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「ら」は何の「ら」?

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夏休みもあと残りわずかとなったこの日、
越ケ谷北高校の美術部の皆さんが見学に来てくれました。

アトリウムにあるエルネスト・ネトがどうやってできているかを話したり、
奈良美智や加藤美佳の絵画を見ながらモチーフについて話しながら
じっくり見ていきました。
やっぱり高校生ともなると、静かにこちらの話に耳を傾けて、
質問すると、みなさんちょっと照れくさそうに答えてくれます。

伊藤存の《しりとりおきもの》では、
「アシカ」「カラス」・・・・とひとつひとつをみんなでたどっていきました。
いつも我々がお客さんと見ていると
「リンゴ」「ゴリラ」・・・のところで止まってしまいます。
「ら」ではじまるところがかなり難しいのです。
そのつぎのおきものは「ずのう」。
つまり、「ら」ではじまり「ず」で終わるものです。
学生さんのひとりがそのおきものを見て
「ラモーンズ」と答えてくれました。
すごい!正解です!
実はラモーンズというアメリカのパンクロックバンドを表しているのだそうです。
マッシュルームカットの人形のようなかたちをした「ら」ではじまる置物は
小学生や大人にはかなりの難題なのですが
ティーンエイジャーの学生さんたちには身近なテーマだったみたいですね。
さすがです。

今回の展示は若い世代の作家の作品もいっぱい。
そんな現代美術の作品の数々は、
10代の多感なみなさんにはどう感じられたでしょうか?
                      (武)