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夏の演劇ワークショップ2012 きみとぼくのあいだのおはなし (2)

《こども編》
小学3~6年生 14名
実施日:7月21日(土)、22日(日)2日間 10:30~16:00

夏の演劇ワークショップこども編。
おとな編に続き、小学生14名が小さな演劇づくりに挑戦しました。


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一日目。
まずは、たっぷり時間をかけ、身体を使って遊びます。
一列に手をつなぎ、指定された人の間をくぐる「人間知恵の輪」や、
参加者の一人が食べてきた朝ごはん(おにぎり、ペットボトルなど)を
身体を使って表現してみました。


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そして、自分の持ち物の中から一つ選び、その物についての記憶をたどりました。
その後グループに分かれ、各自の持ち物たちが登場するおはなしを考えました。


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二日目。
こども編では、自分の持ち物になりきるために、衣装をつくりました。
皆それぞれに工夫を凝らし、衣装づくりに奮闘!


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衣装が完成したら、全員で館内を探検です。
長いエントランスホールの下の池や、中庭(サンクン・ガーデン)などを、こども達が扮する
水筒・傘・旅行バッグのタグ・クマのぬいぐるみ・虫よけシートたちが練り歩きました。
そして、グループごとに自分達が演じたい場所を、美術館の中から選びました。


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いよいよ発表会です。保護者の方々が見守る中、
《ワークショップのあと》(※忘れ物たちが持ち主を探す旅に出るおはなし)や、
《物たちのケンカ》など、皆で想像力を膨らませてつくったおはなしを、館内各所で演じました。
こども達のパフォーマンスに、通りすがった一般来場者の目も思わず惹きつけられていました。

終了後は、
「2日間はとても短く感じた。4日ぐらいやりたかった!」
「げきのいしょうづくりが楽しかった!」という感想が出ました。
また、ある男の子が帰り際、劇に使ったペットボトルのラベルを手に、
「これ、しばらく捨てられないなぁ」とつぶやいているのが微笑ましく、印象的でした。


今回のワークショップは、日常、私たちがさまざまな物に囲まれ生きており、
その大小に関わることなく、それぞれの物に対して、かけがえのない関係を結んでいることを
再確認する機会になりました。
また、個人の物語の共有から新しい物語を紡ぐことや、それを美術館という空間で演じること
を通して、人や物、場所との新たな関係が生まれる、創造的な活動となりました。(G.I)

写真:岩井 彩