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花模様に囲まれる~横浜市立美しが丘中学校

美しが丘中学校2007.12.JPG

美術館も今日で今年は終わりです。
その師走のあわただしい中、
横浜から美しが丘中学校の美術部の生徒さんが
SPACE FOR YOUR FUTURE展を見にきてくれました。

最初に紹介したのはマイケル・リンの作品(写真参照)です。

色鮮やかな花の絵が壁にかかっていますが、
作品はこれだけではありません。
この絵のまわりの白い壁いっぱいにも、
同じ模様の花が鉛筆で丁寧に描かれているのです。

「作家は実物の花を見てこの絵を描いたわけではありません。
何を見て描いたのでしょう?」
と生徒のみなさんに訊ねると、
「花をとった写真」「自分で描いた花の絵を組み合わせた」など
なかなか核心に迫る答えが返ってきました。

じつはマイケル・リンは
私たちのまわりにある花柄“模様”をテーマに
作品づくりをしています。

例えば、枕カバーや洋服など私たちの暮らしには
至るところに花柄模様が隠れています。

中学生たちは、それぞれ自分の家を思い出しながら、
「カーテン」「テーブルクロス」「ふとん」「絨毯」など
花柄模様が広がっている風景を教えてくれました。

こんな風に、作品とそれを見る人たちの生活が
どこかでリンクしていく・・・・。
マイケル・リンのねらいもその辺にあるのかもしれません。

展示室いっぱいに満ちている花に囲まれて、
中学生のみなさんと楽しい対話ができました。
(C.M.)