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2012年8月28日

MOTちゃんかかしがご案内!

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もうすでにお気づきの方もおいででしょうか?
いま深川資料館通り商店街を中心に、清澄白河駅から美術館までの道のりに
美術館教育普及係のキャラクター:MOT(モット)ちゃんかかし20体が登場!
矢印看板を首から下げて、美術館までの案内役を務めています。


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このMOTちゃんかかし、毎年秋に深川資料館通り商店街で開催される
「かかしコンクール」という地域イベントにちなみ、有志で集まってくれた
高校生ボランティアのみなさんが作ってくれました。
商店街の分部登志弘さんのご協力のもと、高校生のみなさんが作った
MOTちゃんかかしは、みなさんが持ってきてくれた古着を身にまとって、
同じキャラクターとは思えないくらい個性豊かな表情へと変貌を遂げました。
      
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かかし作りには、なんと!MOTちゃんの生みの親であるイラストレーターの
熊井正さんも参加してくれました!衣装も表情もみんな違うMOTちゃんかかし。
お気に入りのMOTちゃんを見つけに来てください。
今日も、みなさんを美術館までご案内します!(F)

2012年8月14日

夏の演劇ワークショップ2012 きみとぼくのあいだのおはなし (2)

《こども編》
小学3~6年生 14名
実施日:7月21日(土)、22日(日)2日間 10:30~16:00

夏の演劇ワークショップこども編。
おとな編に続き、小学生14名が小さな演劇づくりに挑戦しました。


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一日目。
まずは、たっぷり時間をかけ、身体を使って遊びます。
一列に手をつなぎ、指定された人の間をくぐる「人間知恵の輪」や、
参加者の一人が食べてきた朝ごはん(おにぎり、ペットボトルなど)を
身体を使って表現してみました。


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そして、自分の持ち物の中から一つ選び、その物についての記憶をたどりました。
その後グループに分かれ、各自の持ち物たちが登場するおはなしを考えました。


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二日目。
こども編では、自分の持ち物になりきるために、衣装をつくりました。
皆それぞれに工夫を凝らし、衣装づくりに奮闘!


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衣装が完成したら、全員で館内を探検です。
長いエントランスホールの下の池や、中庭(サンクン・ガーデン)などを、こども達が扮する
水筒・傘・旅行バッグのタグ・クマのぬいぐるみ・虫よけシートたちが練り歩きました。
そして、グループごとに自分達が演じたい場所を、美術館の中から選びました。


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いよいよ発表会です。保護者の方々が見守る中、
《ワークショップのあと》(※忘れ物たちが持ち主を探す旅に出るおはなし)や、
《物たちのケンカ》など、皆で想像力を膨らませてつくったおはなしを、館内各所で演じました。
こども達のパフォーマンスに、通りすがった一般来場者の目も思わず惹きつけられていました。

終了後は、
「2日間はとても短く感じた。4日ぐらいやりたかった!」
「げきのいしょうづくりが楽しかった!」という感想が出ました。
また、ある男の子が帰り際、劇に使ったペットボトルのラベルを手に、
「これ、しばらく捨てられないなぁ」とつぶやいているのが微笑ましく、印象的でした。


今回のワークショップは、日常、私たちがさまざまな物に囲まれ生きており、
その大小に関わることなく、それぞれの物に対して、かけがえのない関係を結んでいることを
再確認する機会になりました。
また、個人の物語の共有から新しい物語を紡ぐことや、それを美術館という空間で演じること
を通して、人や物、場所との新たな関係が生まれる、創造的な活動となりました。(G.I)

写真:岩井 彩

夏の演劇ワークショップ2012 きみとぼくのあいだのおはなし (1)

先日おこなった、夏のワークショップ2012。
今年度は、「きみとぼくのあいだのおはなし」と題し
おとな編とこども編をそれぞれ2日ずつ、全4日間実施しました。

企画・指導は、俳優で、各地の演劇ワークショップで進行役としても
活動されている南波 圭さん。
今回は参加者の思い出や記憶をもとに小さな演劇のシーンをつくり、
さらに、そのシーンを演じるのにふさわしい場所を美術館の中から選んで、
自分たちの身体を使って表現することに挑戦しました。


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演劇づくりの手がかりとしたのは、上の写真のような物たち。
参加者が日頃使っている、ごくありふれた身の回りの品々です。
これらから、いったいどのような物語が生まれたのでしょうか?

《おとな編》
中学生以上一般 10名
実施日:7月14日(土)、15日(日)2日間 10:30~16:00

おとな編参加者は、20代から50代の10名。
演劇は初めてという人から、高校で演劇をやっていたという人まで、
様々な人が集まりました。


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一日目。
まずは身体を使ったアクティビティでウォーミングアップ。
指定のポーズで止まる「だるまさんがころんだ」などで盛り上がり、
初対面同士に笑顔が生じ、心と身体がほぐれていきます。


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その後、南波さんから、
「自分が持っている持ち物から何か一つを選んでください。」との呼びかけ。
参加者の皆さんが持ち出してきたのは、
ボールペンや腕時計、ハンカチ、帽子、切符、くし、など。
目を閉じて触ったり、一筆描きでスケッチしたりした後、南波さんから、
「どうやって手元に来たか」、「その物は今、どんな気分でいるか」
「持ち主に対して一言言うとしたら、何と言うか」などの質問が投げかけられました。


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普段は、あまり気に留めることのなかった持ち物たちに、あらためて意識を向け、
丁寧に自分の記憶を掘り起こしていく参加者の皆さん。
グループで各自の記憶を語り合い、エピソードを共有し、それを10秒ほどの短いシーンで
表現してみました。


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二日目。
この日も引きつづき、物との記憶に向き合っていきます。
二人一組でインタビューを行い、それぞれの持ち主と物の関係についても、より深く迫りました。
また、時折、全員で息を合わせて身体を動かすアクティビティも織り交ぜつつ、
さらにお互いをよく知り、参加者同士の距離を縮めていきました。
その後、全員の持ち物の中から「グッと来た」エピソードを選び、それぞれがシーンを考え、
演じることに挑戦しました。


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そして最後に、パフォーマンスの発表。
財布に入れっぱなしの切符になりきって、その持ち主に呼びかけたり、
お気に入りのハンカチとともに過ごしてきたある参加者の回想を演じたり、
失くさぬよう使っていたペンが次第に特別に思えてきたというエピソードを再現したり、
帽子とイヤリングが出会い、それぞれの持ち主をめぐる記憶を語りあったり…
ささやかな物語の数々が、館内各所で演じられました。

また、日当たりのよい中庭(サンクン・ガーデン)に出たり、扉をロッカーに見立てたりなど、
美術館の場所の特性をシーンにうまく活かしたパフォーマンスが繰り広げられました。

終始、なごやかな雰囲気の中、参加者同士ゆったりと語り合う光景もとても印象的だった、
おとな編でした。(G.I)

<参加者の感想より>
「こどもの頃遊んだ遊びを大人になってもう一度できるなんて!」
「みんなの頭の中がミックスされて、とてもよいものが作られました」
「演じること、体を使うことの喜びを学びました。」
「この数年で一番心おだやかにすごせた2日間でした。」

写真:岩井 彩