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2007年7月31日

倶知安町から来た磯崎さん!

磯崎さん.JPG

今週末はいよいよ夏休みこどもワークショップです。
その準備のために早々とアーティストの磯崎道佳さんが
はるばる北海道倶知安町からやってきました。
沢山の荷物と一緒に車で海を渡ってきたのです。

子どもたちに楽しんでもらえるように準備も念入りです。
朝から晩まで美術館にこもり、
大工仕事をしたり、オーディオ・セットをチェックしたり。
内容は本番までヒミツですが・・磯崎さんの前にある謎の○○○。
これは一体なんでしょう?(C.M.)

2007年7月24日

未来のアーティストたち

今日は横浜市にある
橘学苑高等学校デザイン美術コースのみなさんが見学に来てくれました。
普段から自分が制作することでアートとは近い位置にいながらも、
なかなかアーティストの作品を見る機会が少ないという皆さん。
リキテンスタイン作品で正方形の画面の構成をじっくり考えたり、
スゥ・ドーホー作品の布を触って質感を確かめたり、
実感を持って鑑賞してくれました。

《明日の神話》では、
ホテルのロビーに飾られるはずだったと話すと、
「ロビーにこれがあったら怖い」との声。
そこから、なぜ明るいはずのホテルのロビーに飾るために
あえてこの作品を描いたのか、
画面の左側の明るい雰囲気のイメージや、
「明日の神話」というタイトルなどから、
ちょっと考えてくれたようでした。
また、「岡本太郎は一体いくらでこの仕事を受けたのか」
という質問も飛び出しました。
こうした、作品が飾られる場所のイメージのことや
制作の契約金額について思いをめぐらしながら鑑賞するのは、
やはりみんなが作品を制作する側の人、
つまり未来のアーティストだからなのでしょう。

これからも、たくさんの美術作品を見て、
感性を磨いていってくださいね。
(武)

2007年7月22日

今年も恒例のワークショップ!!

子どもたちの夏休みが始まり、
美術館の中にもにぎやかな声が
溢れるようになりました。

さて今年も恒例の“夏休み子どもワークショップ”
が近づいてきました。
今年は8月3日、4日、5日の3日間。
“眠りの森~こわくて楽しいヒミツの森をつくろう!”
という企画を考えてくれたのは、
アーティストは磯崎道佳さんです。

今年も参加者に加えて、ボランティアも募集したのですが、
驚くほど沢山の応募があり本当に嬉しい限りです。
美術館の活動はこういう方の熱意に支えられている・・!と感じます。

応募してくださったみなさん、どうもありがとうございました。
そして残念ながら定員の関係でご期待に添えなかったみなさん。
本当にごめんなさい。ぜひまたの機会にどうぞよろしくお願いします。
(C.M.)

2007年7月19日

美術図書室でお気に入りの1冊を!

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今日は、港区立赤羽小学校4年2組のみなさんがやってきました。
昨年も展覧会鑑賞にきているため、今回はどんな作品にであえるか
始まる前から、わくわくしている様子が伝わってきました。

作品から感じたことや発見したことをみなさん積極的にお話してくれて、
鑑賞も大いに盛り上がりました。

今回は、引率の図工教諭のリクエストで、
普段学校の図書室では味わえない、
10万冊という蔵書数を誇る現代美術館の
美術図書室も作品鑑賞後に見学。

一人ひとりお気に入りの展覧会カタログなどをみつけ閲覧しました。
なかには、新聞のアート記事の切り抜きを集めた冊子に興味を示し、
「こんなにたくさんの記事を集めてあるなんてすごい!」と感心している子もいました。

美術館は、展覧会だけでなく、様々な美術の情報にも出会える場所。
それが、少しでも伝わったかなと思います。
美術図書室にもいつでも遊びに来て下さいね。(G)

2007年7月 6日

感性を育み、より良い看護を

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この日、団体鑑賞で当館を訪れたのは、
東邦大学医学部看護学科の将来看護師を目指す皆さん。
この学科では、人間性を養い感性を培うことを目的に、
文化講座が設けられており、音楽、美術(絵画)、
演劇など7つが用意されているそうです。

