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作り手の”視線”で

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今日は、東海大学付属高輪台中学校・高校の美術部の
生徒さん22名がやってきました。
今年、部員が大幅に増えたのを機に、はじめての校外活動
として現代美術館行きが企画されたのだそうです。

最近、展示替えしたばかりのMOTコレクション(常設展)を、
2グループに分かれての鑑賞。
戦前に活躍した洋画家・牧野虎雄と、現代の作家・O JUNの
絵画作品を見比べてみたり、描きながらカンヴァスを張るという、
独特の手法で描かれた小林正人の作品に見入ったり…
率直な感想がいくつも飛び出し、顧問の先生も思わずトークに
参加されるほど、盛り上がった鑑賞となりました。

ふだんは主に絵画の制作に励んでいるという皆さん。
楽しい会話のふとした合間、作品の前に立つと一瞬、ほんの少し
目の色が変わっていたのが印象的でした。
それは、人の作品から何かを吸収し、獲得しようとする
作り手の”視線”だったのかもしれません。

夏休みシーズンもいよいよ本番。
8月にはあちらこちらから、美術部の生徒さん達がやってきます。
作品とのどんな出会いが待っているか、楽しみです。(G.I)