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2008年9月20日

みんなでみると、いろいろみえる

押上 ブログ用.JPG

19日の午後に常設展を見学に来たのは、押上小学校の4年生。

今日は東京都の職員研修会も兼ねていて
たくさんの知らない先生たちがこどもたちの後ろで見ています。
みんな緊張しちゃうかな?と思いきや
作品を見ながら思ったことをいろいろ教えてくれました。

友達が言うまでは全然そんな風に見えなかったり、思わなかったことも
友達に言われてみると
そういえばそうも見えるし、そうかもしれないと思えてきます。
さらに、そうだとしたらあれはこういうことなんじゃないか?なんて
どんどん想像が膨らんでいき、世界が広がっていきます。

3チームに分かれて学芸員と一緒に作品を見た後は
図工の平田先生とこどもたち全員で
大竹伸朗の《ゴミ男》を見ました。
いろんなゴミ(?)が張りつけられてできた作品をみながら
気づいたことを話していきます。
人によって見ているところが違うので
みんなの気づいたことを集めるといろいろ見えてきます。

最後にタイトルをつけてみると
「ゴミ王子」とか「あやしいホテル」など
ひとりひとりが違った視点でじっくり観察していることがうかがえます。

友達といっしょに話しながらみることで
自分の気付かない視点を見つけ、広がりのある鑑賞ができること。
家族で来るのでなく、学校で美術館に来るからこそ得られる体験ですね。
(武)

2008年9月17日

高校生学芸員!?

学習院ブログ.JPG
本日は、学習院女子高等科3年生
「美学・美術史」選択のみなさんが
授業の一環として当館を活用してくださいました。

文化祭で自分が学芸員になったと仮定し、
空想美術館の企画展を実施するそうです。
そこで、実際に美術館の学芸員がどのように展覧会を
組み立てたり、教育普及活動を行っているのかを、
勉強しにいらしたのです。

企画展担当の学芸員と教育普及担当の学芸員が対応し、
具体的な事例を紹介しながら、展覧会の組み立て方や
バックヤードツアー、そして教育普及の仕事などをお話しました。

また、現在3年生ということで、将来の進路に悩んでいる人も多く、
実際の現場ではたらく我々学芸員の生の声に真剣に耳を傾けていました。

文化祭、進路・・・高校時代だからこそ経験できる楽しみや悩みもあります。
高校生の“今”を大切にして欲しいと思います。(G)

2008年9月16日

みんなでお出かけ~江戸川特別支援学校

江戸川養護.JPG

今朝は雨の中、江戸川特別支援学校中学部のみなさんが、
スクールバスで見学に来てくれました。

付添の先生や父兄の方々もあわせて約15人。
車イスなのでゆっくりと常設展示室をまわり、
トビアス・レーベルガーの大きな作品の中に入ってみたり、
荒神明香の花びらの風景を見上げてみたり、
鑑賞体験を楽しみました。

学芸員が解説すると、
付添の大人がその生徒がわかるようにと、
やさしい言葉で補ってくれます。
それぞれの生徒によって、鑑賞しやすい位置や向きも
異なるようですが、
付添の方々がごく自然に、
車イスの位置や向きを変えていたのも印象的でした。

こうした細やかな配慮のお陰で、
とてもアットホームな雰囲気の
ギャラリーツアーになりました。(C.M.)