写真は、大岩オスカールの作品を鑑賞中の様子。
大きな絵画が2枚並んで展示されています。
よく似た画面ですが、見比べると、ちょっとずつ違う部分が。
同じグループに4〜6年生が混ざっているので、学年対抗で
それぞれの絵の違う部分を探してもらいました。
一番多く見つけられたのは、5年生グループで、なんと15ヶ所!
皆で発表しあい、お互いで気づいたことを共有することができました。

それにしても、皆、画面の隅々までよく見ていて驚きでした。
普段作品を見慣れている我々スタッフも気づいていなかったことを、
こども達から教えてもらうことができました。
色々なことに好奇心旺盛な年代の皆さん。
これからもぜひ美術館でたくさんの作品と出会って、色々な発見を
してもらいたいと思います。(G.I.)

2013年4月17日

「ティーチャーズ・ウィーク」開催!

RIMG0041.JPG

展覧会ごとに、学校の先生方を1週間無料でご招待している
「ティーチャーズ・ウィーク」。
今回ご覧いただいた展覧会は、「フランシス・アリス展」「桂ゆき展」
そして「MOTコレクション」です。

4月6日から14日までの期間中に来館された教員数は63名
(事前申込人数は93名。来館率68%)。
新年度早々の開催にもかかわらず、多くの先生方にお越し
いただきました。
参加動機には、学校の展覧会の計画や運営の参考にしたい
という方もおられ、近年学校で取り組まれている「鑑賞」と「表現」
を結びつけようとする機運が感じられます。

13日(土)には、先生向けのレクチャーを開催し、14名の先生方に
ご参加いただきました。
教育普及担当学芸員による、スクールプログラムの紹介を行ったあと、
実際に常設展示室で、学校団体鑑賞時に行っているギャラリートーク
を体験していただきました。
「少人数でのレクチャーはよかった」「絵の前で理解に苦しんでいたところ、
学芸員の方が解説して下さってとても助かった」「教科書だけではなく、
本物に触れることが大切だと感じた」などのご意見が寄せられました。
また、開催時期についてもさまざまなご提案をいただきました。
今後の参考にさせていただきたいと考えています。

より多くの先生方に美術館に親しんでいただくため、
「ティーチャーズ・ウィーク」は展示替えごとに開催していく予定です。
図工・美術専科以外の先生も参加できますし、出張依頼状の発行にも
対応しております。
学校教員の皆様方、これからもお気軽にご活用ください。(J.O.)

2013年4月 6日

作品の裏側からご対面

20130406s.jpg

4月6日、いよいよ2013年度の展覧会がスタートしました。
初日からさっそく来館してくださったのは、静岡の専門学校
ルネサンス・デザイン アカデミーの皆さん(37名)。
入学したばかりの1年生の研修旅行なのだそうです。

MOTコレクション(常設展)のギャラリートークでは
ちょっと変わった展覧会の見方を体験してもらおうと、
出口から入口に向かう逆行ルートで見てみることにしました。

通常、作品は観覧者の視線を意識して展示されています。
そのため、展示室を逆行すると、作品が正面から現れなかったり、
いきなり作品の裏側を見ることになったり…。

例えば、上の写真に写っている会田誠の作品は、裏側から見ると、
古びたふすまが立てられているようにしか見えません。
まず裏側からちょっと観察してもらった後、回り込んで、表面に
描かれた絵画を鑑賞しました。

今後、日々デザインについて学んでいく新入生の皆さん。
これからも美術館などに足を運び、時には色々と視点を変えて
作品を楽しみつつ、目を肥やしていってもらいたいと思います。
(G.I.)