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2010年10月29日

みんなで特別な時間を

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10月29日に展示が新しくなったばかりのMOTコレクション(常設展)。
初日からさっそく、小学校のこども達が見学に来てくれました。

やってきたのは、江東区立数矢小学校4年生の皆さん94名です。
「現代美術館に初めて来た人?」
と質問すると、全体の半分ほど手が挙がりました。
よく見ると先生方の手もちらほら。皆さんに初めての現代美術館を
気に入ってほしいなと、あらためて気合いが入ります。
講堂では美術館でのマナーや作品について、映像やクイズを交えて
ご紹介した後、3つのグループに分かれて展示室へと移動。

今回の常設展は、1階では現代作家による映像作品を中心に、
もう一つのフロア3階は「クロニクル1947-1963 アンデパンダンの時代」
と題し、戦後日本美術の作品をご紹介しています。
こども達は、1階の作品で音や映像で身体を包まれる不思議な感覚を
一斉にみんなで体験したり、3階では約50年前の多様な表現の中から
作品の”素材”に注目して鑑賞したり、好奇心旺盛にいきいきと展示室を
歩き回っていました。

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見学を終えて、先生がこども達に向けて話しておられた、
「皆さんにとっては、こんなに大勢の友達と一緒に美術館に行く経験は、
もしかしたら最後になるかもしれません。」
という言葉がとても印象的でした。

こども達、そして先生にとっても、美術館見学は普段の学校生活から
ちょっと離れて過ごす特別な時間。
その中で、何か一つでも自分の中の新しい感覚や、いつもと少し違う
友達の表情を見つけて、持ち帰ってもらえれば、と思います。(G.I.)