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2011年7月29日

雨ニモマケズ?

足立区立青井中blog.JPG
夏休みに入り、中学校の美術部の見学対応が増えてきました。
雨が続き外はムシムシでしたが、
足立区立青井中学校美術部のみなさん8人が
元気に来てくれました。

常設展示室に入るとすぐに目につく
モナ・ハトゥームさんの作品「ウェブ」を鑑賞しました。
あいにくのお天気ですが、
こんな日のアトリウムの光は、
作品のかたちをよりきわだたせてくれます。

特集展示の石田尚志さんの作品も
じっくりみて回りました。
「海坂の絵巻」(写真)の、まるで線が地をはっていくような様子に
しばし見とれていました。

み終わった感想を聞いてみると、
みなさん、思いおもいに作品を楽しんでくれたようです。
今日の鑑賞体験を、
これからの作品づくりに活かしてくれるとうれしいです。(J.O.)

2011年7月26日

捨てないで~!

ブログ橘.jpg
今日来館してくれたのは、橘学苑高等学校デザイン
美術コースの3年生のみなさんです。
普段から美術史や作家研究の授業を受けていて、
進路も美術に関係する方向を考えているだけあって、
作品を見るまなざしは真剣。

まずは4グループに分かれ、常設展示室からスタート。
写真は大竹伸朗さんの作品《ゴミ男》を鑑賞している場面。
この作品には、大竹さんが集めた様々な素材が貼り付けられて
いるのですが、その一つひとつが大竹さんにとっては作品の
大切な要素です。

ここでは、大竹さん自身が書いたエッセーから、
彼が大学生だったころお母さんに作品をゴミ扱いされて
捨てられてしまった、というエピソードを紹介しました。
学生のみなさんは自分たちも作品をつくる身として、
大学生時代の大竹さんの複雑な気持ちを想像しながら
作品を鑑賞している様子でした。

自由時間では、それぞれが興味のある作品をじっくり鑑賞。
あまりに夢中になりすぎて集合時間にちょっぴり遅れてしまった
学生もいたほど。

今回は高校生という年齢に合わせて、トークにも作家が学生の
頃の話を織り交ぜながら鑑賞しましたが、現代美術は、
作家が生きていることが多いので、身近なエピソードが聞ける、
時には作家本人の話を聞く機会があるのも魅力だと思います。

また、美術館に来て気になる作品に出合ったら、
作品をつくった人のこと、その人の他の作品等にも
興味を持ってみるのも鑑賞方法の一つ。
一つの作品からいろんなことに興味を広げていくと、
自分の世界もどんどん広がっていきますよ。(インターンR.S)

2011年7月22日

台風一過

ブログ高砂.jpg
台風が去り、涼しい風が心地よい昼下がりに、
葛飾区立高砂中学校美術部のみなさん15人が来てくれました。
来年度から小中一貫校として開校する予定の、
葛飾区立高砂小学校6年生の5人も一緒です。

以前にメアリー・ブレア展を見にきてくれた生徒さんが2人、
あとは全員、この現代美術館ははじめての来館です。
AチームとBチームの2班に分かれて、
10人ずつで常設展示室の作品を3点、
トークを交えながら鑑賞しました。

写真は、落合多武さんの作品をみているところ。
作品の周りをぐるりと見てみようと促すと、
最初は遠巻きにこわごわみている人たちも、
自分の興味のある部分を見つけ、そっとささやいてくれます。

作品一つひとつに、いろんな見方があって、
それはちょっとした知識や裏話を知ることによって、
より深くなっていくことを、トークを通して体験してくれたらと思います。

常設展のあとは、名和晃平展とフレデリック・バック展を見学しました。
もりだくさんのプログラムはいかがでしたか?
またぜひ遊びにいらしてください。(J.O.)