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2011年11月30日

名探偵!

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今日は、ぽかぽかしたお天気のもと、
江東区立北砂小学校5年生のみなさんが来てくれました。

美術館まで歩いてこられる小学校ということで、
前に美術館に来たことを覚えていたり、
江東区民まつりの美術館ブースに来たことを話してくれたり。
さすが、美術館が近いだけに、
美術館を身近に感じてくれているようです。

みなさんは鑑賞中も、色々な作品に興味津々な様子。
寄り道しながら美術館スタッフおすすめの作品を見ました。
「遠くから見ると線が浮き上がって見える!」
「作品の素材がわかる証拠を見つけた!」
みなさんはまるで作品のヒミツを明らかにする名探偵のように、
それぞれの作品に注目してくれました。

写真は自由鑑賞時間のときのものですが、
縦横無尽に展示室をまわりながら、
それぞれお気に入りの作品を見つけに行く様子が分かります。

今日は、まだまだ見たい!という中で学校に帰って行きました。
現代美術館はご近所なので、
また、お気に入りの作品に会いに遊びに来てくださいね。

(インターンY.T)

2011年11月29日

芸術の秋を楽しもう!

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今日、団体鑑賞に来てくれたのは、
墨田区の第三吾妻小学校5、6年生170名。
学校遠足を利用しての来館で、お昼はお隣の
木場公園で食べて帰りました。

学校が設定したテーマは、「芸術の秋を楽しもう!」
というもの。

人数も多いので、5年生、6年生を分けて
半分は自由に野外彫刻を鑑賞、半分は常設展を
学芸員と一緒に見て回りました。
時間がくると野外チームと常設チームを入れ替えました。

野外彫刻鑑賞では、自分の好きな作品のスケッチも
行うことになっており、みなさんそれぞれお気に入りを
丁寧に描いていました。

常設展の鑑賞では、グループで自分の感想や気が付いた点などを
述べ合いながら鑑賞したあと、自由鑑賞の時間もわずかでしたが確保し、
写真のように、一人で作品と向き合っているシーンが随所で見られました。

さてさて、「芸術の秋」を堪能できたでしょうか?(G)

2011年11月28日

「クイズ」を通じてうまれる家族の会話

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11月26日、27日の両日、「家族で挑戦! 
クイズ美術館キング2011」を実施いたしました。
これは現代美術館恒例のプログラムで、
作品にまつわるクイズを家族で協力してといてまわるというもの。

今回は、常設展示室の作品を中心に全15問出題しました。
出発前にまずは講堂で、「A、Bどっちでしょう?」クイズで
ウォーミングアップ。

美術館に関する問題を2択にして出題。
例えば、「美術館の館長はどっち?」
「美術館のロゴ、正しいのはどっち?」などなど。

これは全員参加の個人戦。
最後まで残った人に素敵な(?)景品をプレゼントしました。

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ウォーミングアップ後は、クイズや美術館でのルールを説明した後、
いよいよ出発です!
問題用紙を片手に、展示室へとくりだします。
さあ、ここからは家族での協力が必要です。

クイズの問題は、作品をじっくりみるように工夫されているので、
必然的に家族内の会話もはずみます。
「これじゃない?」「ここに書いてあるよ!」
「1、2、3・・・、あ~わからなくなっちゃった!」などなど
楽しげに、そして時にけんかしながら家族での会話が
あちこちで聞こえてきました。

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さてさて、制限時間内に講堂にもどり解答アワー。
今回は、問題数を前年よりも大幅に減らしたため、
みなさんじっくりと問題を解いてくれたようです。
(ちなみに昨年は30問!)
なので、全問正解者も多く、みごと「キング」の称号を
与えられた家族が多数誕生しました。

終了後のアンケートには、
「こどもと一緒に作品鑑賞ができて楽しかった」
「作品の素材もよくみるようになった」
「自然と作品鑑賞ができてしまう工夫があって良かった」
「家族と協力してクイズができた」など、
楽しんでいただいた様子が伝わってきました。

「クイズ」を通じてうまれる家族の会話。
このプログラムの参加をきっかけに
今後も家族で美術館を楽しんでくれたらうれしいです。(G)

2011年11月22日

大きくなあれ

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冬らしくなったピリッとした空気の朝、台東区立金竜小学校
6年生のみなさんが来てくれました。

常設展示室で美術館スタッフと一緒に3つの作品を見て、
その後自由見学、最後にアンソニー・カロの野外彫刻
《発見の塔》に登る、というコースです。

さあ、今日はどんな発見ができるだろう。

写真は大岩オスカールの《戦争と平和》を見ているところ。
常設展示は展示替えをしたばかりなので、生徒たちの発見が
私たち美術館スタッフにとってもすごく新鮮。
「木の枝がタコの足みたい。ちょうど8本あるし」「あ、ここは
ガイコツみたいに見えるよ」「こっちは夜で、こっちは昼かな?」
大岩さんの作品にはだまし絵のような部分や何かに見立てている
部分もありますが、作者が意図した以外にも生徒たちは新しい
イメージを見つけてどんどん想像を膨らませていきます。

大岩さんはある本の中で、「作品は展示されて完成ではなく、
展示したその時から育っていくものだと思う」と言っていました。

生徒たちが楽しそうに作品と接するのを見ていたら、いつもより
作品が生きいきしているような気がしました。作品との出会いを通して、
作品もみんなも少しずつ成長してくれたら嬉しいです。

(インターンR.S)

2011年11月 4日

制作中のアーティストと対面!

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秋晴れの下、文京区立第十中学校1年生の皆さんがやってきました。
10月末に展示が新しくなった「MOTコレクション」(常設展示室)の見学です。

今回の「MOTコレクション」3階では「木の時間、石の時間」と題し、
収蔵作品の中から木や土、石にまつわるものをご紹介しています。
そして、展示室最後の部屋では、作家の淺井裕介さんによる「泥絵」の
公開制作も行われています。(※)

淺井さんは今回、土と水だけで絵を描いています。
赤みのある土から黒っぽいもの、黄色がかったもの…
土には様々な色があるのです。
何種類もの土を駆使して、淺井さんが大きな画面に挑んでいます。

写真は、淺井さんの制作現場に生徒の皆さんがやってきたところ。
壁に向かって、見た事もないような大きな絵を黙々と描く淺井さんの姿に、
皆思わず見入ってしまいました。

―今まで、どれぐらい作品を描きましたか?
―描いている時はどんなことを考えますか?

などなど、思い切って淺井さんに直接質問をする人も。
制作の手をひととき休めて、淺井さんは生徒からの質問に一つひとつ、
丁寧に答えてくれました。

アーティストによって、作品が今まさに生み出されている瞬間に
立ち会うという、貴重な体験となりました。(G.I)

※公開制作は11月20日までの予定です。
その後完成した作品は会期末まで展示されます。