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遠くの空を眺めるように 葛飾小学校

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新学期が始まったばかりのこの日、
見学にやって来てくれたのは葛飾小学校の皆さん。

はじめは3チームに分かれて見学しました。
金氏徹平の《建物のようにつみあげたもの》では、
「あっ!マリオだ!」「あれ?これはドラクエのなんかかな?」と
うえから白いものがかかってシルエットしか見えなくなっているにもかかわらず、
自分の知っているキャラクターのフィギュアを発見してくれました。
こうなってくると
ひとりひとりがじっと目を凝らして、さらなる知っているものを探し始めます。
「キャラクターのほかにもわかるものは?」とたずねると
またじっくり観察して
「トウモロコシ」、「洗濯物を干すもの」、「管みたいなもの」という声が。
こうして、一つの作品を一部分だけじっくり見たり、作品全体を眺めたりしているうちに
こどもたちにいろいろな「見ることのスイッチ」が入ります。

自由見学の時間には、八谷和彦の部屋が人気でした。
壁の上の方に真っ白な映像が映ったモニターがあります。
それを台の上に置いてあるオリジナルの望遠鏡を使って
遠くの空を眺めるように見ると
八谷氏の作品である不思議な飛行物体が空を飛んでいる映像が見えます。
なぜ見えるのかはここではヒミツです。
こどもたちは2つの望遠鏡を両目に当ててさらに良く見えるようにしたり
さまざまな見方で見ていました。

近づいてみたり、全体を見たり、道具を使ってのぞいてみたり、
いろんな「見る」を体験してくれたこどもたちでした。
                          (武)