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春の遠足 その2  irop造形教室

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今日も造形教室のこども達が遊びに来てくれました。
到着したときは、昨日のこどもたちに比べて
ちょっと落ち着いた感じのみんなでしたが
作品をみながらいろいろ話してくれました。

内海聖史の《三千世界》では、
展示室に入った途端に、作品一つ一つの小ささと数の多さにびっくり。
まず、どんな色が使ってあるかを聞くと
「赤」「むらさき」「オレンジ」のほか
「みどり」とか「きみどり」とか「うすいみどり」という意見が。
私が何も話していないうちに
すでに同じ緑にもいろんな種類があることに気づいてくれています。

この造形教室では、
みんなが同じものを制作するのではなく
こどもたちそれぞれが作りたいものを選んで
それが完成するまで何週間もかけて制作するそうです。
まるでアーティストの共同アトリエみたいな感じです。
なので、「どうやって作られたのか」とか、「材料は何なのか」
ということにすごく興味を持ってくれます。

《三千世界》がどうやって描かれたかをみんなに聞いてみると
おはし、パンチで丸く切ったものに彩色した、など
作っている人たちならではのいろいろな発想がありました。
じつは綿棒を使って描いてあるということを教えるとやってみたいという声も。
その後、この作品に使われているのと同じカンヴァスを
みんなに触ってもらいました。
そして、そのカンヴァスの材料のパーツをみせて
組み立て方を説明すると、みんな身を乗り出して聞いています。
一つも特別な材料はなく、造形教室にある材料で作れそうです。
そんな身近な材料できちんとしたカンヴァスを自分で作って
そしてそこに絵を描く、ということが
制作魂を揺さぶったようでした。

現代美術の作品のさまざまな表現が
みんなのこれからの制作のヒントになってくれたら
すごく嬉しいです。

ぜひまた遊びに来てくださいね!
                 (武)