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2012年11月25日

ゆっくり、美術館を丸ごとクイズで楽しむ

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11月25日に開催した、年に一度、恒例のクイズラリー「クイズ美術館キング」。
クイズを通じて作品をよく見ることや、普段は足を運ばないような館内の
さまざまな場所にも目を向けるきっかけとしていただこうという企画です。
参加者は全20問のクイズシートを手に館内外を巡り、正解が19問以上の
家族に与えられる、「キング」の称号を目指しました。

今回は、例年1時間だったクイズ解答時間を3時間と長めに設定し、
クイズ以外の作品もじっくり鑑賞し、家族でゆったりとした美術館での
ひとときを楽しんでもらおうと心がけました。


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はじめに講堂にて、昨年好評だった「A、Bどっちでしょうクイズ」(写真左)
でウォーミングアップ。
「エントランスホールの長さは、A:100m以下? B:100m以上?」
など、当館にまつわるクイズを個人戦で出題。見事全問正解した20名には、
ちょっと素敵な景品を進呈しました。
また、出発前には「こどもだけにヒント」と「大人だけにヒント」タイム。(写真右)
作品素材の一部などをそれぞれに見せ、その作品を探してもらうクイズです。
お互いにどんなヒントを見たかを、ちゃんと伝えなければいけません。
クイズを解く際に家族の協力をうながすための、一工夫です。

その後は、11時から14時まで、家族ごとに館内に解散して、クイズの解答時間。
開催中のすべての展覧会、そして野外の彫刻作品まで、美術館を丸ごとクイズで
楽しんでもらいました。お昼は各自で。館内のカフェやレストランもご案内しました。


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上の写真は、クイズ解答中のひとコマ。
東郷青児《夜の砂紋》。右手と左手はいくつずつある?


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14時には、ふたたび講堂に集合して答え合わせです。その結果・・・
なんと!今回は、参加した41組中の37組が、見事「キング」になりました。
例年にないたくさんの「キング」誕生に、スタッフもびっくり。
どうやらクイズ解答時間が大幅に長くなったことで、じっくりとクイズに
取り組むことができたことが、「キング」の大幅増につながったようです。


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また今回は、エントランスのソファでくつろぐ姿や、美術館前の広場で
秋晴れの下、野外彫刻を眺めつつ昼食を楽しんでいる姿などが見られました。
ゆったりとした時間設定が、参加者のふるまいにもゆとりをもたらすという変化が
実感できた、今年のクイズ美術館キングでした。

参加者のアンケートからは、
「子どもにとってはクイズをパパと一緒に解けてとても楽しかったようです」
「普段は通り過ぎてしまうような作品も丁寧に見ることができて良かった」
と、一様に楽しんでいただけた様子でした。ただ、中には、
「作品を見ていると横で答えを喋ってしまう人がいて少しがっかりしました」
という声が。ぜひ今後の参考にさせていただきたいと思います。
その他、
「またやったらぜんもんせいかいします!」
という意気込みの感じられるお子さんも。
ぜひまた挑戦しに来てくださいね。(G.I)

2012年11月18日

音楽が跳ね!映像が躍る!

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現在開催中の企画展「アートと音楽」の関連企画
第46回MOT美術館講座のその1として、
11月18日(日)に「d.v.dライブ・パフォーマンス」を実施しました。

d.v.dとは、音楽担当のイトケンとjimanicaによるドラムデュオと
映像担当の山口崇司からなる新型トリオです。

ドラマー二人が映像を操作し、映像が曲を奏でるインタラクティブな
ライブ・パフォーマンスは、まさに、「音が跳ね!」「映像が躍る!」という感じです。

今回の聴衆の中には、d.v.d初体験の方も多く見受けられました。
終了後のアンケートには、
「目で見て楽しく、耳で聞いて楽しい!」
「仕組みも興味深かった」
「見ていて大変エキサイティングだった」
「未体験を味わえた」
などなど参加したみなさんの満足げな様子が伝わってきました。

ただ、床に長時間すわっていただいたので、椅子がほしかったなどの
声もあり、今後の運営の課題も頂戴しました。

来月もMOT美術館講座として15日には、
「“共感覚”の魅力」と題し、慶應義塾大学教授の眞壁宏幹氏による講演と
12月23日には青葉市子さんによるギター弾き語りによるコンサートを
予定しています。

こちらもぜひ、みなさまふるってご参加ください。(G)