今回は、このうちの美術を選考している学生さんが
作品鑑賞に来てくれました。豊かな感性が育まれる事で、
患者さんの気持ちを理解し、病気以外のお話に耳を傾ける
姿勢も培われると思います。

学生の皆さんは、普段の授業では、主に水彩画をやっているそうで、
現代美術に触れるのは、ほとんどの方が初めて。
作品を前に対話形式で鑑賞してまわりました。
どの方達も反応が良く、いろいろと作品から感じた事を
お話してくれました。
自由鑑賞の時間でも、一人ひとりとても熱心に作品と
向き合っていました。写真撮影O.K.の作品の前では、
みなさん撮影に興じる場面も。

医療の現場は、治療中心の生活になりがちですが、
こうした豊かな感性を持った看護師の方達が、
現場にいる事で、療養環境も変わっていくのではないでしょうか。
                                (G)

2007年7月 5日

どんな材料でできてる?

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学年ごとに3日間連続で見学に来てくれた、
港区立御田小学校。
ほんの3ヶ月前に小学生になったばかりの1年生をはじめ、
2年生、3年生が日替わりでやってきました。
初めて美術館に来たという子ばかりで、
目にしたものすべてに盛り上がります。

アトリウムのスゥ・ドーホーの作品でも、
じっくり観察し、
石を積んでできている様子が、
刺繍によって表されているということに気づいてくれました。
また、作品に使われている布はどのぐらいやわらかいのかを、
自分の洋服や学校の帽子を触りながら考えました。
そのあとで実際の作品に使用されている布のサンプルを
みんなに触ってもらうと、
「もっと硬いと思った」という子もいれば、
「思ったよりやわらかい」という子もいて、
見ているときに感じる布のやわらかさはそれぞれ違っていたようです。

その後も《明日の神話》で生き物探しをしたり、
最後まで現代美術を満喫してくれました。
(武)

2007年7月 4日

太郎に弟子入り!?

ぶろぐ.JPG
午前中の港区立御田小学校の団体鑑賞に引き続き、
午後は港区立小学校図工部会鑑賞研究会の一環で、
港区の図工の先生14名がご来館下さいました。
参加者の半数近くが、個人的に当館に来館経験があり、
また生徒を引率して来館したことがある方も2割程いらっしゃいました。

今回は、コレクション展の鑑賞ばかりでなく、収蔵庫などの
バックヤードや蔵書10万冊を誇る美術図書室の書庫なども
ご覧いただき、美術館の役割や仕事の一端を垣間みて頂きました。

コレクション展で展示中の岡本太郎《明日の神話》を鑑賞中、
研修に参加していた先生のお一人が、昔、太郎に弟子入り
志願をしたことがあると教えてくださいました。
でも、残念ながらお断りされたそうです。

研修の先生の中には、初任の方もいて、こうした機会はとても
勉強になるとおしゃっていただき、美術館の取り組みを知って
もらえる良い機会となりました。                                
                                (G)

2007年7月 3日

目指せ学芸員!

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江東区立東陽中学校で進路学習の一環として行われている
「TOYO寺子屋」に講師として招かれ「美術館(学芸員)の仕事」に
ついてお話してきました。美術関係の他に、助産士や図書館司書など
10数名の様々な職業の方々が講師として招かれ授業をしました。

東陽中学校では、仕事をすることの喜びや大変さ、意義など現場の
方から直接お話を聞いて、将来の進路選択に役立てる事を目的に、
この寺子屋を実施しているそうです。中学生という多感な時期に、
現場の職業人の生の声を聞けるこうしたチャンスは、将来の仕事を
意識する上で、とても意義ある取り組みだと思います。

学芸員の仕事についてお話しする前に、美術に関わる仕事には
どんなものがあるかを考えてもらいました。「彫刻家」「画家」「ねんどを
作る人」「作品を運ぶ人」「作品を直す人」「イラストレーター」「マンガ家」
などなど、美術の仕事と一口にいってもみんなのイメージもそれぞれでした。

美術館の役割や普段の仕事の様子など、スライドや映像を
交えての約1時間の講義。終了後、将来学芸員になりたいと
思った人と質問をしたところ、2人の生徒が手を挙げてくれました。

今から学芸員を目指せるなんて、ちょっとうらやましく思いました。
                                    (G)