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山川冬樹さん、再び

山川さん特別.jpg
スクール・プログラムの一環として、現代美術館が実施している
「アーティストの一日学校訪問」。

これは、当館のコレクション作家から1名を選出し、
都内の学校を対象に、年6校に出向いて行うプログラムです。

今回出張授業を行った山川冬樹さんは、
昨年度の出張授業アーティスト。
なので、この授業は、本来ならば終了しているのですが、
学校からリクエストがあり、ぜひ山川さんに授業をしてほしいということで、
美術館が橋渡し役となり、特別にプログラムを実施することになりました。
(この場合、実施に関わる経費は全て学校側でご用意いただいております)

授業を行った学校は、江戸川区立鹿骨東小学校。
対象は、全校生徒約500人!
この学校は、前の週に6年生が美術館に団体鑑賞に来てくれたり、
学芸員による出張授業なども実施しており、
当館との連携が盛んな学校です。

今回は、生身のアーティストによる授業。
体育館も薄暗く、なにやらドキドキする雰囲気で、
「これから何が始まるの?」っと、みなさん興味深々。

“感覚をひらく”をテーマに、山川さんによるホーメイの演奏や
心臓の鼓動を光に変換したり、骨伝導マイクを使った
パフォーマンスなどが披露され、こどもたちにも実際に
ホーメイをやってもらうなど、全校生徒が参加できるプログラムも行いました。

山川さんは、ご自身が「芸術家」であり、それを生業にしているということ、
作品はお金で買えるということ、そして新しい価値や考え方を生み出すことも芸術ですと、
こどもたちにもわかりやすい言葉がけで、授業をすすめてくださいました。

山川さんの表現は、身体性を用いたものなので、
体育館全体に伝わる空気の揺れや床の振動、点滅する光など、
体全身でパフォーマンス(作品)を味わえるのが特徴です。

みなさんそれぞれに“感覚”を開き、目で、耳で、
そして身体全身で今回の授業を体感してくれたようです。(G)